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MBA受験体験記No.4 / 社費 / 保険

基本情報

年齢(出願時):30歳

性別:男性

出身業界:保険

職務内容:示談交渉、代理店営業、新規事業など

職歴(出願時):6年+

留学形態:社費

海外経験:5年+

出願校:LBS、Cambridge、Cornell Tech

合格校:LBS、Cambridge、Cornell Tech

GMAT/GRE:740(V42/Q48)

TOEFL/IELTS:8.0(R8.5/L9.0/S7.0/W8.0)

奨学金:なし

LBSキャンパスビジット:なし

会った在校生/アラムナイの数:10名弱

Why MBA?

MBAに行く直前の部署で、身近にMBAを取得された先輩がいらしたのをはじめ、社内外の優秀な先輩方の圧倒的な知識量、アウトプット力、考え方に触れて、自己研鑽の必要性を強く感じました。また、学生時代は海外で過ごしたことはあるものの、海外で仕事をしたことがなかったため、世界の志高いビジネスパーソンと自分がどこまで伍して戦うことができるのか興味があり、挑戦したかったという想いもあります。

Why LBS?

多様性に満ちた環境に身を置き、自らの人間的な成長に繋げたいと考えました。英国の大学院でありながら英国出身者が10%程度しかいないなど、人種や出身国によって隔たりがないことを、卒業生訪問や大学院が主催するセミナーを通じて感じていました。また、ロンドンや国際的な金融街であり、フィンテックのハブでもあるため、将来のキャリアに役立つ人的ネットワークを構築できるのではないかと考えました。加えて、家族帯同で渡航するにあたり、治安、医療の状況、交通の便なども考慮しました。

受験スケジュール

2021

2022

12

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

Resume

 

 

 

 

TOEFL

 

 

 

 

 

 

 

IELTS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GMAT

 

 

 

 

 

 

 

Essay

 

 

 

OB訪問

 

 

 

 

 

 

 

面接

 

 

 

 

 

 

 

時期

 

主なできごと

2021年

12月

・AGOSのカウンセリング、無料WEB模試
GMAT – Overall 660相当(Verbal:80% / Quantitative: 60%)
TOEFL – Reading 30 / Listening 30

・iKnow!の有料会員に登録

・成績証明書を取り寄せ、信じられないくらい低いGPAに絶望

・GMAT Official Practice Test – OA 700 (V: 34 / Q: 50)

・濱口塾でGMATの勉強を行う傍ら、エッセイのドラフトに着手

2022年

1月

・TOEFL iBT 1回目 – OA: 101 (R: 28 / L: 28 / S: 20 / W: 25)

・GMAT 1回目 – Overall: 700 (V: 33 / Q:50)
Score ReportによりSCの正答率がVerbalのネックだと判明

・TOEFLのSpeakingを伸ばすためにE4TGに通いつつ、濱口塾の教材でGMATのSCの対策をする方針とした

・E4TGに申し込み、3月から受講開始となる

 

2月

・IELTS 1回目 – OA: 8.0 (R: 8.5 / L: 9.0 / S: 7.0 / W: 8.0)

・AGOSのカウンセリングを受ける

 

3月

・LBSのイベント(MBA Application Workshop)に初めて参加

・江戸義塾のEdに初めて連絡しカウンセリングを依頼

・E4TGでTOEFLのSpeaking対策を実施。効果抜群であった

 

4月

・GMAT 2回目 – Overall: 740 (V: 42 / Q:48)

・GMATは終了

・LBS、Columbia 、IESEのセミナーに参加

 

5月

・TOEFL iBT 2回目 – OA: 111 (R: 30 / L: 30 / S: 25 / W: 26)

・2月に受けたIELTSのスコアは、TOEFLに換算すると111よりも良いということで、2回目のGMATとIELTSのスコアで出願することに決める

・Essayの路線変更。保険会社で新規事業を行っていきたい、そのためにはテック企業との協業が必要、というストーリーに修正

・LBS、Cambridge、CBS、Kellogg、Boothのセミナーに参加

 

6月

・江戸義塾の推薦状・学校別対策セミナーに参加

・Edから初めてエッセイの合格をもらう

・直属の上司に推薦状を依頼

 

