2005年夏 インターン体験記


①戦略コンサルティングファーム (6週間) 東京

自分のバックグランドに近い実際のプロジェクトにアサインされ、法人営業の戦略立案に携わりました。クライアント訪問以外はプロジェクトメンバーと行動を共にしました。コンサルタントの経験がない私には、あらゆることが勉強になったのですが、特に、クライアントへのプレゼン内容のパートナーとのレビューは最も刺激的でした。パートナーの鋭い指摘には幾度となく唸らされました。自分の付加価値を発揮することは大きな挑戦でしたが、ここで働くことで自分が確実に成長していけると感じることができた面では、非常に収穫のあるインターンシップでした。

 

②戦略コンサルティングファーム (2週間) 東京
他校からの参加者と共に、ここ数年で急成長しているサービス業界のクライアント向けの新規ビジネスモデル検討プロジェクトを担当しました。私は戦略コンサルティングの経験は有りませんでしたが、大まかなマクロ情報分析から自分達なりの当たりを付け(=仮説作り)、有識者・潜在顧客への面談、電話インタビューを通じて、その仮説を検証・修正していくというプロセスを体験することが出来ました。不完全な情報の中から、確度の高い推測をスピーディに行うという仮説検証のプロセスは、答えを見ながら数学の問題を解いている様な感覚でした。

 


③投資銀行 (11週間) ニューヨーク、東京

インターンプログラムは、ニューヨークでの1週間の研修と東京での10週間の勤務の合計11週間で構成されました。私は、日本企業による米系企業買収案件のプロジェクトチームにアサインされ、ターゲット企業のバリュエーションを行いました。ファイナンスのバックグラウンドはありませんでしたが、1年目のファイナンスの授業においてバリュエーションの知識・スキルはある程度カバーできており、課せられたアサイメントを遂行する上では非常に役立ちました。また、ニューヨーク本社と頻繁にカンファレンス・コールを行いましたが、グローバルなチームで働けたことは非常にいい経験となりました。

 


④PEファーム (6週間) ロンドン

投資先候補に関する市場・業界調査を主に行いました。調査範囲は、ヘリコプター業界からバイオテクノロジー業界までと多岐に渡り、限られた情報の中から業界の成長性等を判断する難しさを知ることができました。また、財務分析や競合他社のマルティプルを調べるといった作業を行ったことで、ファイナンスの授業で習った内容と実務とのつながりをしっかり理解することができました。

このPEファームはインターンを受け入れるのが初めてだったため、きちんとしたトレーニング制度等はありませんでしたが、逆にアナリストとしての通常業務を行うことができたため、PEファームの実態を知るいい機会となりました。

 

⑤British Telecom (4週間) ロンドン


British Telecomのグループ戦略企画部で、プロダクトポートフォリオ作成のプロジェクトに参加しました。調査的な仕事が多かったのですが、世界中の通信サービスの先進事例を元に、BTのCapabilityを使って何ができるかを幾つも提案できたので非常に楽しかったです。それに加え、日本人が他にいないオフィス環境でインターンができた経験は、純日本人の私には貴重なものとなりました。もちろん企業にもよると思いますが、こちらの方は早く帰宅する分、昼間はかなり集中して働いているという印象を受けました。こういう経験ができるのも、ロンドンの中心にスクールがあるメリットの一つです。

 

⑥外資系製薬会社 (10週間) 神戸


外資系医薬品企業における、新薬の開発プロセスでのボトルネック分析および解決案の提言というプロジェクトを担当しました。プロジェクトメンバーは基本的に自分一人でしたが、配属先の部門の皆さんからのサポートを得て、ディレクター向けの最終発表会まで無事に完了することが出来ました。60人を超える各部門長へのインタビューや、本社から来訪されたCIOとの面談では緊張することも多々有りましたが、グローバル企業での職務経験は初めてであり、また他校 (主に米国)MBAインターン生とも仲良くなることが出来て、大変充実した10週間を過ごすことが出来ました。

受験体験記 MBA2006 #3

(Why London Business School)
なぜLondon Business Schoolにこだわったかというと、一つには高校時代を過ごしたイギリスに深い思い入れがあるということにありました。もう一つの理由は、この学校に来る学生の人柄です。この学校には勉強だけでなく、歴史や文化にも興味を持っている個性豊かなたちが多く集まっていると言えます。彼らと共に学生生活を送りたいという気持ちも、この学校を選ぶ大きな理由となりました。

 

(合格までの経緯、対策)

