LBS Japan Trek 2018

掲載が大変遅くなってしまいましたが、本年も4/2~8の一週間、毎年恒例のLBS Japan Trekを開催しました。関係者各位の多大なるご支援・ご協力に御礼申し上げますと共に、この場を借りて概要をご報告させて頂きます。

 

1.Japan Trekとは

LBSでは学生主催の旅行=“Trek”の開催が非常に盛んです。地域のみならずテーマも様々で、ビジネスに重点を置き特定の業界の企業訪問等をメインにするものから、その地域の文化や歴史を学ぶもの、変わったところではスポーツの大会・試合参加がメインのものまで、数十件は下りません。ヨーロッパ各国は勿論、アフリカ、中東、北米、中南米、アジア、オセアニア・・と、要は全世界へのTrekが毎週のように開催され、ディープな目的地にも事欠かず、まさにLBS自慢の多彩なDiversityの面目躍如です。

 

各国の学生がホスピタリティを競い合う内容の充実ぶりに加え、Trekのメリットは他にも多くあります。一つは同級生と文字通り寝食を共にし、人間関係を深められること。普段の学生生活以上に密度の高い数日間を送り、自分の国、あるいは将来について深く語り合うことができるのはTrekならではと言えます。もう一つは学生主催のプロジェクトとしての側面です。企画から実行まで全てを学生が自主的に進めるため、チームで議論を重ねて形にしていく作業はプロジェクトマネジメントの貴重な体験と言えるでしょう。

 

前置きが長くなりましたが、Japan TrekはLBSで数あるTrekの中、毎年群を抜いた規模と人気を誇ります。日本の魅力と過去の先輩方の毎年の努力の蓄積で、入学前から楽しみにしている学生も少なくありません。決して安くはない参加チケットですが、皆“LBSで参加すべきイベント”として認識して予算を確保しており、日本人学生には“俺のチケットを絶対に確保してくれ‼”と入学直後から猛プッシュが殺到することになります。

 

2.開催までの準備

・ オーガナイザーチームの発足

入学直後の9月からすぐに準備を始めました。既にホテルの確保を始めて頂いた2年生から引継ぎ、MBA+MIFの日本人学生15人で活動開始。さらに日本人以外のオーガナイザーも公募、日本の“コアファン”とも言える7人の生徒が熱い参加表明を持ち込んでくれ、総勢24名という大きなチームで発足しました。大所帯であることから全体を5つのチームに分けて担当。各チームリーダーを中心に毎週月曜に集まることとし、このWeekly Meetingは3月まで半年間続くこととなりました。

 

・     概要の決定

本年度から始まったTailored Coreカリキュラムの影響で春休みがなかなか確定せずに苦労しましたが、学校のプログラムオフィスとも調整を進めて日程を確定。その中で訪問先を議論して絞り込み、以下のスケジュールとなりました。

参加人数: 141名

日程: 4/2~4/8 (6泊7日) 京都2泊+有馬温泉1泊+東京3泊 

*3日目は京都・奈良・広島に分かれて1日観光

*4日目は東京直行/金沢経由(1泊)に分かれて移動

まず本年度一番のチャレンジは参加人数の拡大です。前年まで120人と既に非常に大きい規模でしたが、それでも人気のあまりチケットを買えない人が続出している状況でした。せっかく興味を持ってくれた同級生には一人でも多く参加してほしい・・という思いから、思い切って更なるキャパシティの拡大に踏み切りました。

もう一つのチャレンジはFlexibilityでした。事前調査では、既に来日経験のあるリピーターから初来日まで知識が様々であること、期待する内容も幅があることが判明。多くのゲストに満足してもらうには日程の選択肢を設けることが必要でした。昨年同様に西日本パートで1日観光のチョイスを設けたほか、今年初めての試みとして選択制で一泊の金沢訪問を組み込んでいます。昨年より1日短い日程に限定される中でどのようにスケジュールを盛り込むか?という点は、準備の前半で最も頭を悩ませた点です。