7月

・Essayのゴールが見えてきたため、面接に向けた準備を開始

・AGOSの夏祭り(US①)に参加

・AGOSの夏祭り(EU)にて、それまで話を聞けていなかったHEC、IMD、ESADE、Oxfordのセッションに参加

・Cornell Techのセミナーに参加

 

8月

・EssayのBreakthroughを得たため再び路線変更。今手掛けているプロジェクトが難航している原因を起点に、Why MBAに繋げた。

・インタビュー対策のためMatthewと契約

・LBSの在校生・卒業生主催のセミナーに参加

・AGOSの夏祭り(US②・Asia)に参加

・Cambridgeのセミナーに参加

 

9月

・Cambridgeに出願

・Meet LBS in Tokyoという、LBSのアドミ主催のイベントに参加

・LBSに出願

・Cornell Techのinformation sessionに参加

・Cornell Techの出願書類を仕上げる

・Cambridgeから面接のインビテーションを受領

・LBSのAdmissionのCarolineと1 on 1でのwebセッション。Company SponsorshipとGMATのスコアに興味を持っていた

・Webセッションの録音をEdに聞いてもらい、you did well, it seems very positiveとのフィードバックをもらう

 

10月

・受験仲間と面接練習を複数回実施。刺激を受ける

・Cambridge面接(Keith Goodall教授)

 

11月

・Cambridgeからオファーメールが届く

・Cornell Tech面接(卒業生)。面接時に教えてもらったメールアドレスに、御礼メールを送付

・LBS面接(卒業生)

・Cornell Techからオファーメールが届く

・LBSからオファーメールが届く。妻とEdとも相談の上、CambridgeとCornell Techは辞退することに。11/29をもって受験終了

受験対策(予備校、カウンセラー、エッセイ、他)

カウンセラー

私が正式にカウンセリングをお願いした江戸義塾のEdとMatthewの2人について、良かった点と依頼をするにあたって注意すべき点を記載します。

  1. Ed(江戸義塾)
    合言葉は「From good to great.」すなわち、「可」のレベルで満足せず、「最高」を目指せ、という熱い指導をいただけます。受講生の多さが情報量に直結しており、素晴らしい指導が受けられます。
    1. 良かった点
      1. 紋切り型のアドバイスではなく、一人一人に寄り添ったアドバイスを提供してくれる。
      2. 非常に多くの受講生を抱えているため、情報量が多い。(体感的には、日本でMBA受験をする人の2~3人に一人はEdと接点があるのではないか?)
      3. 全体的な受験戦略を見てくれるため、この話はエッセイで書いたから、推薦状はこうしよう、など、出願書類の各要素が「シナジー」を生むように気を配ってくれる。
      4. レスポンスが早い。何か事情が無い限りは、24h以内に返事がある。
    2. 注意すべき点
      1. 多くの受講生を抱えているがゆえ、少々雑な場面がある。例えば、エッセイを送ると一部を加筆し、最後に所見を何段落かにわたって記載して返してくれるのだが、所見の部分はおそらく音声入力で入力しているためか、話し言葉になっておりわかりづらいことがあった。
  2. Matthew Aldridge
    イギリス系ということもあり、語彙力・文章力は素晴らしいと思います。また、几帳面な性格であり、こちらが送ったメールの読みこぼしなどもほとんど無く、安心感があります。
    1. 良かった点
      1. Edと同じく、一人一人に寄り添ったアドバイスを提供してくれる。
      2. もともとは文章を書くこと生業としているようで、校正が非常に信頼できる。例えば、500 wordsのエッセイを書く必要があるときは、800 wordsくらいで書いてMatthewに送ると、500 wordsにまとめてくれる。
      3. 単価が比較的リーズナブル。
      4. レスポンスも早く、基本は24hr以内に回答をくれる。分量が多くても72hr以内くらいには見てくれる。
    2. 注意すべき点
      1. ついつい雑談比率が多めになってしまう。もちろんためになる話ばかりなのだが、セッションの冒頭で、「今日は面接練習を3周やりたいんだ。」などと言っておいた方が良かったかもしれない。

