①入学前の仕事
三井不動産株式会社 (会計/ 税務 3年、大規模マンション開発 2年半)
②現在の仕事
ボストンコンサルティンググループ 東京オフィス (コンサルタント)
③就職活動に要した期間、活動内容
1年目 9~2月
投資銀行、コンサルティングファームのインターン面接 (※投資銀行はボストンキャリアフォーラム中心、コンサルティングファームは年末帰国時中心)
1年目 6~10月
米系証券会社の投資銀行部でインターン
米系コンサルティングファームで体験インターン
2年目 10月~11月
米系証券会社での不良債権、不動産投資の仕事とコンサルティングで悩む。最終的に現在の会社に就職先決定
④就職活動で一番苦労した点
1年生の1学期の一番忙しい時期に、いきなりサマーインターンの面接が集中し、精神的にも結構疲れた。
⑤卒業後の進路を考えるにあたって、ロンドンビジネススクールでの授業や経験はどのような影響を与えたか。またロンドンビジネススクールの学生であったことは就職活動にどのように役立ったか
学校の授業で出会う多くな成功したビジネスマン達は自分の将来のキャリアプランを立てる上で非常に刺激となり、かつ参考になりました。ただ進路を決める上で役立っかというと、優れた経営者や優れた投資銀行マンを両方目にすると、迷いを深める結果になりました。最終的には企業再生やベンチャー経営のプロを目にし、自分も経営のスキルセットを実地で学びたいと感じるようになり、コンサルティングファームを選びました。
多くの優秀な学生と過ごす毎日は同様に自分のキャリアプランを見直すいい機会を与えてくれました。また就職活動中は元M&Aバンカーに模擬面接をしてもらったり、コンサルティングのケース面接を元コンサルタントにしてもらえるので、非常に助かりました。
⑥就職活動成功のカギ
早めの準備、特に情報集とコンタクト作りが重要です。MBAが始まる前に多くの情報を仕入れておいたのが私の場合はうまくいきました。
- 自己分析で考えること
- 自分が卒業後どのようなキャリアを歩みたいのか
- そのためにどの業界をサマーインターンで経験しておきたいのか
- 志望する業界でどのような仕事をしたいのか
- 自分の能力・スキル・性格の何がその仕事で強みとなるか
- 情報収集で知っておくべきこと
- 自分が志望する業界はどのような仕事をし、どのようなキャリアパスなのか
- その業界の次のキャリアとしてどのような業界が考えられるのか
- その業界、会社はインターン経由でしか入れないのか
- その業界の大きな流れや最近のトピックは何なのか
- 事前コンタクト
- 知り合い、卒業生等を通じて各社に1人コンタクト先を用意する
- 会社の特徴や「何を言えば面接官に受けるか」を探っておく
- 面接の内容や傾向と対策を聞き出しておく
- CVやカバーレターの送付も知り合い経由でする
- 作戦
- どこでサマーをやるのか、どこは本採用で受ければOKなのか
- どのファームを最初に受けて面接慣れをするのか
- サマー
- とにかく精一杯働き、周りの人に好かれるようにする
- と同時に色々な人と話し、そこが自分が行きたいところかどうかを探る
- ご縁を大事にする (フィットを考えると、結構大事なことだと思います)