  1. TOEFLやGMATの前1週間は英字新聞や英字雑誌を読み、英語づけにする)これをしておくと、頭が英語モードに切り替わってくるので、試験問題を早く読むことができます。また、ただ参考書をひたすら勉強するよりも、楽しむことができます。TOEFL対策には「National Geographics」がお勧めです)。
  2. GMATを早めに受ける (願書作成の段階GMATが手から離れていたので、エッセイに集中することができました)
  3. UCLAのOnlineコースでMathematics for Managementというクラスを受講し、4単位を取得 (一つは実際に学校が始まった時の準備という意味もありましたが、受講の最大の理由は、常に勉強を怠っていないということをアピールするためでした)
  4. インフォメーションセッションに2回参加 (1回は日本。1回はイギリスにて。2回参加したのは、熱意を伝えるのが目的です)
  5. 学校の写真を机にかざり、そこに通う自分を毎日イメージする (要は願掛けです)
  6. 1Rに出願する (3rdラウンドに出願し合格する人ももちろんいますが、やはり早いに越したことは無いようです)
  7. 願書は出願期限よりも数日早めに提出する (前もってきちんと準備したことをアピールする為)
  8. 出願期限が早い学校にも一つ願書を出す (幾ら1校にしか興味が無いといっても、やはり一本釣りはかなりのプレッシャーなので、もう1校出願したことは、肩ならしという意味でも有効でした)
  9. 学校からもらったものは全てとっておく (ただの縁起かつぎです。おかげで同じbrochureを最後には3部も持っていました)

 

(最後に)
色々と書きましたが、やはり最後は「熱意」がカギとなるのではないかと思います。また、受験そのものを楽しむということも、とても大切でしょう。楽しむ気持ちがあれば、テスト勉強に集中することもできますし、よりクリエイティブなエッセイを書くこともできます。皆さんも、是非楽しみながら夢へと一歩近づいてください。Londonでお会いできるのを楽しみにしています。

受験体験記 MBA2006 #2

(Why London Business School)

London Business Schoolは教授陣・生徒の質どれを取っても素晴らしい学校だと思います。特にあの多様性に富んだ環境の中で、頭脳やマインドを鍛錬出来る機会は他のビジネススクールではなかなか味わえません。また、大都会に位置する学校の割には協調的な雰囲気も強いですし、生徒もマチュアな感を受けます。私の場合、ブラジル人・カナダ人・フランス人・イギリス人・アメリカ人・インド人・私の7人で一年間チームを組んでグループワークに取り組みます。間違いなく私が言語面で一番ハンディキャップがあるわけですが、このような多様な価値観を持つ兵達と切磋琢磨出来る土俵に上がれただけでも、今までの受験の苦労が報われた気がします。

 

(合格までの経緯、対策)
1. TOEFLで注意した分野と対応法

  • リスニング: 私は最初のShort Questions と最後の人文系の長文が苦手でした。月並みですが、やはり日本の英語教育には出てこない、イディオムや単語を覚える事が重要だと思います。リスニングはなかなか点数が伸びませんが、継続的な反復練習と試験の時の集中力が重要と思います。また、トピックの内容を日本語でも理解出来ない人文系の問題はお手上げでした。アメリカに関する基礎知識 (歴史、法律、社会問題等)は日本語で勉強しておくべきでした。また、随所に「引っ掛け」選択肢が含まれていますので、語尾等の細かい発音に注意し、「いかにも正解」と思われる選択肢には特に注意が必要です。
  • 文法: 反復練習に尽きます。GMATと比較すると非常に楽ですので、パターン認識訓練をしっかり行う事で得点源になります。
  • リーディング: やはり単語力が重要だと思います。また、正解が文章中に明示されているケースが多いので、想像に頼らず文書中に根拠を求める必要があります。こちらも「引っ掛け」選択肢が含まれていますので留意が必要です。常識的に考えれば正解の選択肢でも、意図的に不正解にしている場合があります。
  • ライティング: こちらは、正直言って得点源に出来ました。私の場合はパラグラフを5つに分けました。イントロダクションに続いて、主張の根拠を2つ書きます。そして、4つ目のパラグラフで反駁意見を入れ、「しかしながら、XXXという理由で反対する人も大勢いる。確かに、私もYYYには一理あると思うが、それよりもXXXの方が大事であると考える (XXXとYYYは相反する意見)。だから、私はトピックに賛成 (or 反対)なのだ」とします。ここで、アクセントをつければコンスタントに5.0以上のポイントは出ました。また、コンピュータによる採点を多用していると聞いておりますので、洗練された表現や難しい単語を使う努力も大切でしょう。

