ロンドンにおけるスーパーマーケット等の使い分け

ロンドンでの生活

私は単身でのLBS留学ですが、ロンドンにおける外食のコスパの悪さに絶望し、自炊を中心とした食生活を送っております。ロンドンは、チェーンのカフェでサンドイッチと飲み物を買う程度でも日本円で1,000円弱かかります。レストランの場合、ランチであっても、ほとんどのお店が最低でも£10(最近の為替レートによると日本円で約1,400円)はする印象です。某米国MBAに通う友人からは「ロンドンの食事って日本と比べて価格1.5倍、美味しさ半分だよね。」との残念なコメントを受けており、「価格1.5倍、美味しさ日本並み」だったらもはやリピート案件です。

一方、コスパ重視の食いしん坊としては、ロンドンのスーパーはかなりときめきます。全体的に日本のスーパーよりも価格が安く、加工食品も美味しいものがたくさんあります。

本投稿では、なぜかMBAでスーパーの価格分析に励んでしまった私のスーパー等使い分け術をご紹介いたします。

なお、新キャンパスであるSummy Offer Centerから各スーパー等への距離をご参考に示しますので、生活イメージの参考としていただけますと幸いです。筆者はSummy Offer Center近くのMarylebone南側エリアに住む1年生ですが、1年生の授業の多くはSummy Offer Centerにて開講されているので、徒歩圏内で生活が完結して大変便利です。 

1. Tesco - Marble Arch Metro Branch(徒歩12分)

【おすすめアイテム】生鮮食品、スコーン、ナショナルブランド商品

Tescoは、イギリス最大の売上高を誇るスーパーマーケットチェーンであり、店舗数も多いです。とにかく生鮮食品が安いです。イギリスは日本と比べてフルーツが格段に安いので、贅沢に食べています。小ぶりではありますが、メロンやスイカが1玉£2(日本円で約280円)で買えて感動します。お肉類も、私がよく行くスーパーの中だとこちらが一番安いです。鶏もも肉1kgが定価£2.1(日本円で約300円)で買えたときには、思わず日本にいる家族に写真を送ってしまいました。ロンドンでは卵は高めに感じることが多いのですが、こちらの店舗だと15個入りが£1.25(日本円で約180円)で売っています。

なお、イギリスのスーパーマーケットは、同じ商品であっても、コストがより大きい小型店舗の方が、価格が高く設定されている場合があります。こちらの支店は比較的大きいので、同じ商品でも他の支店より安いことがあります。例えば、こちらのTescoではプライベートブランドのスコーンが4つでセール時£1(日本円で約140円)、通常時£1.58(日本円で約220円)で売っていますが、他のTescoの小型店舗では常に£1.70(日本円で約240円)です。私は、たまにTescoのスコーンとRodda’sというブランドのクロテッドクリームでお家クリームティー(簡易版アフタヌーンティー)をしています。大変安価に幸せになれるので、ぜひ試していただきたいです。クロテッドクリームはイギリスが誇る美味しいもののひとつだと思っています。

また、Nescafeのインスタントコーヒー、Philadelphiaのクリームチーズ、と言ったようなナショナルブランド商品は、後述するWaitroseでも取り扱いがありますが、Tescoの方が安いことが多いです。こちらのMarble Arch Metro Branchは、日本の袋麺や中国のラー油等、エスニック系の食材や調味料も比較的揃っています。

2. Marks and Spencer - Marble Arch Branch(徒歩12分)

【おすすめアイテム】プライベートブランドの加工食品、生鮮食品

個人的にロンドンにおける最愛のスーパーです。M&Sは、高級路線のスーパーのひとつです。プライベートブランド商品を主に取り扱っていますが、どれもレベルが高く、色々食べてみたいとワクワクします。ヨーグルト、パン、お菓子、お惣菜等はM&Sで買うことが多いです。お菓子は、ショートブレットをはじめとしたイギリスらしいものがたくさんあり、どれも美味しいです。お惣菜は、2人で2回食べられる量のカレーとナンのセットが£10(日本円で約1,400円)で買えるのですが、カレーのレベルが非常に高いです。日本だとインド料理店で出るレベルのカレーが、一食350円程度で楽しめます(なお、ロンドンで最も外れが少ないのはインド料理という意見をたびたび聞きます)。パスタ等のその他のお惣菜も普通に美味しいものが多く、かつリーズナブルなので、料理をしない方の節約生活にも一役買うかと思います。