 

・     チケットリリース

毎年の悩みはPricingです。インバウンド需要が好調な日本国内の宿泊費用が高騰しており、今年も昨年比でコストが上昇、やむなく値上げでのリリースを決定しました。その後学内説明会の開催、SNSでの発信・・・を行いましたが、同じタイミングでケニア・中国・シリコンバレー等の複数の競合人気Trekが開催されることもあり、ギリギリまで各ストリームのネットワークを駆使したプロモーションに奔走することになりました。

12月のリリース当日、オーガナイザーは会議室に集合して正午のリリースを待ちます。値上げの影響やキャパシティ増もあり、本当に売れるのだろうか・・・という不安も何のその。始まってみればみるみる残数が減り、わずか30秒での完売!まずは第一歩の成功をチームでシャンパンで祝うと共に、チケット確保を文字通り飛び上がって喜んでいた同級生の顔を思い浮かべ、その期待の高さに身が引き締まる思いだったのをよく覚えています。

 

・     Trek前の各種イベント

既に当Blogでも紹介しておりますが、Japan Clubでは日本酒イベント、装束・雅楽イベント等の多くのイベントを企画しているほか、LBS Perspective*という各国を紹介するイベントにも日本人学生の有志チームが参加。Club全体での積極的な活動を通じて様々な側面で“日本”を知る機会を設けたことは、Trek参加者にとっても事前の知識インプットや期待向上といった点で大きな盛り上がりにつながりました。

(*LBS Perspective: 学生有志による、各国の歴史・現在・未来について個人の視点で語るプロジェクト。ほぼ毎週開催され、これまで日本のほかにイラク・ギリシャ・ベネズエラ・インド等の学生がプレゼンを行っている。)

 

3.旅の様子

カリキュラム変更により例年以上にタイトなスケジュールとなり、直前の3月は期末試験とも並行しての追い込み準備となりました。思いつく限りの準備を行い万全を期しましたが、それでも140人という未知の規模での旅行では想定外の出来事は避けられません。最後は各Organizerの“運動神経”で全力を尽くそう・・・という覚悟を決め、各々京都に降り立ちました。

 

・     前半: 西日本

前半戦は日本の文化・歴史に重点を置いたプログラムを企画。京都集合後、初日のWelcome Partyは純日本建築・庭園の会場で開催しました。Kanpai!!!の連呼は勿論、登場した舞妓さんの美しい姿に参加者全員が虜に。写真撮影の列が途絶えず、長時間のフライトの苦労を忘れて初日から大いに盛り上がりました。翌日は全員で金閣寺や嵐山など京都の名所を観光。ちょうど満開のピークに達した桜にも恵まれ、自らの和服の写真を早速SNSに投稿する姿が多く見られました。

 Japan Trek_Kyoto

 

3日目は西日本で4グループに分かれて京都/奈良/広島をそれぞれ観光。酒蔵やウィスキー醸造所、座禅体験など工夫を凝らしたアクティビティも楽しみました。筆者は広島オプションに参加し、平和記念資料館や原爆ドームの見学等を行いましたが、ボランティアガイドの皆様に直接交流の機会を頂くこともでき、非常に充実した訪問となりました。真剣に聞き入る各国の参加者からも“直接広島の地を訪問し歴史と向き合うことに大きな意味がある”という声を聞き、改めてトレックの意義を強く感じた一日でした。

夜は有馬温泉に全員集合しての大宴会。浴衣で大広間に全員が並ぶ姿は壮観でした。慣れない大浴場にも多くの学生が挑戦。二次会のカラオケの大盛況ぶりまで含め、Trekの“Memorial Night”だったと評価する声が多く聞かれました。

 Japan Trek_Arima

 

・     後半:東京 / (一部)金沢→東京

今年の新たな試みは金沢訪問でしたが、白川郷や金沢の美しい街並みを観光。日本へのリピーターを中心に、京都とも東京とも異なるエリアを体験する機会を提供することができ、参加者からの評価が非常に高いオプションとなりました。

