受験体験記No.2 / 私費 / 商社

MBA2022

基本情報

  • 出身業界:商社
  • 職種:営業
  • 職歴:3.5年(受験時)
  • 留学形態:私費
  • 海外経験・英語使用頻度:9歳までロンドン在住、以降は留学経験はなし
  • 合格校:LBS, IESE
  • GMAT:710 (V36, M50)
  • TOEFL:116 (R30, L30, S29, W27)
  • 奨学金:無
  • LBSキャンパスビジット:無

 

Why MBA

過去2年間台湾にて洋上風力案件に携わっていた。その業務を通じて、再生可能エネルギーという新しい産業がいかに政策と密接に絡み合いつつ国内外から資本を呼び込み、雇用を創出していくか、というダイナミズムを目にし、その盛り上がりに圧倒された。これがきっかけで、業界の成熟具合でアジアに先行し、中心地でもあるヨーロッパで市場の発展に貢献したいと感じた。
当初直接転職することを検討したものの、自分の職歴が条件を満たす求人は少なく、一方で、ヨーロッパ人のManagementレベルの方の経歴をお伺いするとMBAホルダーが多いことに気づき、転職市場で価値を上げる通過点としてのMBAの存在を意識し始めた。
MBAで学べることと、自分が転職をするに際して感じている足かせとを照らし合わせ、国際的な環境で案件開発をするためのマネジメント力や、基本的なビジネススキルが欠如していることに行きついた。これこそがMBAに見出す最大の価値であると定義付けて、準備を開始することとした。

 

Why LBS

再生可能エネルギーの業界でキャリアを築くにあたり、著しく市場が発展しているヨーロッパに身を置きたかった。また、Post-MBAの職を検討するにあたって業界の中の様々なファンクションを吟味したかったので、インターンを多く実施できる機会と時間が欲しかった。いわゆるMBAのランキングも勘案した上で、「ヨーロッパ」「2年制」という絞り方をして学校検討を進めた。
GMATやエッセイの準備を進めながら卒業生や在校生の方々にお話をお伺いし、自分のPost-MBAの目標を達成するためにどういった授業を受け、どういったクラブ活動ができるか、というイメージを学校ごとに作りリサーチを進めた。
MBA関連のイベントが東京や上海、シンガポールで開催され、勤務地である台北からだとなかなか情報を入手しにくい状況を経験していたことから、次第に立地としてのロンドンの優位性に大きな魅力があると感じた。その観点も含めてお話をお伺いしていったところ、自分が興味を持つ業界のうちキャンパスを訪問している企業の数やバリエーションがロンドンだと豊富だとお伺いでき、それに比例してクラブ活動も活発であることに気づいた。
加えて、LBS特有のフレキシブルなカリキュラム(数・内容共に授業の取り方の自由度が高い)のため、学期中であってもインターンができそうであるというシステムや実際の体験談をお伺いし、当初掲げたPost-MBAの目標を達成するにあたって最適な学校はLBSであるという結論を自分の中で導き出した。
上記が大まかな思考プロセスだが、LBS卒業後も一定期間イギリスに居住するビザを申請できる、といったこともプラスに働くだろうと感じ志望を固めた。

 

受験スケジュール及び準備

  • 2018年終わり〜2019年初め:受験を意識し始める。
    「Why MBA?」に記載のきっかけでMBA受験について調べ始め、学校個別の説明会にも出席し始める。一方で、台北で参加できそうなMBA関連のイベントが多くなく、しばらくネットで情報を収集したり、 学校にこだわらずMBAの卒業生と会話を続けたりしてイメージを膨らませていた。
  • 2019年夏頃:受験を決意
    準備が大幅にビハインドであることに気づき、業務時間以外をほぼ全てTOEFL、GMATの試験勉強にあてた。
  • 2019年8月:TOEFLを受験。
  • 2019年9月:GMATを受験。
    受験をしようとしていた学校のRound 1まで時間がなかったため、アゴス・ジャパン(AGOS)にコンサルティングを依頼し、エッセイの作成に取り掛かった。CVの仕上げやエッセイのためのストーリー出しに苦戦した。ただ、ここで時間をかけて丁寧に自分がなぜMBAを目指したいか、という疑問を掘り下げたおかげで、以降のRound 2でのエッセイ作成は比較的スムーズにできた。
    並行してターゲット校に限らず在校生にLinkedInを用いてコンタクトしてお話をお伺いし、エッセイ作成のためのアイデアの引き出しを増やした。
  • 2019年10月:IESE Round 1出願
    出願後の面接対策もAGOSにお願いした。対策の基本を押さえた上で、MBAのイベントで知り合った同じMBA受験生や、他の修士の受験生の友人と共に面接練習を行った。
  • 2019年12月:IESE合格通知
    合格通知と同じ頃にLBSのエッセイ準備を開始したが、すでに下地があったためRound 1提出時ほど苦戦せず。LBS在校生の方とお話をしながらLBS仕様のエッセイとするべく最終調整を行なった。
  • 2020年1月:LBS Round 2出願
  • 2020年2月:書類選考通過通知(メールにて)
    以降、再び受験仲間同士で面接の練習をする。
  • 2020年3月初旬:面接(東京での面接を指定されたものの、コロナの影響あり、Skype面接)
  • 2020年3月末:LBS合格通知(メールにて)

 

使用教材、予備校、カウンセラー

GMATは学習本(GMAT:McGraw HillのPractice Tests)を買い、傾向の把握と対策を行った。
エッセイ、面接対策はAGOSにお願いして、準備を進めた。

 

入学後に感じたこと

LBSに実際に来てみるといかに国際的な環境であり、多種多様な世界観が混在としているか、ということに目を見張ります。ここに来なければ知り得なかっただろう世界を日々学び、教室での授業を超えた経験をしていると実感しています。

 

受験生へのメッセージ

一例としてこの体験記がどなたかのご参考になれば幸いです。もし詳しい話がお聞きになりたい場合は、ぜひ当HPのお問い合わせ窓口までご連絡ください。

受験期を振り返ってみると、情報収集にてこずりネット上で多くの方の体験記を必死に探しては、自分の状況と照らし合わせて一喜一憂する時間が多かったように感じます。
皆様におかれましてはそのような時間なく、順調に受験生活を送られることを願うばかりです。