Zebra Housingの紹介
ロンドンの家賃は高いです。受験生・合格者の皆様も、ロンドン生活の費用を考えるうえで、ハウジング費用には頭を悩ませることと思います。
LBS Japan Clubのスポンサーである日系不動産会社のロンドン東京プロパティサービスを利用されている人も多いです。
本記事では、Japan Clubコミュニケーション担当が個人的に利用している"Zebra Housing"を紹介したいと思います。
Zebra Housingとは
Zebra Housing Associationは、外国からの留学生にハウジングサポートを提供する非営利組織です。
ロンドンに5つのアパートを所有しており、50年以上留学生をサポートしてきた実績があるそうです。入居者は全員が海外籍で、単身だけでなく、パートナーや子供がいる方も多くいらっしゃいます。特に発展途上国からの留学生とその家族は、留学中に経済的な困難に直面することが多いため、サポートに力を入れています。
入居者のほとんどは博士号または修士号の取得のために勉強しています(2021年2月現在、博士号を取得して大学に勤務しているいわゆるポスドクにも門戸を開いています)。LBSだけでなく、キングス・カレッジ、LSE、王立音楽院などを含むロンドンの主要な教育機関のすべての学生に住居を提供しています。
Zebra Housingを利用するメリット
- とにかく家賃が安いです。相場の50~80%程度だと思います。
- ロンドン中心部の5つのアパートを運営しており、いずれも公共交通機関や地元のアメニティから徒歩圏内です。
- 特に筆者が利用しているJeannine HouseはLBSのSammy Ofer Centreからわずか2~3ブロック程度の距離にあり、生活に必要なすべての施設が徒歩5~10分圏内です。また、Regent’s Parkのすぐ北側に位置するImpala Houseも、LBS徒歩圏です。
- 入居と退居が非常にフレキシブルです。不確定要素の多い留学生活に配慮して、1年を通して入居者を募集しています。また、28日前までに連絡すればいつでも退居可能です。通常、家の契約は半年から1年の契約を結ぶことが多いので、これは非常に親切だと思います。
- Zebra利用者のコミュニティができており、LBS以外の学校に通う学生と知り合うことが容易になります。単身者、パートナーや配偶者と同居している方、子供がいる方など、多様な家族が集っており、全体でひとつの家族のようなコミュニティが形成されています。Zebraの元入居者の子供がZebraの入居者になったこともあるそうです。
Zebra Housingを利用するデメリット
- ある意味「寮」に近い環境であるため、トイレやシャワー、共用掃除機の使い方に不満を抱える人もおられるようです。筆者が利用しているJeannineでは、ゴミ捨てのマナーが悪い利用者がおり、ゴミ捨て場から近い部屋の入居者から不満が出たことがありました。なお、メールによって状況が周知された後、すぐ改善されました。
- 部屋の競争率がものすごく高いです。利用したい旨を公式ウェブから連絡しておくと、空き部屋が出次第メールで連絡をくれるのですが、一瞬で埋まってしまいます。筆者は今の部屋を契約した際、メールが来て3分で返信し、写真のみで内覧、即決する必要がありました。
何より良いところは、留学生が海外で感じる孤独やストレスを運営側が理解しているということです。備品の交換や、COVIDに対する対応でも、運営側が学生に細やかな配慮をしていることが感じられ、生活の安心感に繋がっていると思います。
これから留学計画を立てる方は、ぜひ検討されてはいかがでしょうか。詳細は以下の公式ウェブをご参照ください!
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