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MBA受験体験記 No. 5 / 社費 / 商社

基本情報

出身業界:商社(資源・化学品)

職種:事業投資、トレーディング

職歴:11年

留学形態:社費

海外経験・英語使用頻度:インドネシア駐在6年。日常的に使用。

合格校:LBS (Round 1)

GMAT:680 (V35, M48)

IELTS:8.0 (R9.0, L8.5, S7.0, W7.5)

GPA:3.1

奨学金:無

LBSキャンパスビジット:無

Why MBA

  • 投資家・経営者の基礎 
    今後のキャリアゴールを「投資家」「経営者」と定め、グローバルな労働市場での価値をイメージしたときに、海外MBAが必要との結論になりました。また、業務で得た知識を、Off-the-jobのトレーニングで体系的に整理したいと考えていました。業務を通じて知り合った経営者には欧米MBAを取得している人が多かったので、その影響も受けました。 
  • 自己成長 
    10年以上同じ会社で働き続け、成長カーブが頭打ちを迎えているとの危機感がありました。もう一度自分自身を成長軌道に乗せるために、全く新しい環境で刺激を受けたいと思いました。 

Why LBS

  • Diversity 
    会社生活の半分をアジアで過ごした経験、妻が外国人とのバックグラウンドから、多様性を実現しているヨーロッパの学校を優先しました。英語圏・大都市という妻のリクエスト、2年制という私自身の希望も含めると、ほぼLBS専願でした。 
  • サステナビリティ 
    サステナビリティが経済活動において重要視されつつある一方、「石炭は悪・風力は善、プラスチックは悪・紙は善」のように白黒つけて良いのか、答えを出せないジレンマがありました。環境先進国である欧州で最新の研究や実践を学ぶことで、様々な角度からトレンドを捉える視座を得たいと思いました。 
  • ランキングx勝率 
    業務との兼ね合いからRound 1で決着を付けたかった一方、ランキング上位校にチャレンジしたいとの思いもありました。自分と似たバックグラウンドの人の過去の実績・学校のRequirement・在校生や卒業生の雰囲気から、LBSには相応のフィットがあると感じていました。 

受験スケジュール(インドネシア駐在中) 

2020
5月 コロナを機にMBA受験を志す。ネット上の無料教材でIELTSの勉強を開始。 
7月 IELTS初受験、7.5(L8.5/R8.0/W6.5/S6.5)獲得。 
9月 GMAT勉強開始。Magoosh・Manhattan・Official Guide・マスアカで自習。 
2021
2月GMAT初受験、680(V35/Q48/AWA5.0/IR7.0)。 
3月 カウンセラーとしてReveを起用。IELTSのスコアバランスの悪さを指摘されたので、GMATを一時停止してIELTSを再開。W/S強化に絞ってNishを起用。 
4月 IELTS受験2回目、8.0(L8.5/R9.0/W7.5/S7.0)獲得。 カウンセラーと自己分析・志望動機の整理を開始。 
5月 MBA社費候補生に内定。 AffinityのCR/RCコースにオンライン通学開始(週3時間x2コマx8週間)。 
6月 GMAT勉強と並行し、出願戦略を概ね固めてレジュメ・エッセーに取り掛かる。 
7月 インドネシアのコロナが深刻化。予定していたGMAT2回目が、ロックダウンによるテストセンター閉鎖でキャンセル。 
8月 会社の指示で日本に退避。帰国後の強制隔離中にLBSのエッセーを仕上げた。 隔離明けに新宿でGMAT受験、610(V23/Q50/IR8)と撃沈。 
9月 日比谷で4回目のGMAT受験、630(V25/Q49/IR7)と再度撃沈。Round 1では初回スコア680を提出することで腹を括る。 他校出願用にEAをオンライン受験、161(IR12/V11/Q18)。 Edにコンタクト、出願戦略・エッセー・インタビュー対策などを依頼。  
10月 コロナが沈静化したのでインドネシアに帰還。 ビデオエッセー、面接対策に取り組む。 
11月 Round 2に備え、MagooshでGRE対策開始。 
12月 LBSから合格通知を受領。受験終了。 

所感・アドバイス 

  • LBSへの所感 
    在校生は親しみがあって落ち着いた人が多く、居心地の良さがあります。また、受験プロセスを勝ち抜いた優秀な人材が集まっていますので、日々刺激を受けます。 
    日本人が多すぎず少なすぎず、ちょうどよい人数だと感じます。卒業後日本に帰るとすれば、日本人ネットワークは本当に貴重で、将来の財産になると思っています。 
    ロンドンは多様性に富んでいて、街を歩いていても半分ぐらいは英語以外の言語が聞こえてきます。世界各国の本格的で美味しい料理を食べられるので、食に対するネガティブなイメージも無くなりました。 

  • 受験中のアドバイス 
    受験準備期間を振り返ると、マネージしなければならないことがとても多く(勉強・業務・家族・遊び・駐在生活・コロナ禍など)、気力も体力もフル稼働でした。楽しむ気持ちを持ち続けること、時には気分転換することも忘れずに、頑張ってください!何か聞きたいことがあれば、Japan Club経由でいつでもご連絡ください。 

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