受験体験記No.12 / 私費 / コンサル【Part 3: カウンセラー編】

MBA2022

使用教材、予備校、カウンセラー

<カウンセラー:全般>

一般的な英会話スクール等々と比べると桁違いに高いカウンセラーをそもそも使うべきなのかという議論はあると思います。

魅力的な職歴がある人はカウンセラーを使わずともネイティブにエッセイを見てもらう程度で受かると思います。そうでない人でもカウンセラーのアドバイスに数万の価値があるのか?と疑問に思う人はいると思いますし、その人はカウンセラーがいないと受からなかったのか?という疑問に客観的に答えることは難しいと思います。

私もカウンセリングが価値のあるアドバイスをくれたと思ったこともありますし、そうでなかったこともありました。

個人的な考えとしては、自分のMBA受験を後悔しないものとするために意味があったと思っています。 “あの時、Edにエッセイレビュー頼んでおけば書類通過したかも“、”Jessicaにインタビュー見てもらっておけば、インタビュー通ったかも“と後から思いたくありませんでした。

この考えは彼らのビジネスの術中にはまっていると言っていいかもしれません。

ただし、数十万使うだけで一生後悔しなくていいと考えれば、安いものではないかと自分は考えました。

幸運にも自分は2校から合格をいただけましたが、仮にもらえなかったとしても“やれることはやった。自分の力が足りなかった”と整理することができたと思っています。

 

<カウンセラー:エッセイ>

EssayおよびInterviewで合計6名のカウンセラーにお願いしています。全てのカウンセラーは私の合格に欠かせなかった方々であり、非常に感謝しています。一方、カウンセラーには得意不得意やタイプがあるので、状況に応じて効果的に使い分けるのが良いと思います。

メイン:Ed

友人の情報や過去の体験記の情報から、おそらく日本のカウンセラーで最も多くのクライアントを持ち、多くの情報を持っていること、またセミナーに出てFit感があったことからあまり迷わず選びました。実際に、Edは多くの情報を持っていますし、スクール別のセミナーも開いてくれるため、十分な情報を得ることができます。

Edの情報にリーチできないだけで受験上不利になりえますので、Edにカウンセラー契約をお願いしないにしろ、セミナーの案内だけはもらうなど何かしらの形でコミュニケーションしておくことをお薦めします。MBA受験生の横のつながりも作ることができます。

カウンセラー契約をするにあたっては、二つ注意すべき点があります。一つはEssay準備のやり方です。彼は自分から多くのアイデアを出すというより引き出すタイプです。自分が何も考えてないとほとんど進まないです(私は最初の一度だけFace to FaceでEssay準備をしましたが、ほとんど進まず、終わってしまいました)。その観点からもEdと準備する場合はメールベースがよいと思います。十分に考えたうえでEdにぶつけてブラッシュアップしていくというやり方が最も効果的かつ効率的です。レスポンスも早いのでメールベースで困ったことはありません。

もう一点Editingです。EdはEssayのコンテンツには非常に効果的なアドバイスをしてくれますが、Editingにはあまり気を使っていません。(彼自身コンテンツが最も重要だと思っているため、意図的にやっていないものだと思います。クライアントが多すぎるからかもしれませんが。)そのため、自身の書いた英文がほとんどそのまま生きるため、英文の作成に自信がない人は若干不安を感じる可能性もあります。(その観点から私はEssayのサブでMatthewにお願いしています)

 

サブ:Matthew Aldridge

Matthewに期待したのは2点です。一点はEdと違う観点からのコメントです。抜本的に変えることはなかったのですが、推薦状のコンテンツに関しては効果的なコメントを多くもらえました。

もう一点はEditingです。彼はコンテンツの中身を変えずに文章を洗練させ、文字数内に収めるという能力に長けているように思います。文字数オーバーで私が作ったEssayを何度か文字数に収めるようお願いしたことが何度かあります。あまりにもチープでアンナチュラルな表現はできれば使いたくないと思っていたため、非常に助かりました。

 

<カウンセラー:インタビュー>

私は純ドメかつ英語インタビューの経験もなかったことからInterviewには最も気を使いました。結果として、Ed, Matthew Aldridge, Adam Markus, Jessica King, Jesse, Nishの6人のカウンセラーにインタビューサポートをお願いしています。

複数のカウンセラーにお願いしていますが、時期によってどのカウンセラーにお願いするのかを微妙に変えています。初期的な段階まで(IESEのインタビューを受ける1月後半くらいまで)は、Matthew、Jesse、Nishの3人にお願いしていました。その後は、Kellogg、LBSに向けて、他のカウンセラーにもお願いし、Ed, Adam, Jessica King, Jesse, Nishの5名のカウンセラーと準備し、基本的に毎日誰かと最低1時間Mock Interviewするという進め方でした。

各カウンセラーにMock Interviewをお願いした回数は以下の通りです。

  • Ed:3回
  • Matthew Aldridge:4回
  • Adam:5回
  • Jessica:3回
  • Jesse:10回
  • Nish:18回

 

