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MBA受験体験記No.8 / 社費 / コンサル

基本情報

年齢(出願時):28歳

性別:男

出身業界:コンサルティング

職務内容: コンサルティング

職歴(出願時):6年

留学形態:社費

海外経験: 大学時代に交換留学(ニュージーランド半年、ベトナム半年)

出願校:LBS, CBS, Booth, Haas

合格校:LBS, Booth

GMAT:700 (M: 49; V: 35)

IELTS:8.0 (L: 8.5; R: 8.5; W: 6.5; S: 7.5)

奨学金:無し

LBSキャンパスビジット:合格後に実施

会った在校生/アラムナイの数:5人くらい

Why MBA?

  1. 漠然とした憧れと降ってきた機会
    大学時代の交換留学があまりに楽しく、どこかのタイミングでもう一度留学をしてみたいと思っていました。新卒で入社したコンサルティングファームでは比較的年齢の近い先輩お二方がトップスクールに合格され、自分にもMBAという選択肢があるということに気が付きました。ただし、この時点では受験の時間的負担や2,000~3,000万円という金銭的負担を現実的には思えず、アクションには移しませんでした。新卒で入ったファームから2社目のファームに転職する際、2社目のファームにはMBAのスポンサー制度があることを知り、それならばと受験してみようと思いました
  2. コンサル以外の仕事の仕事を試す
    これまでのキャリアで一貫してコンサルティングの仕事をしてきました。コンサルの仕事を楽しんでいる一方で、それ以外の仕事で自分が楽しく感じるのか、価値を出せるのかは常に興味があることでした。コンサルを辞めるという選択肢は無かったので副業に挑戦したこともあったのですが、本業をやりながら副業をするだけのキャパシティは自分にはありませんでした。MBAはキャリアを継続しつつ、ノーリスクで新しい仕事に挑戦できる2年間を手に入れられる魅力的な選択肢だと考えてました
  3. 英語コンプレックス
    2社目のファームでは英語環境でプロジェクトを行うことも多く、本来の実力を発揮しきれないことにフラストレーションを感じていました。ファームには海外大卒や帰国子女が多く、日本の田舎生まれのコンプレックスを感じていたのですが、そんなことを言っていても仕方ないので英語圏のMBAに行くことにしました

Why LBS?

  1. フレキシブルなMBA
    上述の通り、ハードにアカデミックを頑張りたいというより、経験したことのない仕事をしたり、留学生活を楽しむことがMBAの目的でした。ゆえに、①2年制のMBAであること、②カリキュラムが厳しすぎないことの2点を満たすスクールを重視しました
  2. 大都会のMBA
    図書館に籠って学説を学ぶというよりは、都市に実際に出て行って/あるいは都市で働くビジネスパーソンと協働して知見を得るという学習・成長を志向していました。ゆえに、地方都市の大学というよりは、ビジネスの中心地にキャンパスのある大学を重視しました
  3. ヨーロッパのMBA
    「どこに住むのが楽しいか」という観点でもスクールを絞りました。会社のアメリカ研修・ヨーロッパ研修それぞれに参加したとき、アメリカでのチームワークはアメリカ中心で、ヨーロッパはダイバーシティがあり、自分はヨーロッパの方に居心地の良さを感じました。将来的にアメリカで働きたいという野心もないため、ここでGet out of comfort zoneをする必要もないと考えました

