ボストンキャリアフォーラム体験記 2019

MBA就職関連

合格後~ボストンキャリアフォーラムまでどのように就活が動いていくか、皆様に共有させていただきます。コンサルファームに絞った就活については他の方に筆を譲ります。

渡英前(~7月)

- MBA留学壮行会
5-6月にコンサルファーム、投資銀行、MBA定期採用を行っている事業会社が我々向けにどんな事業を行っていて、どんな社風なのかをシェア、ネットワーキングの機会になる壮行会を開いてくださいます。1週のうち3件は入っていました。例えば同じコンサルファームの括りと言えど雰囲気、扱う案件は全く異なるうえ、色々な企業を知ることが出来る貴重なタイミングなので非常に有用です。
こちらで名刺交換をさせていただいて、渡英後にメールで追加の質問をさせてもらうこともありました。

- 渡英前面接
数は少ないですが、一年後のインターンシップ面接を行ってくださる企業がいくつかあります。実際、MBA学生は何を求められるのか知りたかったので私もいくつか受けさせていただきました。インタビューの準備は真剣に行うほか緊張を伴うので一番成長に繋がるものです。ぜひ挑戦されることをおすすめします!

渡英後(8~9月)

まずは授業に慣れる、人の顔と名前を覚えることに必死でしたが、キャリアセンターが就活へ追い立ててきます。

- CV Review
まず就活でCVを出さない場面はないのでこれを仕上げます。LBSでは、
V MockというAIによるCVスコアリングでSelf improvement
→クラスの友人とPeer Review
→Career Centerの方から最終レビュー、のプロセスを経て完成させます。
日本の大学でCVの書き方など習ったことがない私はPeer Reviewで友人たちのインパクトのあるCVを見ては毎回驚き感心し、シンプルにインパクトのあるCVの書き方を学びました。

- Self Awareness
MBAで一番の学びはここかもしれません。自分のモチベーションの源泉、人生・理想の働き方を考えるきっかけをたくさんもらえます。以下一例を示します。

"Build your Career Vision"

自由に10枚の写真を選んで事前に送付、ばらばらのバックグラウンド・国籍のメンバー4人で行うもの。
自分の番になると後ろを向くように指示され、他のメンバーは10枚の写真のみを見て私がその写真を選んだ動機、大事にしている価値観を議論しながら推測します。最後に向き直って各写真を選んだ意図、今までの職歴、考えている将来キャリアを推測してくれたメンバーに披露するのですが、すぐ納得してくれる人もいれば、こういう潜在意識があるんじゃないのか、と分析してくれる人もいて自分が気づいていなかった価値観に気が付きます。
他のメンバーの番では自分が推測する側に回るので、比較をしながら「同じような価値観の人がほかの国にもいるんだ」とか「ほかに同じような人はいないから、強く自分の個性として認識していいんだ」と思えました。良くも悪くも同質的なかつての職場で行うSelf-awareness Sessionと違って、ダイバーシティがあるがゆえに自分の個性を認識できた印象的なセッションです。

ボストンキャリアフォーラム(10~11月)

日本人留学生にとって最大のイベントで、インターン・フルタイム選考が行われます。2019年は11月頭の金土日で開催。MBA生向けにインターン選考をここでやっている企業は投資銀行、事業会社です。コンサルファームは面談、という形で現場の方々と話す機会がありますが、実際の選考は年明け。
投資銀行・事業会社を受けたいという方向けのエントリー・面接は10月頭から始まり、事前面接をくぐり抜けた者のみがボストンでの面接に呼んでもらえる、というシステム。私も投資銀行、事業会社にエントリーしたのですが、学校で周りのみんなは今日明日のパーティの予定を立てているなか面接準備はなかなかつらいものがありました…
当日の日中は面接、夜は(呼んでいただければ)ディナーセッションに参加、となります。以下は会場の様子です。紺色は各企業ブース、白いカーテンで覆われている場所が面接のためのブースになっています。なかなか異様ですよね。

ボストンキャリアフォーラムが終わるといったん落ち着いて冬にコア科目のテスト、1か月の冬休みを経て年明け1月のコンサルファーム選考シーズンに進んでいきます。
最後に、これからLBSを受験されるみなさまに向けて僭越ながらメッセージをお伝えします。

勘違い

「MBAに行けば何とかなる」と考えている方は、その考え方は改めるべきです。私もなんとなくそう考えていましたが、海外で学位を取るくらいで人間はそう大きく変わりませんし、我々の雇用は景気に大きく左右されます。とくに企業壮行会ではどこに行っても「合格おめでとう」と言っていただけるので何者かになったような気になってしまいます。
まだ合格は始まりでしかありません。気を引き締めていきましょう。

自己認識

留学前はお恥ずかしながら何となく人気のある業界に進もうかな、と考えていました。
しかしLBSに来てからというもの、自分がほかの人に比べて得意なこと、やる気が湧くこと、過去の経歴から判断されるフィットする業界など考えてアウトプットする場面が多いので、そのうちにガラッとキャリアの志向が変わっていきました。これからまた変わるかもしれませんが笑 
日本を離れ、高額な授業料を払ってまで得られるものの一つはこれなのかもしれないな、と思っている所です。