エッセイ作成

エッセイは、MBA受験においてスコアメイクと並んで最も重要な要素であると言えます。似たようなスコアやバックグラウンドを持つ受験生との差別化要素になるのが、このエッセイです。大きく分けて、「Why MBA?」と「Why XX School?」の2つの要素を盛り込む必要があります。

  1. Why MBA?
    「なぜあなたにMBAが必要なのか。」という問い。以下のストーリーになることが多い。一般的には、社費派遣生の場合は、2点目の「将来実現したいこと」は会社に戻ってやりたいことを書くべきとされている。なぜなら、学校側が当然抱く「なぜ会社はあなたをMBAに行かせるのか?」という問いに対する回答と整合しなくなるため。
    • ・自分はこれまでXXに取り組んできた。
    • ・その成功(失敗)を踏まえて、将来はXXを実現したい。
    • ・そのために、MBAでXXやXX(知識・スキル等)を獲得する必要がある。
  2. Why XXX School?
    「なぜこの学校を志望するのか。」という問い。前述のWhy MBA?の3点目で挙げた、MBAで得たい知識やスキルを獲得するために、この学校が最も優れているのである、というストーリーが自然。以下の観点を盛り込むことが多い。
    • ・プログラム内容、カリキュラム
    • ・課外活動
    • ・人的ネットワーク
    • ・立地

なお、エッセイを執筆するにあたっては、以下のサイクルが自分にとってベスト(時間効果が高い)であるとわかってからは、作成作業が非常に効率的になりました。

  1. 制限文字数*1.5くらいの単語数でドラフトを作成する
  2. Matthewに文字数を制限内に収めてもらいつつ、洗練された表現を提案してもらう
  3. Edにレビューしてもらい、足りない視点などが無いかを確認してもらう

受験プロセスで最も苦労したこと

スピーキングに不安があったため、面接対策を入念に行った。私の場合は、以下に記載するEdに勧めてもらった方法が一番しっくりきたので、こちらの方法で準備を行った。なお、本番は、Cambridgeは教授と、LBSとCornell Techは卒業生との面接であった。

  1. 「Walk me through your resume(通称:WMTYR)」「Why MBA」「Why XX School」の3つについて、2分程度で話せるようになる。
  2. 面接の質疑応答において中核となるストーリー(Core Stories)を、以下のテーマ1つあたり1~2個、合計で10個ほど作成する。これらをしっかりと覚えて、どのような質問が来ても、これらのCore Storiesの使いまわしで対応できるようにする。
    • ・Leadership(リーダーシップ経験)
    • ・Teamwork(チームで何かを成し遂げた経験)
    • ・Diversity(多様な環境で力を発揮した経験)
    • ・International(国際経験)
    • ・Conflict(チーム内の衝突を解決した経験)
    • ・Challenge(困難に立ち向かった経験)
    • ・Achievement / Contribution(大きな成果を挙げた経験)
    • ・Weakness(弱み)
  3. 上記以外にも、大学によってはイレギュラーな質問もある。以下に例を挙げる。
    • ・Who do you respect the most?
    • ・Tell me about a book that you read recently?
    • ・Tell me about the biggest threats and opportunities you see to the industry?
    • ・What’s the best piece of advice you have ever received?
  4. ひたすら練習し、アウトプットを繰り返す。私の場合は、一通り話せるようになるまでは妻に相手をしてもらい、話せるようになったら江戸義塾で知り合った受験仲間と練習をした。なお、江戸義塾には毎年面接練習用のLINE Groupができるので、Edまたは通っている生徒に言えばグループに追加してもらえる。

受験生へのメッセージ

MBA受験においては様々な局面において優先順位付けが必要となります。「今エッセイに取り組んでいて良いのか?GMATの勉強に集中したほうが良いのではないか?」など、迷いだしたらキリがないので、自分に合ったカウンセラーを見つけて相談しつつ、ひとたび決めたら自分を信じて進むのが良いと思います。最後になりましたが、受験プロセスにおいて、卒業生をはじめ多くの方にお世話になったので、私自身もpay forwardしたいと考えています。お困りのことがあれば、ジャパンクラブを通じていつでもお気軽にご連絡ください!

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