 Japan Trek_Kanazawa

 

一方で後半の東京については、前半と違う“現代の日本”を知ってもらうというテーマのもとに多くのアクティビティを組みました。浅草や築地、秋葉原といったメジャーな観光スポットに加え、渋谷・新宿・銀座などのエリアもオーガナイザーの手作りプランで案内。手間はかかりましたが、“日本人同級生と一緒だから見つけられる“ディープな東京を案内できたのではないかと思いますし、各自違った視点で日本を見ることができたのは意義があったと考えています。また夜もグルメ巡りを楽しんだのは勿論、多くの参加者がクラブに繰り出し東京のナイトライフをエンジョイしました(オーガナイザーにとっては、改めて同級生の昼夜問わぬタフネスぶりを存分に思い知らされることになりました・・・)。

最終日の夜は天王洲でFarewell Partyを開催、東京湾の夜景を望むカクテルクルーズで日本にお別れとなりました。直前まで必死の準備で完成させたムービーを上映、怒涛の一週間を振り返った参加者からは心から満足した笑顔と感謝の言葉が寄せられ、本当に疲れが吹き飛ぶ思いでした。鏡割りで参加者・全オーガナイザーと共に最後のKanpai!!を行った日本酒の味は一生忘れられないものです。

 Japan Trek_Tokyo

 

4.Trekを終えて

Trek後のサーベイでは、参加者から以下のようなフィードバックを得ることができました。

-     Trek経験全体の評価(10段階): 97.5%が8以上と評価

-     日本を家族や友人に勧めますか(10段階): 97.5%が8以上と評価

全体を通して非常に高い満足度を達成することができました。個別のフィードバックも含め、日本を様々な視点から見る、また日本人学生と一緒だからこそのディープな日本を体験できるという狙いは充分に達成できたと考えています。

また内容に加えて特筆すべきはオーガナイザーの献身的なリードに対する感激・感謝の声が非常に大きかったことです。参加者やそのパートナーから感謝のレターまで頂くことができたのは本当にチーム全員の宝物になりました。半年にわたる準備も含めた緻密なプランニング、また当日の親身かつ柔軟な対応、そしてそれを個人のみならずチームとして一体となって達成している姿は、日本人学生を中心とした組織運営のスキルの高さを大いにアピールすることができたと思っています。

 

5.最後に

私個人の話になりますが、今回のTrekは間違いなく入学以来最も力を注いだプロジェクトです。内容的な充実度は言うまでもありませんが、個人的にはリーダーを務めさせて頂く中で学ぶことが非常に多くありました。20人を超える大所帯のチームを率いることは当然ながら初めてですし、上手くいかず苦労することや反省点も沢山ありましたが、振り返ればその試行錯誤もチームマネジメントの貴重な経験でした。一緒に全力で取り組んでくれたメンバーの皆さんには本当に感謝の言葉しかありません。

ぜひ今年以降の留学生の皆さんも、こういったプロジェクトのリーダーシップに興味があればぜひ積極的に挑戦して頂ければと思います。一緒に取り組んだ仲間、参加者との絆が深まるのは何物にも代えがたいものですし、何より日本で同級生と最高に楽しい一週間を過ごすことができますよ!

 

最後になりますが、Japan Clubスポンサー企業の皆様、宿泊先及び訪問先の皆様なくしてこのTrekの成功はありませんでした。各位の多大なるご支援に改めて心より御礼申し上げます。チームとしても個人としても、このTrekをきっかけに今後も益々日本をアピールできるよう活動を続けていきたいと考えております。

また、例年に引き続き今年も近畿日本ツーリスト太田様に全面的にサポート頂きました。LBSはじめ多くのビジネススクールのTrekも手掛けていらっしゃる太田様のサポートは非常に心強いものでした。今後Trek開催を検討される他校の留学生の方も、ぜひご相談されてはいかがでしょうか。

