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Global Business Experience (GBE) ペルー・リマ編

Global Business Experience(GBE)とは?

GBEは、MBAの2年目の必修科目であり、約1週間の海外研修プログラムです。MBA2024では、以下の15の選択肢が提供され、テーマ、都市、渡航時期(9月~翌6月まで)等を考慮して、自身の希望に沿って各自で選択し、Bidする形式となっています(他のElectiveと同様にポイントを配分する)。London CAPと並ぶ、Experiential Programmeの目玉と言えるプログラムです。

テルアビブ、ヨハネスブルグ、ブエノスアイレス、サンパウロ、チューリッヒ、アテネ、ドバイ、リマ、アクラ、シンガポール、ケープタウン、カトマンズ、ボストン・ニューヨーク、パリ、ストックホルム

GBE リマを選択した理由

私がリマを選択した理由は3つあります。1つは、地域です。せっかくなら、なるべく日本から遠い所に行きたいと考え、南米とアフリカの2大陸に絞りました。

2つ目は、プログラム構成です。GBEは、MBAプログラムのみの渡航先と、他プログラム(EMBA、MiF等)へも開かれている渡航先に分かれており、これを機会に他ストリームの知り合いを増やしつつ、同じストリームの友達とも仲を深められたらと考え、MBAプログラムのみのものに絞りました。

3つ目はテーマです。リマのGBEは、‘Reinvention in Turbulent Times’という、経済や政治情勢が不安定な中におけるビジネス革新という大テーマがあり、その中でも自身の関心のあるインパクト投資にも焦点があてられることが決め手となりました。サステナビリティをテーマとしたストックホルムとも非常に悩みましたが、より関心に近いリマを最終的には選択しました。

プログラムの内容

プログラムは大きく分けて、①スピーカーセッション(講演、講義、パネルディスカッション)、②企業訪問、③コンサルティングプロジェクトで構成されています。朝は7~8時台に始まり、夕方は20時頃まで続く日も多く、もちろん自由時間もありますが、想像していたよりハードなスケジュールでした。全体としては、鉱工業を中心とした伝統的な企業と、ベンチャーやインパクト投資のエコシステムといった対照的なスピーカー陣・訪問先で、ペルーという国の成功と課題が浮き彫りとなっていたように感じました。以下では、①、②について写真と共にプログラムの一部をご紹介します。

スピーカーセッション

インパクト投資パネル:ペルーのインパクト投資業界からパネリストを招き、ペルーにおけるインパクト投資エコシステムの現状と課題について議論。

レアアース:EV開発に欠かせないレアアースの開発プロジェクトについてCEOが講演。

企業訪問

Buenaventura:銅鉱山などの鉱山開発を手掛ける。息子がMiFのアラムナイという理由で、CEO自らが講演。

UNACEM:ペルー最大のセメント工場を訪問。石灰石の山の背後に巨大なプラントがあり、規模に圧倒される。

Universidad de Ingenieria y Tecnologia (UTEC) :ペルーの技術工科系の大学。スタートアップのハブの役割も果たしており、学長がペルーの政治・経済の現状などについて講演した後に、キャンパスツアーを実施。

コンサルティングプロジェクト

GBEのプログラムの目玉は、現地企業へのコンサルティングプロジェクトです。渡航前からクライエントと打合せ/スコープのすり合わせを行い、5人チームで最終日のプレゼンに向けて、クライエントとの各種打ち合わせ、調査、資料作成に当たりました。

私がアサインされた企業は、現地のアーリーステージのスタートアップ投資に特化したインパクト投資ファンドであるAVP Venturesです。プロジェクトの目的は、ファンドのインパクト測定メトリックを作成することでした。

私自身、昨年からインパクト投資に関連する機関でインターンをしていた経験もあり、グローバルなインパクト投資のフレームワークや方法論、他社のベンチマークなどを活用して資料を作成しました。これまでの学びを実践する機会とすることができ、とても充実したものになりました。また同じチームにはMBBのコンサルタントも複数名いたため、戦略コンサルタントのMBA同期からも課題へのアプローチについて多くのことを学ぶことが出来たと感じています。最終プレゼンでも、クライエントからとてもポジティブなフィードバックを受けることが出来、真剣に取り組んで良かったなと感じました。

最後に

もちろんプログラム自体、とても学びの深いものでしたが、ペルーという国やリマという街にも魅了され、リマの滞在自体がとても楽しかったです。

ペルーは、「世界で最も美食を楽しめる国」とも呼ばれ、中でもNikkeiと呼ばれる日本食とのフュージョンがとても人気を集めています。MBA同期とペルー料理体験をしたり、クライエントから現地のNikkeiレストランに連れて行ってもらったり、色々なレストランを訪れ、ペルーの美食を堪能しました。

また、プログラムの中でインカ帝国の歴史的史跡を訪れる機会を通じて文化や歴史に触れることが出来たり、自由時間ではMBA同期と遊んだりと、とても濃密な時間を過ごすことができ、思い出に残りました。

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