2. GMATで注意した分野と対応法

  • SC: こちらは、パターン認識が必須です。本番では、CR,RCに時間が取られるため考える時間が限られます。反射的に解けるようになるまで問題をこなす必要があります。ある程度のレベルに達すると得点源にする事が出来ると思います。私の場合は、イフ外語学院(新大阪校)に通い、時間プレッシャーの中で多くの問題を解く訓練を行いました。ただ、本番では最初の10問が勝負ですので、SCが出来たからと言って、安心は出来ません。
  • CR: 私はCRで失敗しました。生半可に自信があったので、「絶対に出来るはずだ!」と本番で思い込んでしまい、ついつい時間を浪費しました。結果的にRC、SCに回す時間がなくなり、自滅しました。練習問題では8割以上の正解率でしたが、本番は6~7割だと思います。CRの難問は思い切って捨て、その時間をSC、RCへ回した方が賢明かも知れません。
  • RC: 単語力、読解力ともに高いレベルが要求されます。理系の私の場合、人文系のトピック (法律、歴史関係等)が出ると全く歯が立ちませんでした。繰り返しになりますが、アメリカに関する知識 (歴史、法制度、諸問題等)は、日本語で事前に勉強された方が良いかと思います。色々な読解テクニックも駆使しましたが、やはり最後は国語、英語の総合力の勝負だと思います。
  • AWA: こちらは、汎用的な回答パターンを覚えこみ、試験が始まると、まずそのフレーズを一気に打ち込みます。そして、固有名詞等を埋め込み、問題に合うようにアレンジしました。私の方法が正しいかどうかは? ですが、本番当日に考えを一から練り上げ、全てを時間内で表現するのはかなり難しいのではないでしょうか?

     

3. エッセイ

まず自分の長所・短所を、周囲の人に客観的に評価してもらうことをお勧めします。私の場合も、色々な方に自分のバックグラウンドをお話し、貴重なフィードバックを頂きました。私の場合は、転職経験やクラブの主将経験、また今の会社に勤めてからもエンジニア → 国際 → 企画 → 営業 → 人事と色々な業務を経験した多様性をアピールしました。

 

4. 面接
書類選考に残れば、後は面接勝負だと思います(つまり、GMATやTOEFLの持ち点もこの時点でゼロクリアです)。ここでは、自分の意見をシンプルかつ力強く表現するコミュニケーション力が重要だと思います。London Business Schoolの面接ではグループディスカッションもありますが、合格者の面々を見ていると、やはりコミュニケーション力に長けている人が合格していました。面接は人格の勝負だと思います。自分に自信を持って、物怖じせず、面接官に体当たりしていく気持ちで乗り切ってください。

 

(全般を通じて)
長期間勉強をするとマンネリになったり、壁にぶつかったりする事が良くあります。そんな時は、どんどんやり方を変えた方が良いと思います。新しい事にチャレンジする事で頭が活性化したり集中力が増す効果がありました。私の場合、受験を始めた時には既に32歳で、家族(妻 + 子供2人: 現在娘5歳、息子2歳)もいましたので、勉強時間を確保するのも一苦労でした。やはりお子様がいらっしゃる方は、早朝に起きて勉強されるのが良いのではないでしょうか? 私もそうしていました。また、これは考えの分かれるところですが、私くらいの年齢 (30代半ば)になると、家族、仕事、勉強の3つを均等にバランスさせながら進める事も大切だと思います。結果的に時間は掛かるかも知れませんが、3つのうち例え1つがうまく行かなくとも、他の2つをがんばっていれば、挽回が可能だと思います。私はGMATで日々撃沈し続けましたが、他の2つがうまく回っていたお陰で、なんとか諦めずに勉強を続ける事が出来た気がします。

 

(最後に)
MBA受験を通じて一番良かったのは、推薦状、エッセイ作成・献身的なアドバイスを通じて色々な方のGood Willに触れる事が出来た点です。この合格は、自分一人の力では到底なし得なかったと思います。かなり遠回りしましたが、最後まで諦めず色々な手を尽くしたのが良かったと思います。合格の最終的な決め手は「運」だと思うのですが、「運」を掴むまで前向きに努力する姿勢が一番大切です。合格すれば、今までに経験した事のない世界の広がりを感じますので、皆様もがんばって下さい。志望校に合格される事を心よりお祈り致します。

受験体験記 MBA2006 #1

(Why London Business School)
志望理由は当校が世界のトップ校であること、Finance、Strategy、Entrepreneurship分野で強こと、世界中から学生が集まる (インターナショナル比率が高い)、そして世界ビジネスの中心地ロンドンで学ぶことで様々な機会に恵まれると思ったからです。田舎にある学校では実際の企業のプロジェクトを経験することはできないだろう、ネットワーク作りでもロンドンという場所が大変なメリットになると思いました。