近畿日本ツーリスト株式会社グローバルビジネス支店 担当:太田様

TEL: +81-3-6891-9200

*他校留学生の方など、Trekにつき詳細ご関心の方はお気軽に連絡フォーム経由ご連絡ください!今回の情報共有含め、できる限りお手伝いさせて頂きます。

MBAで考える、「ずっと一緒にいたい」チーム、「早く帰りたい」チーム

5,6月のロンドンは本当に美しい。白鳥が泳ぐハムステッド・ヒースの池の周りで寝転ぶ人たちに混じっていると、自分のつまらない悩みなどどうでも良くなってしまうほどの美しさがあるし、小難しいテーマでも考えてみようかという気になる。MBAに在籍していて物凄く勉強になることは、「リーダーシップと人の成長」、とりわけ「刹那的な関係においてどのようにチーム・ダイナミズムを作り上げていくか」、ということ。

 

フレキシビリティを推すLBSには、グループワーク・クラブ・インターン等多様な機会が転がっている。一方でそれらの大半は給料が発生せず、かつ皆活動を掛け持ちしているので、誰もやる気を見せないチームになることもあれば、全員がプロアクティブに参加して信じられない熱量になることもある。仕事と違って義務も階層もないため、良いチームを作り・皆が成長する環境にするのは本当に難しい。

成功したもの・失敗したもの様々な案件を振り返って強く思うのは、全員の一挙手一投足が強く見られておりそれによって人のモチベーションは大きく変わるということ。例を挙げると…

・グループワークにおいて、クライアントに短期間でどのように価値を出せるか、という前向きな話で3人が盛り上がり議論開始。そこに遅刻してきた1人が「授業なんだから簡単に終わらせようぜ」と椅子をブラブラさせながら発言。皆沈黙。モメンタムは崩れ最後まで戻らなかった

・一人が提案した案件。最初は実現の難しさからみな消極的だったのだが、別の一人が「こんな風に捉えれば面白いんじゃないかな。さっそく調べてみる」と笑顔で話して以降、全員が前のめりで信じられないアウトプットが完成。そのまま優勝

・チームでの議論。リーダー格が忙しさにかまけ、顧客満足ではない尺度(自分たちの論理)を顧客に提案しようとしたたった一つの発言で、メンバーの心が完全に離れる

 

この一挙手一投足の重要さにおいて、特に自分がリーダー格で関わる場合、この顧客のため・地域のため、等プロジェクトの意義深さを共有できること、加えてその案件の「各メンバーにとっての意味合い」を語れることが肝要であると感じている。(あなたの志と間接的にこう繋がるよね、過去の経験と全く違うこのロールをやることでこう成長できるよね、等)そして前提として、言行一致・一貫性(誰に対しても同じように真剣・前述のビジョンと相反する発言をしない等)が必要であるのは論を俟たない。

 

次は、僕自身は何一つ出来ていないことであるので会社の先輩の受け売りになってしまうが、「自身がチームから憧れられる何かを持つ」ことの重要さである。それと相反するようだが、「自身も発展途上であることを強く自覚する」ということも必須であると感じさせられる。こちらも例を挙げると…

・僕が学生のメンティーに対し、経験値が違うからか、あるいは愛情からか、「こうしたほうがよい」を超えて「こうすべき」のようなトーンで提案をしすぎ、心が離れてしまい頼ってくれなくなった

・インターン先の社長・副社長。彼らのビジョンは常に未来を向いており、この人達と一緒に未来を作っていきたいと思わされる。それと同時に、若造の私に常に意見を求めてくれ、かつ「君と話すと大変学びになる、信頼しているぞ」という姿勢を前面に示してくれる

・クラブ活動においてあまり時間を使わない一人がクライアントミーティングに参加。そこで目にしたものは、CEOが持つビジョナリーな発想と現状に満足せずアドバイスを求める姿勢、それに呼応して必死にサポートを行うマネージャ。その後そのメンバーは人が変わったように成長・貢献

といったことがあった。

 