受験スケジュール

  • 2020/10: 転職先のファームにMBAのスポンサー制度があることを知り、MBA受験を決める。先輩に相談し、1カ月の休職期間にIELTSの勉強をして受験(IELTS: 8.0)
  • 2020/11~2021/12: 1年間戦略コンサルの仕事にキャッチアップすることにフォーカス。MBA受験への投下時間はゼロ
  • 2022/1: 新ファームで初プロモーションを果たし、MBA受験を正式に(?)決断。元日にYESに申し込み。ここから土日に週1-2回通う(全16回)
  • 2022/3: YESが落ち着いてきたところでAffinityに通学(CR/ RC)
  • 2022/4: 長期間従事していたプロジェクトが終了し、1カ月の“GMAT休み”を取得。1週目で680点、4週目で700点を取得(出願スコア)
  • 2022/5: 上振れを狙って3度目の受験、680点。1カ月間根を詰めて取り組んだ700点を仕事をしながら超えられるイメージも無く、このタイミングでGMATを卒業
  • 2022/6: Edと協力してResume/ Essay/ Recommendation letterの作成を開始。このあたりからファンドのDD案件が続き、進捗は亀に・・・
  • 2022/8-9: CBS, LBS, Booth, Haasに出願
  • 2022/10: CBS, LBS, BoothのInterview invitationを受領。Nishとひたすら練習。CBSに落ちてやや落ち込む。
  • 2022/11: LBSの合格通知。嬉しい。HaasのInterview invitationを受領。第一志望であるLBSからオファーをいただいていたので辞退のご連絡
  • 2022/12: Boothの合格通知。嬉しいが悩ましい
  • 2023/1: 後悔無きよう年末年始をかけてLBSとBoothのどちらに行くか検討し、LBSに進学を決定。MBA受験終了

受験対策(予備校、カウンセラー、エッセイ、他)

  • IELTS:
    • Listening: 問題形式が特殊なため、過去問を3回分くらい解いてIELTS力の引き上げを行いました。自分はリスニング力が高くない自覚があるのですが、きちんと過去問のパターンを覚えたことで納得のいくスコアが出ました
    • Reading: 出る文章のパターンが決まっているため、過去問を3回分くらい解いてわからない単語は暗記しました。スコアは納得もReadingは反省が多く、ここでGMAT RCの基礎をキッチリつくっておくべきだったと思っています。GMATのReadingはIELTSとは比べ物にならない難しさのため、IELTSは技術に頼らず9.0を出せるような骨太な力をつけておけばよかったと思います
    • Writing: 一番難しいパートのため、Writingの本を買って勉強しました。採点基準がよくわからないため、L, R, Sで点を取りに行く戦略が良いと思います
    • Speaking: DMM英会話でIELTSの過去問をもとに毎日訓練しました。ある程度続けるとIELTSの出題範囲をすべてカバーできるので、そこまで来るとトピックに関係なく安定してスコアが出せるようになると思います
  • GMAT:
    • V-SC: 最も得意なパートでスコアは90%ileくらい出て、時間もかなり稼ぐことができました。YESに16回通ってその問題をやり尽くしました。SCについてはYES以上やる必要はなく、逆にYESより早いアプローチもあまり無いように思います
    • V-CR: 同じく得意なパートでスコアは95%ileくらいまで出ました。Affinityに通って対策しましたが、普段からロジカルシンキングの世界で生きている人は敢えて予備校に通わずともを読んで過去問を解けば十分と感じました
    • V-RC: テストスキルが生きず、本格的な英語力が求められるために最も苦労したパートです。出願スコアでも30%ile程度で、時間的にもかなり足を引っ張りました。とにかく文章が難しく時間がタイトで、正直成すすべもありませんでした。英語弱い勢はRCは最低限足を引っ張らないレベルを目指し、SC, CRで突き抜けるのも一つの戦略かもしれません。私はRCで足を引っ張らないことを目指してAffinityを受講し、これには一定の価値を感じました(良いスコアが出せていないのが心苦しいですが)
    • M: J Mathを2周してから過去問を解きました。昔のレポートを読むと日本人は51点余裕等のコメントもありますが、自分は最終スコアが49点でした(インド・中国の台頭でスコアが難化しているという噂も)。実際にGMATで苦労している人はMathが50に届いていない人が多い印象もあり、数学が大得意という自負が無い限りはきちんと対策するのが吉と思います
  • 出願書類:
    • Edにサポートいただいてすべての書類を準備しました。基本的にはすべて書面コンサルティングで、私がドラフトしたものにコメント・エディットしていただくような形で進みました。カウンセラー選びはGMAT以上に選択肢が多いと思いますが、Edを選んだことでマイナスになることは無いように思います。私が感じたEdのバリューは日本人の合格/不合格レベルを熟知していることで、Edが「これで良し」と言うまで磨き上げ、水準を超えたら提出するというペースを築くことができます。エッセイはいくらでも時間を掛けられてしまうため、合格の基準を持てたことは時間効率としても非常に良かったです
  • インタビュー:
    • 基本質問に対する回答を用意したうえで、Nishとひたすら練習しました。インタビューのクオリティはコンテンツ×デリバリーで決まると思っており、自分の場合にはデリバリー部分の改善余地の方が大きいと感じていたため、とにかく数をこなせることを重視してNishにサポートいただきました。NishはMBA受験というよりは英語の先生が出自のため、非常に親身にサポートをいただくことができ、満足しています。

