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MBA受験体験記No.10 / 社費 / メーカー

基本情報

年齢(出願時): 33歳

性別: 男性

出身業界: メーカー

職務内容:  プロダクトマネージャー

職歴(出願時): 9年

留学形態:社費

海外経験:イギリス1.5年 

出願校: LBS, IESE, Stanford, MIT Sloan

合格校: LBS, IESE

GMAT/GRE: GMAT:700(V:36/Q:49/IR:4/AWA:4.0)

TOEFL/IELTS: IELTS:7.0(R:8.0/L:7.5/S:6.0/W:6.5)

奨学金: 無

LBSキャンパスビジット: 無

会った在校生/アラムナイの数: 3名

Why MBA?

現社長や従兄弟がMBA取得者であることもあり、以前より興味は持っていた。

そんな中、しばらく途切れていた社費制度が再始動したことに加え、上司に勧められたこともあり、MBAについて本気で考え始めた。

短期的には、仕事上これまでの技術という立場を超えたスキルが求められるような立場になっており、改めて欠けているスキルを学び直したかったこと、

また、中長期的には経営に携わりたいと考えており、MBA取得はキャリアを中断しても挑戦する価値があるとの結論に至り、本格的に勉強を始めた。

具体理由は以下三点。

Business skillの獲得

短期的には、プロダクトマネージャーとして働く中で、市場調査や価格戦略などこれまでのキャリアで経験のないスキルが求められ、一度体系的にビジネススキルについて学ぶ必要があると感じた。

Global management skillの獲得

海外の会社とのプロジェクトをプロジェクトマネージャーという立場で推進してきたが、この役割をマネジメントの立場で担うためには、より規模が大きくグローバルなステークホルダーをマネジメントできるスキルが必要だと思い、海外でのMBA取得を考えた。

Strategy, Finance等の知識の習得

将来的に経営に携わるためには戦略を策定出来ることや、M&Aのためのファイナンスへの理解など、経営に必要な知識の獲得が必須だと考えた。

Why LBS?

Diversity

これまで経験してきたプロジェクトにて様々な国のステークホルダーと関わる中で、ダイバーシティに富んだ環境に身を置きたいという気持ちが強かった。

そのダイバーシティの豊かさで有名なLBSは学校選びにおいて非常に魅力的に映った。

Location

一度ロンドンに赴任した際、その生活のしやすさやスタートアップを含むあらゆるビジネスへのアクセスの良さが非常に魅力的だと感じていた。

MBAの生活を考えるとロンドンというロケーションは非常に有利だと思った。

Ranking

社費制度の規定上ランキング上位の学校しか受けることができなかったため、ランキングは非常に重要な要素だった。

受験スケジュール

2022年7月下旬:社費留学を前上司から薦められ検討開始。IELTS受験、OA 7.0取得。GMATが何かもよく知らないままとりあえず着手。GMAT攻略なる日本語参考書を一度通しただけでGMAT初受験(440点)。キャンセル。

2022年8月:マスアカ購入、G-prep中山先生の講座を契約。

2022年9月:ひたすらGMATに集中。

2022年10月上旬:模擬試験で600点前半しか取れず。G-prep中山先生に相談したところ、単語の勉強を薦められる。

2022年10月下旬:GMAT2回目(580点)。2023年の受験を真剣に諦めかける。帝国ホテルが嫌いになる。

2022年11月中旬:GMAT3回目(700点)で耐える。エッセイに着手。自分で探したコンサルにコンタクトして書き始めるも相性合わず作成難航。

2022年12月頭:とりあえずエッセイの第一稿ができるがあまりにしっくりこず、Edにセカンドオピニオンを聞いてみる。これではどこにも受からないと言われ、そうだよなと思う。Edと契約。

2022年12月〜2023年年始:仕事以外のすべての時間をエッセイにつぎ込む。クリスマス前2週間の海外出張で心が折れかける。行き帰りの飛行機の中でもエッセイを書き続ける。

2023年1月頭:4校のApplication提出なんとか完了(すべてRound 2)。提出後1週間くらい放心。

2023年1月下旬:インタビュー準備を始める。

2022年2月:Edと1回面接練習をする。Edに紹介してもらった同じくLBS受験者と面談練習を続ける。

2022年3月:各校Video Assessmentとインタビューを実施。

2023年3月上旬:IESEから合格連絡。Stanfordは書類落ち。

2023年3月下旬:LBSから合格連絡。MIT SloanからWaitlist入りの連絡(辞退)。

受験対策(予備校、カウンセラー、エッセイ、他)

スコアメイク

TOEFL/IELTS

全体的なスケジュールを考えると難しかったが、もっと時間を投入すべきだった。

R/L:日常的に仕事で英語を使っていたこともあり、苦労はせず。

S:仕事で英語を使っているため大丈夫だと思っていたが、IELTS用の対策をすべきだった(おそらく最低限伝わる簡易な表現しか使っていなかったためダメだった)。

W:テスト前に簡単なテンプレートを覚えていったが、付け焼刃すぎた。

GMAT・GRE

Q:マスアカを2周後はOfficial Prepを数回解いたところで点数が安定した。3回目の受験はOnline GMATだったのだが、カメラの画角から外れるなどでテスト中に何度も声を掛けられ、集中できなかった。こういうこともあるのでオンラインはおすすめしない。