また、高級路線と言いつつ、実際はTescoとの価格差はあまり大きくないです。特に生鮮食品については、品目によってはTescoと同じくらい、もしくはTesco以上に安いです。

一方、お寿司は絶対におすすめしません。M&Sで売っているお寿司はWasabiという和食ファーストフードチェーンのものですが、シャリが親のかたきかと思うほど圧縮されています。基本的に何でも食べる私が残すレベルです。中華料理のお惣菜がまずかったとの情報も日本人同期から得たので、アジア系のお惣菜は大好きなM&Sと言えど信用できていません(小籠包は美味しかったとも聞いたので、品目によるとは思います)。

3. Waitrose – Marylebone Branch(徒歩12分)

【おすすめアイテム】お寿司

Waitroseは、M&Sと同じく、高級路線のスーパーです。価格はTescoやM&Sよりやや高いですが、安定して品質が高いです。日本人同級生の間でもファンが多いスーパーです。

私はWaitroseの使用頻度は上記2店と比べると低いのですが、お寿司を買う場合、Waitrose一択です。Waitroseのお寿司は普通に美味しいです。Wasabiに限らず、ロンドンで売っている既製品のお寿司はシャリが不必要に圧縮されていることが多いのですが、Waitroseのお寿司のシャリは固めながらも「普通に美味しい」と認められるレベルです。特に巻き物になるとシャリの固さがあまり気になりません。£10程度(日本円で約1,400円)で一食分が購入できるので、お寿司が恋しくなったときのオアシスになります。また、お刺身も売っています。私はこちらでお刺身を買ってスタディグループのメンバーにちらし寿司を振る舞いました。

なお、myWaitrose Membershipという会員プログラムに加入すると、買い物のたびに、店内にあるコーヒーマシンからドリンク1杯を無料でもらえます(容器は持参する必要があります)。コーヒーに限らず、カフェラテやカプチーノも選択できるので、加入をおすすめします。

4. Selfridges(徒歩12分)

【おすすめアイテム】閉店前にセール価格になったパン

おしゃれなデパートです。2.のM&Sの目の前にあります。デパートなので基本的に高価な商品ばかりですが、閉店1時間前くらいになるとパン屋さんがものすごい値下げをしているので、M&Sに買い物に行ったときにタイミングが合えば覗いています(MBA生らしかぬ貧乏くさい行動ですみません)。50%OFFになっていることが多いですが、たまに驚異の75%OFFになっています。デパート品質の高級バゲットが日本円で1本100円くらいになります。日本にはあまり無いドイツ風のみっちり詰まったパンの品ぞろえも豊富で、パン好きとしてはテンションが上がります。購入時にお願いするとスライスしてくれるので、そのまま冷凍して少しずつ消費しています。

総括

もちろん居住エリアにより利用可能な店舗は異なりますが、私の愛用スーパー等をご紹介しました。旧キャンパスであるSussex Placeの近くや閑静なSt. John’s Woodに住んでいる同級生も多いですが、買い物の利便性で言うとMarylebone南側のエリアは全力でおすすめできます(筆者は30件以上の住居を内覧しましたが、最終的な判断基準として買い物の利便性はかなり重視しました)。 

イギリスの食事は高くてまずいと言われますが、スーパー等を上手く利用すれば、安くて美味しい食生活を送ることも可能です。受験生の皆さまにおかれましては、あまり食生活の心配はせずにLBSを目指していただければと思います! 

※価格等は2020年2月6日現在時点のものです。