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Global Energy Summit 2025開催報告 ~都市型MBA校の魅力~

こんにちは!MBA2025の竹内です。

この記事では、私がGlobal Energy Summit 2025というスピーカーイベントを開催した経験をシェアします。

記事を通じて

  • Club活動は気づきとネットワークの宝庫であり(かつ参加ハードルは低いので)お勧め!
  • 「都市型の欧州MBA校」というLBSの魅力!
  • (最後にちょっとだけ)SustainabilityとLBSでの経験!

について、私がMBAを1年半終えて感じたことをお伝えしたいと思います。

Global Energy Summit (GES)について

GESは、LBS Energy & Environment Clubが主催する、エネルギー・サステナビリティをテーマとした年に一回のフラッグシップイベントです。

同ClubのSenior ExCo(リーダーシップチーム)の一員として、同級生のDeema(中東オマーン出身のMBBコンサル)と2人でGESのCo-Lead(総責任者)を務めました。有志活動として上下関係がない環境で、10人のグローバルチーム一丸となってイベントを作り上げた成功体験は、今後の糧となったと感じます。

スピーカーとしてPetrobras AmericaのCEO、BP VenturesのMD、エネルギーStartupの創業者CEO、InvestecのHead of Commodities、スイス証券取引所グループのESG部門長、チャタムハウス (The Royal Institute of International Affairs)の中東専門家など、第一線級の実務家/研究者を20名ほど招待し(全員無償で参加してくれました。これもMBAのすばらしさ!)、LBSのDean(学長)も挨拶に駆け付け、当日は200名強が会場に集まり、Keynote/Panel/Networking Session(飲み会)を通じて、Future of Energyを熱く議論しました。

ここらで、通常ですと、「前年比〇〇」だったり「過去最大の〇〇」という形でイベントの盛況ぶりをアピールしたくなるところですが、今回は控えたいと思います。

Global Energy Summit  2023(前年)について

…というのも、私自身がその前年のGESの運営チームの一員だったから。また、それ以上に、昨年のGES総責任者は、同じくJapan Clubの先輩である渕野さんでありました。

1年前に渕野さんがGES2023の経験を記事にしていましたので、紹介します。

「(クラブの記録に残っている限りでは)日本人として初のConference Leadに選ばれ、クラブを代表して」

とあり、2年連続で日本出身者がLeadを務めるのは珍しい流れなのだと思います。

「Energy & Environmentクラブは在校生&卒業生合わせて3,824人(2024年2月時点)が所属するLBSでも指折りのプロフェッショナル・クラブ」

「“Global Energy Summit(GES)”は学生が開催するエネルギー関連のイベントではロンドン最大級であり、年に一回のフラッグシップイベント」

とあり、

「そんな大きな期待と重圧のかかるサミット総責任者(Conference Lead)及び運営委員(Executive Committee)は多数の応募者の中から書類審査、面接試験、クラブ・プレジデントによる最終セレクションといった厳正なプロセスを経て選ばれます。」

と続きます。

これを読み、あらためて身が引き締まる思いがします。

Club活動(の参加ハードル)について

ただ、Club委員の選出プロセスがここまで「厳正」なのは珍しいパターンだと思います。

今回、この点は敢えて補足させていただきます。

私の場合は、Clubのリーダーシップチームがクラスメート(*)で、彼らに声をかけられ、同時にGES-2023運営チームとして仲良くなったDeemaからCo-Leadとして誘われた、という経緯でした。

(*PresidentのPhoebeはナイジェリア出身の素敵な女性でShellのエンジニア、TreasurerのTomはイスラエル官僚のエコノミスト。二人とも同じStreamでした。)

LBSのClub運営はStudent-ledであり、そのStudentは1-2年のサイクルで完全に入れ替わります。PresidentとTreasurerは選挙で選ばれることが多く、Competitiveな雰囲気を感じますが、通常のExCoメンバーであれば「やる気がある」ことが必要十分条件だと思います。「何かやりたいという気持ちがある人が、Clubというプラットフォームを使って活動している」というイメージに近いと思います。

