受験体験記No.14 / 社費 / インフラ

MBA2021

1.基本情報

  1. 職歴: インフラ 7年(商品開発・システム開発)
  2. 留学形態:社費
  3. 英語・海外経験:幼少期に非英語圏(7年)/業務ではほぼ使用なし
  4. 受験校:Round2:LBS, IESE, Cambridge, HBS
  5. 合格校(Waitlist除く):LBS, IESE (Cambridgeは面接辞退)
  6. GMATスコア: 700 (V34、M50)
  7. IELTS スコア : 7.0 (R8.0, L6.5, S7.0, W7.0)
  8. 奨学金:無
  9. LBSへのキャンパスビジットへの有無:有(出願後2月下旬)

2. Why MBA?

  • 仕事をする中で感じた課題を解決するために身に付けたいスキルがあったため
  • 海外経験を積むため(留学or駐在)
  • 包括的にビジネス知識・金融知識をつけるため
  • グローバルな物の考え方を知るため 

3. Why LBS?

  • Diversity
  • 2年プログラム
  • Flexibility
  • MBAランク(優秀な人が集まるだろうという思い)
  • ロンドンという立地(ファイナンスの中心地、様々な機会) 

4. 受験スケジュール及び準備

これまでの人生でとにかく英語を避けてきてしまったため、2017年春時点でTOEIC600点程度でしたが、会社先輩や大学時代同級生のMBA留学に刺激を受け、社費留学制度の利用を意識するようになりました。

  • 2017年9-12月:社内選考の応募を決意。TOEIC 600→800、IELTS 6.0を取得し応募
  • 2018年2月:社費選考通過
  • 2018年5月:IELTS 6.5
  • 2018年7月:IELTS 7.0
  • 2018年8月:GMAT勉強開始
  • 2018年9月:GMAT1回目550
  • 2018年10月:GMAT2回目700(出願スコア)
  • 2018年11-12月:学校情報収集、エッセイ執筆
  • 2018年12月:IELTS 7.0 (同band内でスコア更新、出願スコア)
  • 2018年12月-年始:Round2で4校(LBS, IESE, Cambridge, HBS)出願、出願後はインタビュー対策
  • 2019年1月:IESE面接
  • 2019年2月:IESE現地選考/月末に合格連絡、Cambridge面接辞退、LBS書類不合格連絡が来るも粘って面接にこぎつける(*)、LBSビジット、HBS面接
  • 2019年3月:LBS面接/月末に合格連絡、HBS不合格

 (*)一度書類選考の段階で、周りは結果連絡が出ている中数日待たされた挙句、”君にはMBAよりMiFプログラムの方が向いている。MBA選考はこれ以上進ませてあげられないが、MiFに興味があればこの宛先に連絡してみてほしい。”という内容の不合格連絡を受け取りました。メールが来てから数時間はショックが大きく思考停止してしまいましたが、メールの文面から勝機がゼロではないと感じ、待っていた間にやり取りしたadmission2名とビジット時に会う予定だったadmission向けに以下内容を含むメールを送りました。

  • アプリケーションの限られた文字数で誤解を与えたかもしれないが、自分のキャリアゴールと照らし合わせるとMBAが最適
  • MiFでなくMBAである理由を列挙
  • LBSへの熱意
  • スコア等、何らか足りない部分があるという訳ではないのであれば、インタビューでなぜMBAなのかを直接説明するチャンスを欲しい

結果、このメール返信を踏まえて再度協議してくださり、インタビューに招待してもらうことが出来ました。MBA受験中には絶望的とすら感じる場面に遭遇することがあるかもしれませんが、少しでも可能性があると感じたら、諦めずに何でも行動してみることが重要だと思います。

5. 使用教材、予備校、カウンセラー

  • IELTS
    • 単語帳(IELTS3500)
    • 携帯アプリ(mikan)
    • オンライン英会話(My tutor)
    • 公式過去問集