SC:最後まで苦手だったが、G-Prepの中山先生講座の受講後、問題パターン等を整理でき、ある程度スコアが安定した。

RC:単語以外にあまり対策方法はなかった。GMAT重要単熟語をひたすら繰り返し、通勤時間もMikanを利用してひたすら覚えた。

CR:RC同様、単語が大事。GMAT重要単熟語が頭に入り始めたころに得点が安定したように思う。

GMATがどんなものかも知らないまま初回受験したあたり(回数制限があることさえ薄い理解だった)、あまりに情弱すぎた。ギリギリ間に合ったがスケジュールは全く参考にならないと思う。

単語の記憶量や問題パターンの理解が閾値を超えたところで、Prepの点数も上がってきた。ただ最後までボラリティの高い試験だという印象で、一定量をこなした後は回数制限に気を付けつつ、数を打つしか無いように思う。

カウンセラー

名前を伏せますが、最初のカウンセラーは最悪だった(おそらく相性だけの問題ではない)。

当初からEdのことは知っていたが、時間が無いこと(結局は回り道しただけだったが)と費用が高かったため、自分で探してきたカウンセラーを利用した。

本カウンセラーは複数回の面談を通して必要な情報を提供すれば各校のエッセイを書きあげてくれるというサービスで、出てきたエッセイを少し自分好みに修正するくらいで完成までこぎつけるかと考えていた。しかし、出てきたエッセイは全く腹落ち感が無く取って付けたようなエッセイだったため不安になり、Edにセカンドオピニオンをお願いしたところ、これではどこも受からないと言われ、ダメだという気持ちが確信に変わる。

Edの指摘が非常に的を得ていたように感じたため、最後1カ月でEdと契約。ほぼいちから書き直し。

最初は強調するポイントも要領を得ずひどいエッセイだったが、Edとのやり取りを通して磨かれていき、自分の腹落ち感も得た。

Edはフィードバックが爆速(夜中に提出したら次の日の朝には帰ってくるレベルの速さ)のため、時間がない中でも非常に高速にブラッシュアップが進み、納得感のあるクオリティまで達することが出来た。Edがいなかったら合格は無理だったと言っても良いと思う。

急がば回れ。

エッセイ

技術畑からプロマネを経験し、いくつか海外案件を回していたこともあり、アピールする素材はあったが、どのようにアピールをすれば良いのか分からず苦労した。

まずは軸となる(とする)ポイントを明確にし、それを切り口にWhyを繰り返すことで深めていき、そこに具体的なストーリーを乗せていくというような進め方で準備をした。

リーダーシップという一義的に決まるようなものではない概念に関しても、各校が求めるリーダーシップがどのようなものなのか、Edにもアドバイスをもらいながらアピールの仕方を各校に対して少しずつ変えつつ、エッセイを書きあげていった。

エッセイを書いている間は常にこれまでのキャリアの様々な出来事を思い出しながら、アピール可能なストーリーを作るように心掛けた(後々のインタビューの準備にも有用だった)。

インタビュー

過去聞かれたことのある質問リストをEdから入手し検討を始めたが、数が多すぎることもあり、すべての質問に回答を作るのは効率的ではないため、カテゴリ(リーダーシップ、チームワークなど)毎にSTAR+Main Idea+Lessonでまとめ、基本的には同じカテゴリの質問には同じストーリーを少しカスタマイズして答えられるように練習した。

過去質問リストの中でどのカテゴリにも属さなさそうなものは別途ストーリーを練った。

リズムを作るためにも定期的に対人で練習する機会を設けたが、基本的には空でストーリーを語れるように一人でブツブツ唱えながら練習した。

LBSの場合、Video Assessmentと卒業生と行うインタビューがある。

Video Assessment(合計2問)は、パソコン上に表示される質問に45秒で準備して90秒で回答する形式であり、1問目は予め質問内容が知らされており、2問目はランダム。

1問目は事前にスクリプトを作成の上、丸暗記。2問目は通常のインタビュー準備に包含して準備をした。

コンサルタントとのインタビューはある程度有益であると思う。十分準備の上、一度実施すれば大体必要なフィードバックは得ることが出来ると思う。その後はひたすら自分で練習が有益であるように思う。

受験プロセスで最も苦労したこと

スケジュール。業務もある中で全体的に着手があまりに遅く、スコアメイクおよびエッセイのつじつまを合わせるのに非常に苦労した。

受験生へのメッセージ

仕事をしながらの受験は大変で、本当にMBAなんか必要なのか?と挫けそうになることもあるかと思います。

ただ、実際にLBSに来てみると、周りは非常に優秀で何気ない会話からも学びが多く、新しい知識を吸収するのもとても楽しく、間違いなく来てよかったと思います。

どちらにしても限られた期間の受験勉強なので、最後までめげずに頑張って下さい!みなさまとロンドンで会えるのを楽しみにしています!

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