僕が大切にしている概念に、「数週間・数ヶ月で人は変わる」というものがある。誰しも、先輩にかけてもらった一言、あるいは周囲へのアドバイスで、自身や周囲が「人が変わったように」成長した姿を見た経験があると思う。一方で、「どのようにチームと接すれば周囲の成長の手助けとなれるのか」という「リーダーシップと人の成長」については、正解もなければ、日常の仕事で試す機会も限られる。その上でMBAは(ほぼ)ノーリスク環境下で、自分の様々なリーダーシップの型やチームダイナミクス作りを試すことができる(細かいグループワークを含めれば、年間20以上の異なるチームと協業可能)、ということが、個人的には座学や学位以上に貴重であると考えている。

 

もし読者のみなさまが、「閉じた環境なのでチーム作りやリーダーシップの考えが狭まる」あるいは「制度上、リーダーシップポジションまで時間がかかる」等の問題意識をお持ちであれば、MBAというのは良い選択肢の一つになると思いますし、その上で多様な活動に従事できるLBSを選択頂ければ本当に嬉しいです。

Japanese Sake Night 2018

かなり投稿が遅くなってしまいましたが、2月末に日本酒のテイスティングイベントである”Japanese Sake Night 2018”を開催しましたので、投稿させて頂きます。

 

LBSの最大の強みは”Diversity”ですが、まさにこの点に関連してLBSでは各国の学生が各国の強みを生かして自国の文化を紹介するイベントを数多く開催しています。特にロンドンにあるレストランを使ってLunchやDinnerをアレンジするFood系イベントは最たるものです。

 

Japan Clubでも、ロンドンにあるお好み焼き屋のDinnerをアレンジしたり、雅楽&日本装束のイベントや今回の日本酒のイベントを開催したりと、積極的に日本文化をLBS Communityに発信することを心がけています。

 

 “Japanese Sake Night”は一昨年の10月に開催し大好評だったイベントで、前回同様、イギリスにて日本酒のプロモーションに尽力されている吉武様(Sake Samurai Association UK Representative)をメインスピーカーとしてお招きすると共に、在英日本大使館、Brewery(明石酒醸造)、Importer(World Sake Imports)の方にもご出席頂き、日本酒に関するミニ講義、6種類の日本酒のテイスティング、多種類の日本酒によるフリーテイスティングを実施しました。

 

<ティスティング用日本酒>

1)スパークリング(明石鯛 純米吟醸発泡酒)

2)大吟醸(明石鯛 明石)

3)純米吟醸(賀茂泉 朱泉)

4)にごり吟醸(賀茂泉 純米吟醸生原酒 “Summer snow”)

5)古酒(賀茂泉 2年古酒 “Red maple”)

6)梅酒(明石鯛 白梅吟醸)

 

関係者も多く、開催内容に関する打ち合わせ・場所の設営・ケータリング対応(寿司やおつまみ等)・プレゼンテーション資料の作成等、事前準備は相当に大変ではありましたが、当日は約80名に参加頂き、寿司等の日本食を楽しんでもらうと共に、日本酒の種類(味)の違い、奥深さを理解してもらうことが出来ました。また、予定時間を過ぎても参加者が会場内に留まり飲み続け、約80本準備した日本酒がほぼ全て無くなる等、前回に続き大盛況で終えることが出来たと感じています。ご参考ではありますが、参加者アンケート(平均満足度9.41点、10点満点)のフィードバックの一部をご紹介させて頂きます。

 

 

<Feedback>

‐Its yummy!

-Sparkling sake was amazing!

-Amazing experience!! I absolutely loved it, learned a lot, and thought it was organized extremely well.

-Nice diversion from normal alcoholic beverages.

-Fun, tasty, & educational!

-One of the best events at LBS!

-Fantastic organization by the Japan club, so so professional!!

-Value for money and lot of fun and learning.

-Really fun environment and learnt at same time.