  • GMAT
    • 濱口塾オンライン
      半周した頃に1回目の受験、1周弱した頃に2回目の受験をしました。予備校代は極めて高く通学の手間もかかるのに対して、濱口塾オンラインは音声教材で時間を選ばずに自分のペースで勉強できる上安価だったので、かなりコスパ良くGMAT受験を乗り切ることが出来ました。
      また、本番の受験で初めて分かることもあるので、1回目は早めに受けておくことをおすすめします。私は受験後に有料で発行できるEnhanced Score Reportを見て、特に壊滅的だった部分を重点的に学習して1ヶ月で150点スコアアップすることが出来たので、早めに受けてPDCAを回していくと効率良く進められると思います。

  • エッセイ
    • Ed
    • アゴス林先生
      受験時は、限られたカウンセリング時間の中で、英語で細かなニュアンスを伝え切る自信がなかったため、日本語で林先生とブレストしてエッセイドラフトを作り、それを英訳してEdとブラッシュアップしていくスタイルを取りました。
      カウンセラーを探し始めたのが10月下旬と遅かったため、Edのカウンセリングをパッケージでは購入出来ずピーク時はかなり高額な支払いになりました。カウンセラー探しは早めの着手をおすすめします。

  • インタビュー対策
    • Matthew
      先述のLBS書類選考落ちの件を相談した際に、唯一ダメ元でメールを送ってみるよう背中を後押ししてくれたのがMatthewで、送るメールのレビューまで無償で行ってくれました。とにかく人格者でエネルギーを与えてくれる先生だったので、自信を持っておすすめ出来ます。
    • Jessica
      HBS対策で何度かJessicaと練習しましたが、毎回鋭いフィードバックを貰えて無駄な時間がなかったように思います。有名なカウンセラー達はどなたも素晴らしい一面を持っています。一生のうちMBA受験時くらいしか深く話す機会のない方達だと思うので、時間とお金が許す範囲で色々なカウンセラーと話してみるのも良いのではないかと思います。

6. 入学後に感じたこと

【時間的なゆとり】
MBA開始直後こそ多少忙しいものの、総じてLBSは時間的なゆとりが与えられ、やりたいことにやりたいだけの時間を割くことが出来ます。目的が定まっていないと時間を持て余してしまうリスクはありますが、身に付けたい分野の勉強をしたり、目先の仕事に近視眼的にならずに今後のキャリアプランや人生のゴールについてゆっくり考えたり出来ることは非常に大きなメリットだと思います。

【Flexibility】
次に挙げているDiversityと共に、LBSの特徴としてよく話に挙がるFlexibilityですが、授業の分野の幅から日程の組み方からとにかく選択肢が豊富です。スパルタ教育で自分を鍛えたい方には他校の方がフィットするかもしれませんが、学びながら自分でカリキュラムをカスタマイズしていきたいタイプの方には最適だと思います。

【Diversity】
こちらも渡英前から字面では理解していたつもりでしたが、想像を超えるDiversityの豊かさに驚きました。また、皆matureで積極的に交流し合おうとするので、この1年でかなり見聞を広めることが出来たように思います。クラスメイトだけでなく、日本人同級生だけで見ても人数が多い分Diversity豊かなので、日々刺激を受けています。 

7. 受験生へのメッセージ

まずあなたがMBA受験の検討を始めたばかり、もしくは迷っていらっしゃる場合は、是非受験の決断をされることをおすすめします。困難も多いですが、受験期間から間違いなくあなたの財産になります。勇気を出して踏み出してみてください。

また、英語面では出願の1年強前くらいの段階で、私はTOEIC600点、恥ずかしながらスピーキングに関しては自己紹介や簡単な会話すらままならないレベルでした。その分受験期間・留学開始後もひたすら英語と向き合うことになりましたが、現時点での英語能力に自信がないというだけの理由でMBA受験を諦めてしまうのは勿体ないです。人間その気になれば大抵のことはなんとかなるので躊躇は不要です。

既にMBA受験を心に決めて頑張っていらっしゃる方は、最後まで諦めずに走り抜いてください。先述の通り私は一度書類選考で不合格の連絡を受けましたが、1%でも望みがあればと諦めずに粘って、希望するMBA校に入学することが出来ました。諦めなければその先には素晴らしいMBA生活や、一生の繋がりとなるとても魅力的な友人達が待っています。辛いのはあなた一人ではありません。合格者体験記を書いている人達も過去にひたすら辛い思いをしてそれを乗り越えてきているので、戦友だと思ってモチベーションに変えて頑張ってください!心から応援しています!