 

(合格までの経緯、対策)
9月よりTOEFL, GMAT、エッセイ、インタビュー対策に専念。それぞれ蚕食するも、現実は年内にGMATという巨城を攻略できず、2Rの出願に間に合いませんでした。正直焦りました。当校アドミッションは日本人アプリカントには2ndラウンドまでの出願を強く薦めているので、「もう駄目か」と正直思いました。しかし、London Business Schoolへの思いは押さえきれず、1月後半のGMATにトライ。まさに天祐とも言うべきでしたが、出願可能な点数が出ましたので3Rで出願しました。2月に東京で行われたスクールセッションにおいて「3Rでの出願は可能か?」との質問をアドミッションに投げかけ、「日本人には2Rまでの出願を強く推薦している。間に合うかどうか分からない。3Rの締切は2月27日ではあるが、早く出しなさい」とのコメントを貰ったので、直後に出願。アメリカの数校からはオファーを貰っていましたが、この時既にロンドンでの学生生活しか頭にありませんでした。そしてスクールビジットを敢行。アドミッションに面会し、また講義も試しに受講しました。学生たちの活発な議論、そしてその炯々たる眼光から皆尤物揃いだと感じたことを覚えています。また学校を知るために、日本人在校生の方に校内を案内して頂き、生活を知るためにRegents Park周辺を歩きました。実際自分の目で確かめたことで、改めて自分の選択は間違っていなかったと実感できました。

 

インタビューは5月に東京で行われました。インタビューはリラックスした雰囲気で行われ、オーソドックスな質問から一風変わったものもありました。感触としてはやはり私の拙い英語で伝わっただろうかと自信はありませんでしたが、とにかく「行きたい!」この熱意だけは伝わったと思います。

 

そして5月17日「We are delighted to offer you」の合格通知メールを受け取りました。第一志望に受かったことは本当に嬉しかったです。直後にアドミッションに「進学します」との意思表示を行いました。

 

(最後に)
さて、最後に自分の受験を振り返ってみると、相当苦労した口だと思います。スタートも遅く、点数がでるのも遅く、合格先なしという結果にいつも戦慄していました。「あの時はかける言葉もなかった」と会社の人に言われるほど暗い顔をしていました。MBA受験ではGMAT、エッセイ、インタビュー等様々な壁にぶち当ります。しかし、「ここで勉強したい!」と本気で願い、準備を進め、行動すれば結果はでると思います。ただ、可能なら2Rで出願したほうがよいと思います。どうか頑張ってください。

就職活動まとめ MBA2004 #2

①入学前の仕事

ゼネコンで経営企画

 

②卒業後の仕事

ノボ ノルディスク (ビジネスディベロップメントマネージャ)

  • 本社と日本支社のマーケティング戦略の調整
  • 国内でのアライアンス戦略

 

③就職活動に要した期間、活動内容

今の会社に対する就職活動は、1ヶ月くらいです。同社のリクルーティングイベントがロンドンで開かれるという情報を知り合いが教えてくれました。当初あまり興味なかったのですが、担当者や将来の上司と会い、その後はとんとん拍子に話が進みました。

 

④就職活動で一番苦労した点

やりたいことがはっきりせず、将来像が描けなかったこと

 

⑤卒業後の進路を考えるにあたって、ロンドンビジネススクールでの授業や経験はどのような影響を与えたか。またロンドンビジネススクールの学生であったことは就職活動にどのように役立ったか

授業で習ったことは、全般的に役に立ちます。特定の分野に特化したい場合でも、他の分野は、視野を広げることに一役買います。経験という意味では、特に外国人と一緒に働く場合、抵抗感が全くなくなります。なにより、刺激しあえる仲間を得るということが大きな経験でした。そして、ネットワーク。そもそも、人から教えてもらってはじめて知るような企業に就職してしまうのですから、ネットワークはとても大きなインテークです。「Network, Network, Network」。ロンドンビジネススクールのネットワークは、とても質の高い、そして楽しいものです。

 

⑥就職活動成功のカギ

授業から得るものだけではなく、仲間から吸収できることをどんどん吸収することです。そしてお互いに刺激しあって、いい意味でのライバルを見つけること。つまり、ネットワーク。もちろん、ネットワーキングだけをしていてもだめですから、ちゃんと授業やグループワークでもそれなりのことをしないと、ネットワークに入れてもらえませんが・・・。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る