 

“LBS”・”日本”のイベントと考えると、ほぼ間違いなくJapan Trekが連想されますが、私達としてはJapan Trekに限ることなく、様々な形で日本文化、歴史等を発信し、日本のPresenceを高めていきたいと考えており、直近ではWhiskey Eventの開催も予定しています。

 

最後に、今回ご協力頂いた皆様に改めて感謝を申し上げると共に、より一層日本の”ファン”を増やせる様、一日本人として引続き努力して参りたいと思います。

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日本文化イベント開催 Feel the Japanese Tradition – Gagaku & Shouzoku

この度LBS学内(新キャンパスSammy Ofer Centre)にて、雅楽と日本装束に関するイベントを開催しました。

当日ははるばる京都より、笙奏者の井原季子さんと装束師の吉田恒さんをお迎えし、衣紋(えもん、装束の着付)実演、雅楽の生演奏、そしてお二人によるプレゼンテーションを行っていただきました。

プレゼンテーションでは、笙・雅楽・日本装束の基本的な解説に加え、歴史・文化的背景や、日本人の生活・価値観との結びつきといった奥深いテーマについてじっくりお話をいただきました。

たとえば、

・当日井原さんが着用された装束には、雷をモチーフにした紋様が織り込んであるが、良く似た紋様がケルト文化の中にもありこれらの元を辿ると近いルーツがある。雅楽・装束とも元々大陸から伝わった要素が多いこともあり、太古の昔の日本と世界の結びつきを知ることができる。

・独特の意味合いを持つ雅楽の楽器(例えば笙は「天から差し下ろす光」)や自然現象や動植物をモチーフにした装束の紋様を通じ、日本人は自然に対して抱く畏れや敬意を表現している。

といったお話は参加者の関心を強く集めました。

またイベント後には参加者による装束体験も行い、大変盛り上がりました。

LBSでは日ごろから様々なクラブがゲストを招いて講演会が行っていますが、文化にフォーカスしたものは珍しく、今回は特にテーマの珍しさもあって多くの方に参加してもらう事ができました。

 

今後もJapan Clubでは、日本にまつわる様々なイベントを開催していく予定です。

井原さん・吉田さん、またご来英をコーディネートいただいた稲井田さん、ありがとうございました!

 

https://www.tokikoihara.com/

http://www.shouzokushi.com/

 

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Private Equityコンペティションを終えての振り返り

以前の投稿ではインパクトコンサルティングプロジェクトが取り上げられましたが、今回は私が1st Termに参加したPrivate Equity(以下PE)コンペについて書こうと思います。

 

LBSには数多くの学生主導イベントが存在します。大きく分ければ、ゲストスピーカー、トレック、コンペ(プロジェクト)、勉強会などに分かれます。コンペは複数種類のものが計年間20個程度行われ、ケース、PE、ヘルスケア、投資、ベンチャーキャピタル(VC)、スタートアップ、NPOなど様々な分野で行われます。例えば、ケースコンペではあるケーススタディをチームで分析し企業のストラテジーを立案するという内容、VCコンペではある企業がテーマとして与えられ、投資のTerm sheetを作成するという内容でした。

私は入学してすぐに、オランダのRotterdam School of Managementが主催し、LBS内ではPEクラブが主導するRSMコンペティションという大きめのPEコンペに参加しました。9月の頭に募集及び説明会があり、その後各自が仲間集めをします。周りの人たちに声をかけることからスタートです。私は英語も得意じゃないですが、こちらからポジティブにアクションを起こすと簡単に周囲と打ち解けられます。

声をかけると必ずバックグラウンドを聞かれます。各チームは多様なメンバーにしたいと思っており、私が入ったチームもM&A1人、コンサル1人、弁護士1人、PE1人、エクイティリサーチ1人という布陣になりました。国籍もバラバラです。チームを作った後はお題が与えられます。このコンペでは、あるアメリカのフードチェーンが対象企業として与えられ、そのバイアウト、バリューアップ、売却すべてのプロセスのストーリーを考え、最終的にプレゼンするという流れでした。5人メンバーで以下のような点を議論・分析しました。