受験プロセスで最も苦労したこと

タイムマネジメントに最も苦労しました。コンサルタントとして勤務しながらGMATの勉強やエッセイ執筆、インタビュー準備をするのは想像以上に大変でした。というか、私のキャパシティで平日の帰宅後や土日に余暇なくGMATの勉強することは不可能でした。そこで思い切って”GMAT休み”を1カ月とったことがブレークスルーで、MBA受験に集中する期間をつくることでその後のプロセスを非常に楽に進めることができました。誰もが同じ戦略が取れるとは思わないですが、激務系の仕事をされている方こそ、仕事とMBA受験を両立“しない”という戦略も視野に入れて考える余地もあろうかと思います

受験生へのメッセージ

  1. 他人と比べない
    MBA受験のスタート地点は本当に人それぞれで、それゆえに自分が弱いところでは痛みを感じます。私が一番苦労したのはGMATでしたが、会社の同期2名(二人とも英語ネイティブかつ頭良い)は週末に数カ月勉強するだけで700+の点数を取っていました。人によってはTOEFL/ IELTS, 人によってはエッセイや推薦状で苦労することもあると思います。他人ができることができないのは落ち込むこともあるかと思います。しかし、あくまでもゴールは期限までに総合的にオファー基準を満たすことであり、そのスピードが評価されるわけではありません。ですので、苦手な所には時間を掛ける、あるいは後述のように戦略的に手を抜くことも選択肢として検討すべきと思います

  2. 完璧主義より戦略
    自分の場合は英語力がどうしても足りず、GMATのRC及び結果としてのGMATで理想のスコアを取ることができませんでした。その分RC以外に力を入れましたが、それでもスコアは理想までは伸びませんでした。しかし、自分はバックグラウンド・エッセイ・推薦書で差別化できる自信があったため、GMATについては中途で止めることにしました。結果として仕事とMBA受験を両立したうえ満足の行く結果を残すことができました。テストもエッセイも完璧を求めればどこまでもできますが、どこに力を入れ、どこに入れないかを決めることも同様に重要と思います

  3. 人に頼る
    ビジネススクールはネットワークの重要性を強調しますが、MBAのアプリケーションはそれの最たるものと思います。私はMBA受験がそれなりにうまく行ったと自負していますが、その鍵はアラムナイの方々とのネットワークでした。特にLBSのアラムナイは前職の先輩や現職のプロジェクトメンバーを含めて複数が近い距離にいらっしゃり、彼らからのTipsや生の情報がアプリケーションの差別化に繋がったと感じています。Admission自身もこのようなネットワークを活用することを強く推奨しており、身の回りにアラムナイがいれば、徹底的に頼らせていただくのが勝利の鍵かと思います。


ここまでお読みいただきありがとうございます。何か私で役に立てそうなことがあれば、いつでも遠慮なくご連絡ください

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