受験体験記No.5 / 私費 /保険

MBA2021

1.基本情報

  1. 職歴: 保険会社(経営企画5年、保険計理5年)
  2. 留学形態:私費
  3. 英語・海外経験:香港1年、直近5年は業務で日常的に英語使用
  4. 受験校:Round 4: LBS Round 2 (2020 Jan intake): INSEAD
  5. 合格校(Waitlist除く):LBS
  6. GMATスコア:GMAT 760 (V41、M51)
  7. TOEFLスコア:107 (R30, L27, S22, W28)
  8. 奨学金:無
  9. LBSへのキャンパスビジットへの有無:有(2019年4月中旬/出願後)

2. Why MBA?

・10年キャリアを積む中でComfort Zoneに入ってきたと感じ、そこから抜け出す体験が欲しかった
・自分のキャリアを振り返る中で海外経験が少ないと感じた
・世界のトップクラスの人材に囲まれる中で自分がどこまでやれるか試したかった
・死ぬときに外国でもっと暮らしておけばよかったと後悔しそうと思った

3. Why LBS?

・MBAに行くには年齢を重ねていたため、2年のカリキュラムは長いと思った。LBSは最短1年半で卒業できるところが良かった
・優秀な生徒と交流したかったため、ランキングは重視しました

4. 受験スケジュール及び準備

自分の場合、最初は単なる英語の勉強から始まって、最後の最後でMBAに行くと決めたので、下記スケジュールは受験生のみなさんにとって、全く参考にならないということを先にいっておきます。

・2016年頃:業務で英語を使っていたため、英語強化のマイルストーンとしてTOEFLを活用することを思いつく。ビジネススクールに行く気はあまりなかったが、点数目標としてはビジネススクールのTOP校に行けるくらいのスコアが良いなと思い、TOEFL105を目標に勉強をすることを決める。
・2016年11月:初TOEFL スコア80
・2018年5月:TOEFLスコア100
・2018年12月:TOEFLスコア105
途中の中断はあるものの2年越しで目標達成、リスニングが苦手すぎて、時間かかりすぎ。そして当時は香港駐在中で休日にやることもないので、ここまで来たらGMATを受けるかという気になる。
・2019年2月:GMAT (1回目)受験、スコア760獲得。Prepでも見たことない点数にPCが壊れたのかと思ったが、ありがたく点数を頂戴する。
MBAに行くかどうかまだ迷っていたため、カウンセラーをこのタイミングで探し始める。そして料金の高さにやる気が萎える。自分の目的に合致する(生徒の質、短期卒業)ところのみ受験することにし、最終的に受験校をLBSとINSEADの2校に絞る。
・2019年3月:TOEFLスコア107(出願スコア)
・2019年4月:LBS / INSEAD 出願
・2019年5月:LBS video essay / interview
・2019年6月:LBS から合格通知

5. 使用教材、予備校、カウンセラー

(TOEFL)
・全般 中国の某サイト(TOEFLの過去問っぽいのがたくさん落ちているサイト)。使用は自己責任でお願いします。詳しくは下記のにゃんこ先生のWebsiteに紹介があるので探してみてください。
https://www.path-to-success.net/

・Reading: Iknowというスマホアプリ(Web版もあります)でひたすら単語を覚えました。このアプリは自分で単語も登録できるので、知らない単語をどんどん登録していきました。後述のGMAT対策でも大活躍でした。
・Listening: 某中国サイトをひたすら聞きこむ。TED talkを聞いていた時期がありましたが、わからない単語が多いと集中できませんし、あまりお勧めしません。
・Speaking:某中国サイトをやる。オンライン英会話をやっていたこともありますが、あまり効果があるとは思いません。
・Writing:某中国サイトのお題を書いて、Grammarlyで自己添削。

(GMAT)
・Math : Official ガイドを一回やったところ、ほとんど解けたのでそれ以上何もしてません。Data Sufficiencyの方が間違える可能性が高いと考えていたため、時間をかけて解けるように配分を調整していました。
・Verbal : (全般)濱口塾のオンライン教材
 SC:上記教材をひたすらやる。答えだけでなく全選択肢について何が良くてだめなのか答えられるようにすること。
 CR:得意だったので軽く過去問をやるのみ。
 RC:難解な長文を早く読めるように、一日数題は解くようにしていました。