(1) その会社が何をしているのか、
(2) その会社の競合は何をしているのか、
(3) バイアウトしたのちPEとしてどうバリューアップできるのか、
(4) 業績予想、
(5) LBOストラクチャーを組み、
(6) 売却手段(出口戦略)、
(7) ポテンシャルリスクは何か。

提出締切まで1週間半しか与えられた時間がなかったので、毎日4時くらいまでみんなで議論し、プレゼンを作りました。当初、議論は正直交錯しました。バリューアップの手段について議論し始める人もいましたし、プレゼンの見た目に大変こだわる人もいて、思うように議論が進みませんでした。また、フリーライダーを非常に嫌う性格のUK育ちのメンバーが他のあるメンバーに対してこの点をはっきり指摘して重い空気になることもありました。皆のやる気が停滞した時もありました。(日本人としては普通ですが)私が徹夜で業績予想を立てて翌日持っていったら、「ジャパンハクレイジー」的なことを言いながら他のチームメイトが自分のパートを急いでやり始める、なんてこともありました。議論や仕事の進め方が各々バラバラなので大変でした。

提出日当日にほぼ徹夜で完成させた15枚のプレゼンスライドを提出し、翌日の夜にはその結果が出ました。「ファイナリストに選ばれました。明日、プレゼンテーションを持ち時間30分でお願いします」とのこと。急だなおい。。。と思いつつも、そこからいきなりプレゼンの練習が始まります。英語が苦手であることには無関係に、役割を分担し、リハーサル。そしてダメ出しの嵐(みんなプレゼンが非常にうまいことに感激しました)。チーム全体で声のトーンや話すスピード、ワーディングに指摘を入れあい、なんとか翌日プレゼンを行いました。

結果として、優勝は逃しました(優勝するとアムステルダムのPEカンファレンスでプレゼンできる権利が与えられたのですが残念)。優勝したチームのプレゼンでは、バリューアップ戦略について具体的かつ緻密に述べられていて、法律面も含め戦略の現実的な遂行について深い議論がされていました。

さて、終わって振り返ると、全くよくわからない分野の物事にとりあえずガッツだけ持ってチャレンジしにいくと、大変色んなことを学べるんだなと、当たり前のことを再認識することができました。本当に多様な経歴の人たちがいるので、そういう人たちから学ばない理由はないな、と思いながら今は過ごしています。最初は「別にPEの勉強しに留学しに来たわけじゃないし。。。」と思ってこのコンペへの参加は見送ろうかとも思っていたのですが、「どうせリスクもないんだし、やってみればいいじゃん」という友人のコメントに従いとりあえずやってみたのが大正解でした。もともと無知だったLBOモデルなども、チームメイトが組んでるのを見る中で大変理解が深まりました。

また、チームワークも勉強になりました。どのチームにもモチベーションの濃淡はあります。私のチームも、あまりコミットしない人、モチベーションが大変高い故に他の人に無理やり頑張らせようとしている人、意見を必ず口に出す人、控えめにしているけど譲れないところは必ず声をあげる人、色々いました。モチベーションが停滞したときに、どうやったらみんなのやる気を引き上げられるんだろう、そう思った時もありました。その時は自分が無茶苦茶がんばることで皆をうまく刺激することができましたし、そういう経験をしたのは生まれて初めてでした。結果には満足できなかったものの、そういう勉強をできたのはいい経験でした。

反省点は、もう少し議論に対する時間の使い方をコントロールできればよかったなと思っています。課題を与えられるとやらなければならないことは膨大ですが、その中でどの部分が最も重要で時間をかけるべきなのかを考えるべきだったな、と。もっとバリューアップをどうやるのか、ユニークな具体策をもっと織り込むべきだったと反省しています。次に活かします。

さて長く書きましたが、この記事が学生イベントの一つであるコンペをイメージすることに役立てば幸いです。

 

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る