MiFFT2021受験体験記 / 社費 / 資産運用

MiF受験体験記

基本情報

  • 出身業界:資産運用業界
  • 職種:ファンドマネージャー
  • 職歴:5年
  • 留学形態:社費
  • 海外経験・英語使用頻度:幼少期に非英語圏(13年)/ 業務ではメールや月1回の会議程度
  • 合格校:LBS
  • GMAT:640 (V28, M48)
  • 奨学金:無
  • LBSキャンパスビジット:無

 

Why MiF

体系的に金融知識を学びなおすため

私は新卒で資産運用会社に入社してすぐに運用業務(いわゆるフロント業務)に携わることができましたが、担当セクターの偏りもあり、金融知識の欠落を痛感していました。社内の部署異動や自主勉強でも補うことはもちろん可能ですが、時間がかかるうえに運に左右される要素もあり、一年間みっちり大学院で学びなおすが最も効率的だと感じ検討していました。

 

国際的なバックグラウンドの拡大

幼少のころは海外(非英語圏)で生まれ育ったこともあり、異文化を経験することで得られる価値観や能力は自分のアイデンティティのベースにもなっています。その点、多様な人材が集まるビジネススクールは、そのような経験の幅を広げ一段とステップアップするのにうってつけな環境でした。

 

Why LBS

ファイナンス分野のトップ校

LBSにはMBAやMiFなど様々なプログラムがありますが、全体的にファイナンス分野で著名な学校です。中でも、ファイナンスに特化しているMiFは世界屈指の評判を得ていましたため、金融知識の構築には最適な環境でした。

 

ダイバーシティ

米国のビジネススクールに比べて、学生の出身地が分散されていて、より多様性に富んだ環境が魅力的でした。

 

受験スケジュール及び準備

私は、LBS受験生の中でも基礎学力は低い方だと思います(学部時代の学歴を比較しても)。

実際、GMATスコアは結局あまり思わしくありませんでしたので、あくまでスケジュールの参考程度にしていただけたら幸いです。

  

  • 17年12月:大学院での勉強を考えていた時に、ビジネススクールへの社費派遣制度を知る(ただ合格までの険しい道のりを想像してすぐに目をそらす)
  • 18年1月:切り替えて国内の大学院・ビジネススクールのリサーチを始める
  • 18年3月:国内のビジネススクールへの出願準備を緩く始める(一橋、早稲田)
  • 18年8月:LBS卒業の知り合いとランチいって、再び海外ビジネススクールへの熱意に火が付く
  • 18年10月:パートナーに留学の意を打診。予想に反して強く背中を押され、これで決意を固める。同時に独学でGMAT勉強開始。
  • 18年11月:GMAT1回目550(名古屋会場。あまりにアットホームな受験会場に驚きつつ、独学一か月でこれなら600くらいはすぐ超えるとタカを括る)
  • 18年12月:GMAT2回目400点台(帝国ホテル会場。名古屋会場から一転して緊張感が張り詰めた受験会場になり、混乱してしまい英文が一切頭に入らず撃沈。正確な点数は絶望的すぎて覚えていません。)
  • 19年1~4月:仕事が忙しくなり、一旦勉強放置(ただリスニング練習などは定期的に行っていた)
  • 19年6月:独学に限界を感じて(孤独さも相まって)、塾に通い始める
  • 19年7月:OB訪問(OBの学力・バックグラウンドのレベルの高さをひしひしと感じた)
  • 19年9月:LBSの公式説明会に参加
  • 19年11月:GMAT3回目590、LBSへ一度CV送付(受験とは関係なくCVレビューという名目で募集されていました)
  • 19年12月:GMAT4回目640(出願スコア)
  • 20年1~2月:エッセイ執筆
  • 20年3月:社内選考通過、Round4で出願
  • 20年5月:オンラインで面接(コロナの影響)、約1週間後に合格通知もらう

  

ちなみに、奏功したかどうかは全く不明ですが、私は19年11月のCVレビューで、自身がMiFに適したバックグラウンドであることや、自身の異文化経歴を強く押し出し、なんとか覚えてもらおうとしました(※公式には受験と関係ないといわれています)。

 

使用教材、予備校、カウンセラー

GMAT

塾はアフィアンスという少人数制の学習塾に通いました。私の塾選びの基準は、勉強を教えてもらうことが4割、受験仲間を見つけることが6割でした(精神的に一人で勉強することがきつかったためです)。その点、大変満足のいく選択肢でした。おそらくここで出会った仲間がいなければ、ダラダラといつまでも目標を達成できずにいたと思います。

  

エッセイ

事情により、カウンセラーは活用していません(※)。

初めての英文エッセイでしたため、まずは様々な学校のエッセイ集を一読し、英文エッセイの大まかなスタイルや傾向を掴みました。小説のような表現で書く人から端的にビジネスライクにまとめる人まで、いろんなタイプがいましたが、受験校のプログラム特性や後のインタビューで伝えることができる自分の人間像なども考慮して、エッセイのスタイルを絞りました。その後は、自分で原稿を作成し、LBSの卒業生に添削していただきました。最終的なネイティブチェックはワードバイスに頼りました。

 

インタビュー

時間があまりなかったことに加えて、インタビューやプレゼンなどのような自己表現について人にフィードバックを受けてやるより、すべて自分で組み立ててやりたいタイプなので、独自に準備しました。英語インタビューの基本的な枠組みや表現は、ネットや書籍などを参考にし、数回DMM英会話で聞いてもらいました。ただ、一般的には(回数は少なくても)プロに見てもらうことの方が効率的でいいとは思います。

  

※エッセイもインタビューもカウンセラーは使っていません。私の会社の場合、まずGMATで一定のスコアを取ってから社内選考にかける流れでした。コロナの影響もあって、その社内選考スケジュールも後ろ倒れし、LBS出願〆切のギリギリまで社内選考の合否が不明だったため、カウンセラーなどの投資に踏み切れなかったという背景があります。

 

入学後に感じたこと

まだ入学して間もないので割愛します。

 

受験生へのメッセージ

「海外のビジネススクールに留学か・・・いいなあ。」

今にして思えば、初めに感じたこの憧れや嫉妬にも似た気持ちが、最後の最後まで自分を突き動かす原動力となりました。もちろん、私は幸運にも社費派遣制度のある会社にいましたので、経済的な面も補助があることも大きかったと思います。

海外のビジネススクール受験をためらっている方、ぜひ勇気をもって一歩踏み出してみてください。社会人になってから、学生時代の部活動のような、フラットな関係でいてくれる生涯の仲間を見つけることは稀だと思います。受験の過程で出会う人や学校でのクラスメイトは、まさにそんな貴重な戦友となり、あなたの人生をより彩り豊かにしてくれます。

皆さんのことを心から応援しています!