受験体験記No.9 / 社費 / 保険

MBA2022

基本情報

  • 出身業界:保険
  • 職種:損害査定4年半、保険数理2年半
  • 職歴:7年
  • 留学形態:社費
  • 海外経験・英語使用頻度:幼少期6年半米国現地校、直近2年海外子会社管理
  • 合格校:UCLA, Cornell, LBS, IESE
  • GMAT:680 (V32, M49)
  • TOEFL:106 (R30, L30, S23, W23)
  • 奨学金:無
  • LBSキャンパスビジット:無

 

Why MBA

【社費選考時】

会社の海外研修に参加した際に、今後保険業界で活躍するには世界で広く通用する専門性を身に着ける必要があると強く実感し、自身の軸をアクチュアリーに置くことに決めました。無事関連部署に配属され資格も取得できたのですが、アクチュアリー業務に密接に関連する経営全般の知識と外国人と対等に議論する能力が自分には欠けていると気づきMBAを志望しました。

【エッセイ・面接】

社費選考時の志望動機ではMBAである必然性が見えないので改めてカウンセラーと一緒に考えました。Short-term goalsを新国際保険規制に対応するために社内global actuarial consulting companyを設立運営したい、long-term goalsを保険数理を基盤とした自然災害リスクコンサルティングを世の中に提供したい、としそれに足りないものを補いにいくことをWhy MBAに据えました。

 

Why LBS

日本人在校生・卒業生たちに不思議な魅力を感じ、私もこの人たちのようになりたいなと思ったためです。最終的には合格校の中で国際性・産業へのアクセス・暮らしやすさを比べ、LBSに決めました。

【エッセイ・面接】

MBAで身に着けたいこととリンクさせて以下を挙げていました。

  • Global leadership:多様な国籍・年齢・バックグラウンドの人たちとの学習。MBA以外のプログラムの人との交流。
  • Culture:Matureで自調自考のスタイルは自分が目指すべき理想像。
  • InsureTech:ロンドンのインターンシップ機会の多さ、アクチュアリーとしての貢献。
  • Class:Flexibleな授業スケジュールが可能、自分に必要な体験に集中できる。コンサル系授業およびLondonCap。
  • Club:Japan Clubを通じた恩返し、コンサル系クラブでコンサル力強化、Public Speaking & Debate Clubで交渉力強化。

 

受験スケジュール及び準備

  • 2018年12月 社費選考合格。資格(CPCU)勉強に集中。
  • 2019年1月 TOEFL勉強開始。TOEFL初受験(96)。
  • 2019年2月 AGOSで無料カウンセリングを受けTOEFL S対策とGMAT対策申込。CPCU取得。
  • 2019年3月 GMAT勉強開始。
  • 2019年4月 TOEFL出願スコア獲得(106)。
  • 2019年5月 Elite Essays契約。E4TG通塾開始(~7月)。
  • 2019年6月 各種説明会、海外MBA留活交流会参加。GMAT初受験(590)⇒絶望。
  • 2019年7月 各種説明会、AGOS夏祭り参加。レジュメ・Goals essay完成。
  • 2019年8月 AffinityのRC講座通塾。GMAT出願スコア獲得(680)。
  • 2019年9月 各種説明会参加。推薦状完成。1校出願。台風の応援業務で10日間潰れる。
  • 2019年10月 面接練習⇒ボロボロのため急遽Cafétalk申込。Leadership Essay完成。
  • 2019年11月 面接練習。各種学校説明会参加。1校面接。海外研修で2週間潰れる。
  • 2019年12月 各種説明会参加。1校 Waitlist。他受験校確定。推薦状、各校エッセイ作成。
  • 2020年1月 年末からインフルエンザ罹患。エッセイ作成完了で9校出願。各校お祈り・面接招待。
  • 2020年2月 面接練習および各校面接。江戸義塾LBS面接対策講座参加
    • LBS在校生企画の有料バーチャルキャンパスツアー参加。
    • 2/7 LBS面接招待(予定日よりも1日遅れ)。各校お祈り・面接招待・1校合格。
  • 2020年3月 面接練習および各校面接。3/2 LBS面接。各校お祈り・面接招待。
    • 1校合格、4校Waitlist(含む3/31 LBS)⇒発狂。
  • 2020年4月 Elite Essays、江戸義塾、LBS在校生、各校クラブ窓口にWaitlist対策を相談。
    • 追加推薦状・エッセイの作成と提出、UCLA英語通信講座受講開始。
    • GREの勉強開始するもコロナで受験不可になりスコアアップは諦める。
    • 合格校2校の内どちらに進学するか悩み在校生・卒業生に相談。
  • 2020年5月 追加エッセイ第二弾提出。1校繰り上げ合格。2校辞退連絡。
  • 2020年6月 LBS繰り上げ合格(6/5)し受験終了。Waitlist校含め各校辞退連絡。

 

【反省点】

最初数か月スコアメイクをなめており違う資格の勉強をしていたのは後悔です。飲み会も結婚式・代理店・お祝会のみに絞ったのですが結局毎週飲んでおりもう少しコントロールできたと思います。受験勉強を理由に業務を疎かにせず成果を必ずあげるというモットーでしたが逆に点数が上がらないときに業務に逃げるという言い訳を作ってしまったような気がします。時間配分は重要で、直前までエッセイを溜め込んでしまった結果土壇場になって無理やり書き上げカウンセラーに迷惑をかけてしまいました。受験期間中は出張やインフルエンザがいきなり出現し、思うようにことが運ばなかったこともあったので、早め早めの準備が大事です。1st round後は「学校への愛情表現と横比較が不足していたことを実感」し、2nd round後は「スコアをあげていれば不安材料が減っていたのに」・「受かった学校の中のうちどこに進学しよう」ということに悩み苦しみ悶えました。結果論のため神のみぞ知るところではありますが、社費のため2ndでは全落ちを避けるべく9校も出願した結果、愛情が強かった(エッセイの筆が進んだ)学校以外はすべてお祈りされたので(もちろんGMATの点数も影響していると思いますが)、やはり受験では愛が重要かと思います。