かくいう私も、素材メーカーで営業・企画を10年ほど経験してMBAに来ており、エネルギーのエの字も知らない完全な未経験者でした。Sustainability・Energy Transitionに関心があり、欧州やグローバルでこうしたテーマがどう語られているのかを知りたいという思いがあり、その思いだけでClub活動に参加しました。

Club活動(課外活動)の魅力

これと同じ目的意識で、欧州ベースのClimate Techスタートアップ(Granular Energy社)で10か月ほどインターンもしました。同社Co-Founder & CEOのTobyはイギリス出身でPhDを持ち、GEでの研究職を経て3社のエネルギー関係スタートアップとNPOを立ち上げたシリアルアントレプレナーです。彼に伴走する形で、社内の意思決定(VC代表である取締役会の説得)、客先回り、市場理解・プロダクトの現地化、出資含むパート-ナー契約、などに取り組んだことは貴重な経験であり、非常に学びが多い時間でした。

こうして、Club活動やインターンを通じて、今までは想像もできなかったような人と知り合いになり、知見に触れることができました。

私のように完全なる未経験者が、興味があるというだけで飛び込めること(ハードルの低さ)は、Club活動の本質的な魅力であり、MBA留学のすばらしさだと思います。

見知らぬ地で、誰に連絡をしても、何に応募しても、門前払いされることなく話を聞いてもらえたことは、「LBS MBA生だから」という理由だと思います。これはMBA生の特権だと感じます。

「都市型の欧州MBA校」というLBSの魅力!

上述の通り、MBA留学は、経営に関する幅広い分野を教室で学ぶこともさることながら、「MBA生の特権」を活かした2年間(ないし1年間)の経験もその価値の大きな部分を占めると思います。

その点、LBSでは、GESのようなスピーカーイベントが大小はあれ常にどこかで開かれています。講義としても一線級の実務家がゲストスピーカーにくることが多く、経営者がメンターになってくれるプログラム、審査員が大手VCのCapitalistのピッチコンテストなど…、例には事欠きません。これらは、オフィス街に近い都市型MBAならではの特徴だと思います。

インターンをするにしても、授業が終わって、その20分後にはインターン先のオフィスでミーティングをしているといったことが可能でした。都市部に近いほど、いろんな意味で選択肢の幅は広くなるのではないかと思います。

プログラムのFlexibilityの高さが、こうした経験の選択肢の幅を更に広げていることは、説明不要かと思います。

まとめると、MBA生という特権を活用して2年間色々と経験をする場として、

・都市型

・Flexible

という2点においてLBSは最適な環境です。

ここに、

・欧州、Diversity(世界中の人と議論を交わしてみたい等)

という観点が加わる方にとって、LBSは唯一無二のMBA留学先になると思います。

この記事においても、敢えて登場人物の名前とバックグラウンドを書いてみました。いかにLBSが世界中から人が集まった環境であるか、少しでも伝われば嬉しいです。

Sustainability & Energy Transitionについて

この記事ではGESの今年のテーマや語られていた内容などの話を割愛しましたが、一言だけ。LBSにきてSustainability・Energy Transitionといったテーマについて世界中の人と意見交換できたことは、大きな学びの一つでした。

・日本にいると「世界の潮流はこれ」という単純化された見方をしがちでしたが、地域や立場によって大きく見方や考え方が異なること

・やはり安易にイデオロギー的な論調になりがちな話ではある一方、GESに参加するような実務家・研究者には、共通して根底に徹底した現実主義があり、Virtue Signalingと呼ばれるような見せかけの行動に警鐘を鳴らしつつ、「マーケットメカニズムを大前提としながら、Incremental Improvementでは到達しないシステム上の最適にいかにもっていくか(レジーム転換を起こすか)が問題だ」といった姿勢を共通して持つ

といったことを感じました。

授業として「Energy Markets: Transitions to Sustainability」も面白かったですし、「Finance & Sustainability」「Managing & Investing in Responsible Business」といったESG投資絡みのテーマを扱う授業を履修予定で、今から楽しみです。Electiveの豊富なラインナップもLBSの特徴の一つと思います。興味に応じて深掘りできる環境であり、自信をもってお勧めします。

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