受験体験記No.1 / 社費 /メーカー

MBA2021

1.基本情報

  1. 職歴: メーカー(工場総務3年半、本社法務4年)
  2. 留学形態:社費
  3. 英語・海外経験:中国(幼少期3年)、アメリカ(学部時交換留学1年)
  4. 受験校:Round 1 IESE / Round 2 LBS, INSEAD, Stanford
  5. 合格校(Waitlist除く):LBS, IESE, INSEAD
  6. GMATスコア:GMAT 720 (V40、M49)
  7. TOEFLスコア:106(R28、L29、S22、W27)
  8. 奨学金:無
  9. LBSへのキャンパスビジットへの有無:無

2. Why MBA?

派遣元は部門別採用を行っているのですが、将来組織のリーダーになることを見据え、若いうちに管理部門での業務を超えてビジネスについて包括的に学習したいと感じたためです。

3. Why LBS?

多様性の高い環境において個人をどう活かすかを学習し、将来マネジメント層になったときの組織運営に活かしたいと考え、ヨーロッパのMBAを中心に受験しました。LBSは、ロンドンをいう立地を生かして学外においても様々な経験ができそうだと感じたことから、受験を決意した当初から第一志望でした。

4. 受験スケジュール及び準備

・2017年8月:予定が無いときに洋書を読んだりpodcastを聞き流したりする、という生活を始める。会社の研修で受けたTOEIC 935点。
・2017年10月:TOEFL1回目 102点
・2017年11月:TOEFL2回目 106点
・2018年4月:社費選考合格。TOEFL3回目 106点(出願スコア)。既にGMAT学習に完全に移行していたためか、2回目から点数が上がらなかった。GMAT終了後、より高得点を狙うつもりであったが、結局欧州校をメインに出願したため、この点数で良いだろうと考え、この後は再受験しなかった。
・2018年6月:GMAT 1回目610点
・2018年8月:GMAT 2回目670点
・2018年9月:GMAT 3回目720点(出願スコア)
・2018年10月:IESE出願
・2018年11月:IESE面接、IESE Assessment Day(シンガポール)、INSEAD Asia Campus見学
・2018年12月:IESE合格
・2019年1月:LBS、INSEAD、Stanford出願。INSEAD Video Essay提出
・2019年2月:LBS、INSEAD面接。LBS Video Essay提出
・2019年3月:LBS、INSEAD合格

5. 使用教材、予備校、カウンセラー

1.TOEFL
問題演習はOfficial Guide以外は行わず、基礎的な英語力を伸ばすような学習をしました。

①Reading
旺文社「TOEFLテスト英単語3800」を全て暗記して、比較的難解な英文を毎日読むようにしました。TOEFLに続くGMAT対策も含め、なぜか実家にあったRichard Dawkins著”The Ancestor’s Tale: A Pilgrimage to the Dawn of Life”という生物学の700ページ弱の分厚い書籍を何度も読み直しました。TOEFL、GMATともに、読解力は基本的には単語力と慣れだと思うので、難しい英文に普段から触れることが大切かと思いました。読むものは何でも良いと思いますが、生物学や宇宙に関する内容等、TOEFLやGMATによく出るトピックのものを選ぶと問題が解きやすくなるかと思います。

②Listening
留学経験があったため、食事、家事及び身支度等をする時間にNPRのPodcastをずっと聞き流していただけで、数ヶ月で満点近く取れるようになりました。単語力との相乗効果も大きかったと思います。一方、海外経験が無い場合、最初はTED等で英語字幕を見ながらリスニングを行うのが良いかもしれません。

③Speaking
留学経験があったので特に対策しませんでしたが、大したスコアも取れませんでした。

④Writing
元々、比較的得意だったので、特に対策していません。本番では、なるべく難単語を多く入れること、語彙や表現のバリエーションを増やすこと及び分量を多くすることを意識しました。 