 

使用教材、予備校、カウンセラー

【TOEFL】

  • 「TOEFLテスト英単語3800」PART4まで暗記。
  • Lは中国系のサイトやアプリで2倍速で問題演習。
  • AGOSのS対策講座は時期にもよるのでしょうが私が受けた3月は人数が4~6人で非常に勉強になりました。
  • E4TGは人気で私は申し込みから2か月近く待ちました。発音練習の小ネタを教わり楽しかったです。
  • 試験会場によって待ち時間が異常に長かったり、試験中にパーテーションが崩れてきたり、床が軋んだりと質がかなり異なります。東京では御茶ノ水ソラシティと立川は比較的快適な方だと思います。

【GMAT】

  • 最新版公式問題集。
  • AGOS対策講座問題のレベルが本番(出だし)よりも簡単(問題文が短い?)のため注意が必要ですが、基礎を学べます。
  • マスアカとジェイマス。ジェイマスは51点とるために必須な絶妙な問題も掲載されています(ジェイマス勉強後の試験本番では51が取れました!Vの点数が揃わず結局出願スコアには使えませんでしたが。。。)。
  • AffinityのR講座は目から鱗だったので受講を強くお勧めします。
  • 東京では帝国タワーと新宿がありどちらも受験しましたが質の差は感じませんでした。

【カウンセラー】

  • Elite Essays。会社の先輩方からの評判が非常に良かったことおよびKaoriさんの雰囲気の良さに惹かれ、KaoriさんとBryanのお二人に履歴書・エッセイ・推薦状・面接・Waitlist対策を7校パッケージでお願いしました。特に推薦状およびエッセイの解説は秀逸で非常に勉強になりました。お二人とも非常に前向きで、ポジティブな気持ちで受験を進めることができました。
  • 江戸義塾。LBSの面接対策講座受講の流れでWaitlist対策のみお願いしました。情報ストックが豊富で、個別学校対策には安心感がありました。

【その他】

  • Cafetalk。オンライン習い事サイトで、MBAと検索すると面接対策を請け負っている人がチラホラ。面接の練習回数を増やすためにNickという方に数日の間に4コマ詰め込んでもらい面接当日の朝もお願いできました。フレキシブルさが魅力です。
  • Essay Edge。オンラインの推薦状・エッセイ添削サイトでネイティブチェックや字数を削りたいなどの注文を付けて発注できます。解説も丁寧でカウンセラーにお願いしていない学校のエッセイ添削に効果的です。
  • Clear Admit。個別学校情報や記事、分野別おすすめ学校も掲載されているサイトです。学校ガイドが無料で複数校分手に入り、面接招待日時・面接内容も投稿されています。
  • Poets&Quants。個別学校情報や記事が掲載されており、在校生や卒業生のインタビュー記事にはおすすめ授業も掲載されています。
  • mbaMissions。上手く検索すると各校のガイドが無料で手に入ります。
  • 各学校のサイト・ブログ・twitter・YouTube。日本人在校生のものも含め、各校ならではの情報を取得するのに効果的です。

 

入学後に感じたこと

入学して2か月の所感です。

  • COVID-19下で行動は制限されていますがそれでもネットワーキングや学びを最大化させようと積極的にイベントや工夫を行う学校の姿勢と同級生のひたむきさには圧巻です。
  • 色々な国で活躍してきた同級生が多いためか、話の視野が世界規模です。日本の首相辞任の話にはじまり、米国政治に関する諸問題、各国料理に関する知見、スポーツリーグの状況、流行りの音楽やドラマなど、出身国に関係なくみな世界各国のことに興味を持っており意見交換をしています。この視野の広さは欧州MBAならではではないでしょうか。
  • 時間の自由度が高いです。少しずつ勉強は忙しくなってきていますが、自分でやりたいことを調整できる余裕はあります。私は余暇をソーシャル、クラブ活動、学外の講座受講に充てていますが、同級生にはインターンや学外コンペに既に参加している人もいます。
  • 意外にも同級生への貢献ができて嬉しいです。Core科目のうち確率統計・会計・経済・ファイナンスはアクチュアリー試験の内容と重複していたため、困っている同級生に色々教える機会も出てきています(英語での説明はややハードルが高いですが)。
  • MBA以外の人との交流も自然に行われており視野が広がります。授業での交流はまだありませんが、クラブ活動はプログラム関係なく一緒に行われているのでEMBAやMiFの人とも知り合うことができました。また、LBS以外の人とシェアハウスをしている学生もいるため、遊びに行った際にその人たちと仲良くなる機会もありました。

 

受験生へのメッセージ

自分が入学した学校が自分にとって1番!ではありますが、入学前の学校選択・Waitlist対策で私は非常に悩み苦しみました。そんなとき助けていただいたのはコンサルタントと卒業生・在校生のみなさまでした。今度は私が恩返しをさせていただく番ですので、万が一お困りの方はお気軽にJapan Clubのお問い合わせフォームか公式Twitterまでご連絡ください!また、私のバックグラウンドは理系院卒(化学系)⇒保険会社(損害査定・アクチュアリー)ですのでそちら関係の方のご相談も大歓迎です♪