GMATのVerbal対策としてSC中心にやる戦略を取られている方もいるかと思いますが、個人的にはこの方針にはやや懐疑的です。確かにSCは文法暗記で短期的には伸ばせますが、基礎的な英文読解力がない場合、すぐ頭打ちになり安定的にVerbal30以上に持っていくのは難しいと考えています。点数が伸びないときはSCをやりこむのではなくRCをやりこむ(もしくは難解な英語長文を多く読む)ことをお勧めします。


(予備校)
上記の濱口塾オンラインを使ったのみで、特に通いませんでした。

(カウンセラー(エッセイ/インタビュー))
Round OneのRound先生をメインに、江戸義塾のEdをサブという布陣で臨みました。Round先生は紳士でレスポンスも早いですが、情報量とエッセイへの突っ込みという観点では少し物足りなかったため、Edで補っていました。逆にEdだけですと、エッセイをこなれた英文にするといった付加価値は期待できないため、それはそれで不十分だと思っています。


(受験プロセス総括)
MBAに出願することだけを考えれば、途中でTOEFLをあきらめて、IELTSに移行する、もしくは100点台前半のスコアでアプライするという手もあるかと思います。自分はあくまで英語力強化のためのTOEFLが第一目的だったので、そのようなことはしませんでした。期限がきまっている社費生の方などはエッセイも見ながら効率よく進めましょう。

6. 入学後に感じたこと

インターナショナルスクールということで、学校の至るところで異文化を楽しもう/受け入れようという雰囲気を感じます。自分は英語が苦手でコミュニケーションに苦労することが多いですが、皆が聴こうという姿勢で臨んでくれるので非常に助かっています。

LBSは噂通り自律的に学習する姿勢が問われる学校だなと思っています。授業のコマ数が少ないのもそうですが、必修授業であってもコールドコールはほぼ存在せず、予習なしで授業を乗り切ることもできます。その場合、当然学びは少ないです。他の作業で忙しいときは私も予習の手を抜きがちなので、復習でカバーするなどうまく時間のやりくりと学習を両立するようにしています。

LBSは意外にも(?)パーティースクールでした。パーティーは各国の文化に焦点を当てたものが多く異文化理解の絶好の場です。勉強との両立に困ることがあるものの、出席圧力はないのでコントロール可能です。

7. 受験生へのメッセージ

「もっと皆さん気軽に海外MBAを目指してはどうですか」

これが私から皆さんへのメッセージです。ビジネススクール進学に意味があるのか、コスパはどうなのかといった議論をよく聞きますが、正直それは合格してから考えればいいことだと思っています。自分はそのスタンスで勉強してきて、実際LBSから合格をもらった後に、進学先オプションがLBSしかないのに進学するかどうかを三日くらいずっと考えてました。

たしかにMBA受験にかかるコスト(時間/金)は軽いものではないため、気軽に始められないのもわかります。ただ多くの純ジャパ生徒にとっては、MBA受験は英語の試験とほぼイコールであり(インタビュー含む)、そうであれば合格後に進学を断念したとしても英語力というかけがえのない財産は残ります。そしてその英語力を身に着けた段階で良いビジネス機会を得る力(転職力)は高まっていますので、MBAに行かなくても投下した資本を回収することは可能です。つまり行っても行かなくても能力がアップするノーリスクゲームなのではないかと。

個人的にはとりあえず突っ走って、TOEFL(IELTS)のスコアが出たタイミング、GMATのスコアが出たタイミング、そして最後にビジネススクールから合格をゲットしたタイミング、この三つで折々進退を決めればよいのではないかと思います。

もちろんビジネススクールに進学するのは、とてもおススメです!優秀な人材と国際的な交流を持てることは日々エキサイティングで全く飽きません!

カッチとした合格体験記は他の人が書いてくれると思うので、私の体験記からはそんな考え方もあるんだということを受け取ってもらえると嬉しいです。