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MBA受験体験記 No. 9 / 社費 / 金融

基本情報 

出身業界:商銀 

職種:法人営業5年、内部監査6年 

職歴:11年 

留学形態:社費 

海外経験:米国駐在4年8カ月 

出願校:LBS、他米国スクール4校 

合格校:LBS、他米国スクール3校 

GMAT:710 (V38、M49) 

TOEFL:104 (R29、L30、S22、W23) 

奨学金:無 

LBSキャンパスビジット:無 

Why MBA? 

日系商銀へ入行し、国内で法人営業を5年間経験した後、米国で内部監査業務を担当するというかなりユニークなキャリアを歩んできました。そんな中、米国駐在時にMBAホルダーを含む諸先輩方(日本人&米人)からアドバイス・刺激を受けたことをきっかけに、社内公募を受け始めました。 

合格した社内公募の制度上、進学先はMBAに限らず選択可能であった為、自身のキャリアプランを踏まえ、当初はコンプライアンス関連プログラム等が充実したロースクール系のプログラム等も視野に検討しましたが、法学部卒では無く進学先が限られること、キャリアゴールが実現した際は経営戦略リスクを含む幅広いリスク領域をカバーする必要があることに鑑み、ビジネススクールへ進学することを決断しました。 

Why LBS? 

グローバルMBAランキングで常に上位に位置している点、ロンドンという金融都市に位置している点、プログラムの充実度、ダイバーシティ等、LBSの魅力は数え切れないくらいあると思います。 

一方で、学校調査を進める中で同様の魅力を持ったスクールは他にもあるとも感じていました。そんな中で、「この教授この授業を受けたい」という、より具体的な魅力に出会うことができ、最終的にLBSへの進学を選択しました。 

受験スケジュール 

2020年10月の社内公募合格以降のスケジュール概略は以下の通りです。米国からの帰国(2週間隔離…)、第一子の誕生等、プライベートイベントも盛沢山な中での受験でしたが、公私共に周囲の方々に支えられて何とか無事受験を終えることが出来ました。 

受験対策(予備校、カウンセラー、エッセイ、他) 

TOEFL 

Reading、Listeningは独学で十分対応可能でしたが、Speaking、Writingについてはスコアが安定せず、振り返ると予備校の力を借りるべきだったと感じています。 

英語のスコアメイクから始める方が大半だと思いますが、受験に必要な要素の一つでしかないことを理解し、固執し過ぎないことをお勧めします。 

・予備校:利用せず 

・参考書:TOEFLテスト英単語3800(TOEFL対策はランク3までで十分)、Official Guide to the TOEFL iBT、Official TOEFL iBT Tests、Extensive Reading for Academic Successシリーズ 等 

GMAT 

CRとRCについては、難易度は一段上がるもののTOEFLの延長線として対策可能という印象を受けました。GMAT重要単熟語を利用して語彙力を上げることでスコアアップ可能だと思います。 

一方、SCについては最後まで自信を持って回答出来たことがなく、非常に苦手意識を持っていました。英文法が得意な人以外はSCに強い予備校を受講することをお勧めします。 

・予備校:濱口塾通信コース 

・参考書:GMAT重要単熟語、GMAT Official Guide(各科目)、マスアカ 等 

エッセイ・アプリケーション・インタビュー 

エッセイ・アプリケーション・インタビュー対策は、AGOSのTOP10 MBA出願トータルサポートパッケージを利用しました。7月に第一子が誕生し、慣れない子育ての中での受験でしたが、フレキシブルにスケジュールを組むことができ大変助かりました。 

全ての出願書類を有機的にリンクさせ、自分を最大限アピール出来るよう工夫する必要があります。自身の強み・弱み・キャリアゴール等を整理する良い機会にもなるので、カウンセラーの力も借りつつ、楽しんで取り組むことが出来ました。 

受験生へのメッセージ 

仕事と受験の両立は大変かと思いますが、自分の力を信じて粘り強く取り組んで下さい。受験中は長い期間、強いストレスにさらされることになると思いますが、まずは心身の健康を最優先にして下さい。睡眠時間の確保、適度な運動は大事です! 

また、長い受験期間を乗り越えるには周囲の理解とサポートが不可欠です。私の場合、プライベートイベントが盛りだくさんな中での受験でしたが、公私共に周囲の方々に支えられて何とか無事受験を終えることが出来ました。身近な人ほど負担をかける事になるので、いつも以上にコミュニケーションを取り、感謝の気持ちを伝えるのを忘れないで下さい。 

また、MBAホルダーの諸先輩方にどんどん頼って下さい。MBAホルダーの方々は皆さんと同じ苦労を経験してきたので、喜んで相談に乗ってくれるはずです。他スクールのコミュニティとの繋がりも想像以上にありますので、まずは誰か一人、連絡してみて下さい。 

ご健闘をお祈りしております!! 

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