<Ed>

Edには3回(各1時間)Mock Interviewをお願いしました。主にKellogg, LBSのインタビュー準備に向けて、2月から3月頭にかけて、サポートしてもらっています。Essayと同様に、過去の情報量が非常に多いのでどのような質問に準備をしておくべきか、どういうコンテンツをデリバリーするべきかのコメントは非常に役立ちました。

http://www.edogijuku.com/

 

<Matthew Aldridge>

初期的な段階でインタビューの方を作るのに非常に効果的でした。最初はそもそも英語でインタビューするときのトーンだとか話し方もわからないので、非常に助かりました。IESEに合格できたのは彼のおかげだと思います。一方、ごりごり深堀りしてくるタイプではなかったので、更にもう一段階ハードなインタビューに耐えられるようにするため、他の厳しめなカウンセラーにシフトしました。合計で4回Mock Interviewをお願いしています。

http://www5.kcn.ne.jp/~aldridge/

 

<Adam Markus>

彼はフィードバックが的確で非常に効果的でした。質問自体はそこまでごりごり深堀するタイプではないですが、Mock Interviewが終わった後のフィードバックが辛辣でよかったです。何度もBoringと言われました。モックインタビュー終了時には必ず改善点が明確になるので、効果的にインタビュー準備ができました。彼は日本国内だけでなく、海外にもクライアントがいるようで、複数の情報からインタビューの質問などをもらえたのもよかったです。

http://www.adammarkus.com/

 

<Jessica King>

言わずと知れたごりごり系インタビューカウンセラーです。彼女とのMock Interviewはめちゃくちゃ疲れます。どのインタビューよりも彼女とのMock Interviewの方が疲れました。しかし、その分“何聞かれてもだいたい大丈夫だろうな、Jessicaと準備しているし”という自信になります。過去の情報にも精通しているし、あいまいな回答にはすぐつっこんできます。また、自分の回答が終わった後に矢継ぎ早に次の質問がくるので、全く息がつく暇がなく、緊張感が質問されている間中ずっと続きます。

フィードバックも明確で終了後には必ず改善点が明確になります。価格が安くはないので、週に何度もMockをするのは難しかったですが、2月中に3回Mock Interviewをお願いしました。トップスクールを狙う受験生はJessicaと最低一回はインタビュー練習をするべきだと思います。自身の立ち位置がわかります。

http://king-consulting.org/index.html

 

<Jesse>

スキマトーク(https://www.skimatalk.com/jp)で見つけたカウンセラーで、正直最初はペースメーキングとしてお願いするくらいしか想定していなかったのですが、結果的に当たりでした。

Mock Interviewはごりごり系です。一つの回答に対して結構深堀りしてきます。そんな細かいこと聞かないんじゃないかというくらい細かいことまで聞いてきます。ただ、それが逆にJessicaとのMock Interview同様に自信になりました。フィードバックも結構具体的にしてくれるのでおすすめです。彼とはインタビュー準備を始めた当初から週2回くらいMock Interviewをしていました。情報量という観点ではEdやJessicaには劣るかもしれませんが、インタビューの深堀という観点では遜色ありません。値段も他のカウンセラーよりは安いです。最近独立したようで、Essay準備等もやっているようです。

https://www.abc123english.com/

 

<Nish>

数年前から有名になりつつあるNishは人柄が最高によく、何より価格が良心的です。2月は週4-5くらいはだいたい彼のオフィスでMock Interviewしていました。彼もごりごり深堀してくるタイプではないのですが、過去のインタビューの情報や直近のインタビューの情報も比較的多く持っており、インタビュー練習のペースメークおよび彼と話して元気をもらう、という観点で私のインタビュー準備を非常に助けていただいたカウンセラーです。また、IELTSやTOEFLのSpeaking対策もやっているようです。

https://www.subasinghe.tokyo/

 

上述の通り、6名のインタビューカウンセラーを使い、合計43時間Mock Interviewをしました。加えて自分自身でブラッシュアップをする時間を含めると、だいたい150時間くらいはインタビュー練習に使ったんじゃないかと思います。

(1月後半から2月末にかけて、だいたい週20~30時間くらいインタビュー準備に使っていました)

純ドメのインタビュー対策で議論になるのはスクリプト書く or 書かないだと思います。私はスクリプト全く書いていません。

私の場合は自分が使えるネタをまず15前後くらい整理し、どのネタがどういった質問にフィットしているかをラベリングしました。一つのネタで基本的には複数の質問に対応できるはずです。

⇒ 例えば、海外プロジェクトネタだったら、Global経験、チームワーク、Dealing with Conflictなどの質問に対応できる

※質問の仕方は無限にあると思いますが、結局聞かれることは、だいたい10個くらい収斂されます。

(Leadership, teamwork, Why MBA, Career goal, diversity, Dealing with Conflictなどなど)

その後、ネタごとで言いたいメッセージをスクリプトでなく、キーワードレベルでストーリーを整理した上で、何度も練習し、無意識に出てくるまで洗練させるという流れです。

スクリプト書く人もいると思いますが、私はスクリプトを作って、直して、覚える作業が面倒でしたし、インタビュアーも細かい言い回しよりもストーリーを知りたいはずだと思い、作りませんでした。