2.GMAT
公式の模擬試験であるPrepを、有料版を含めて購入しました(Exam1~2は無料、3~6は有料)。本番と同じ採点基準で演習ができ、試験に慣れるのに最適だと思います。答え合わせはしないで実力を測るのに使っていました。Prepが700点台半ばで安定した頃に出願スコアが出ました。

①Verbal
a) RC
旺文社「TOEFLテスト英単語3800」に加えて、ジャパンタイムズ「GMAT 重要単熟語」を全て暗記しました。単語の暗記・復習と並行して、TOEFLのReading対策に記載したように、英文を毎日読みました。読解力が大切だと思いました。

b) CR
あまり対策しなくても解けたので、特に対策は行いませんでした。読解力が大切だと思いました。

c) SC
ほとんどの勉強時間をSCに割いたにもかかわらず、出願スコアを出した試験でも、正答率が半分程度で、苦手でした。AGOSの中山先生の授業は大変分かりやすかったですが、今考えると、他の予備校を併せて利用すればもっとスムーズにスコアメイクできたような気がしています。

②Math
数学が苦手で大したスコアは取れませんでしたが、Math Academyという書籍とGMAT Toolkitというスマホアアプリで学習しました。AGOSのGMATのMath講座も受講しましたが、あまりためになった気がせず、受講しなくても良かったと思っています。 

3.エッセイ及びインタビュー
①Essay
Edにお願いしました。受験終盤で依頼すると既に定員がいっぱいのこともあると聞いていたので、7月の初旬にはパッケージで契約しました(実際にエッセイに着手したのはスコアメイク完了後)。
Edは非常に温厚かつポジティブで、レスポンスも早いです。クライアントが非常に多いので、過去に面接で聞かれた質問等の情報を多く持っています。Ed主催のセミナー等で他の受験生の方と繋がることができるのも魅力的でした。
提出前の文法等の最終チェックには、EssayEdgeというWeb添削サービスを利用しました。Edはコンテンツについてはとても良いアドバイスを出してくれますが、顧客が多いので、文法や表現等については最低限しか修正してくれない印象です。エッセイは審査官の一読で印象が決まってしまうと思うので、文章表現には細心の気を遣いました。

②Interview
Edに加えてMatthewとJessicaも起用しました。主にMatthewで練習して基本の型を作りました。Jessicaは一度だけお願いしましたが、指摘が厳しく大変参考になりました。カウンセラーと練習して慣れた後は、受験仲間と練習していました。

6. 入学後に感じたこと

1.多様かつ優秀な同級性
同級生のバックグラウンドは本当に多様です。どの国の同級生も、入学前に想像していたよりもさらに優秀で能力が高いと感じており、様々な分野で活躍していた優秀な彼らと学習できることはとても良い刺激になります。また、Giveの精神を持った人が多く、素晴らしい人柄からも学ぶことが多いです。一方、真面目一辺倒でなく、旅行好きで遊び好きな学生が多いので、ヨーロッパ近隣への旅行等が頻繁に企画されています。単身で留学しても寂しい思いをせずに楽しめるのではないかと思います。

2.ロンドンの魅力
ロンドンという地の利を生かし、企業のゲストスピーカー講演等、多種多様なイベントが開催されています。食事及びエンターテイメントの豊富さに加えて、多様な人種を抱える寛容な雰囲気、多くの広大な公園等、多くの魅力を持った街だと思います。生活費については、家賃及び外食は東京より高い印象ですが、スーパーは日本より安いです。

3.選択の重要性
授業以外にも、各種勉強会、キャリアイベント、旅行・パーティー等、常に様々なことが起こっているので、取捨選択が大切だと感じています。授業がフレキシブルであることから、スケジュールに余裕があるかと思っていましたが、思いのほか忙しいです。勉強、就活、ソーシャル等、あらゆるニーズを満足させられる学校ではないかと思っています。

7. 受験生へのメッセージ

目まぐるしい日々ですが、知的にも情緒的にも楽しいことばかりで、「本当にLBSに入学できて良かった」と常に感じています。
受験は大変辛い過程だと思いますが、ご体調にはくれぐれも気を付けつつ、頑張ってください!