受験体験記No.6 / 社費 / 銀行

1.基本情報

  A) 職歴:メガバンク11年(法人営業、人事企画、海外営業企画)

  B) 留学形態:社費

  C) 英語・海外経験:米国駐在3

  D) 受験校:LBS、米国9校(計10校)

  E) 合格校(Waitlist除く):LBSUCLACMUUNC

  F) GMATGRE)スコア:680V34M49)  

  G) TOEFLIELTS)スコア:100R28L26S22W24

  H) 奨学金:無

  I) LBSへのキャンパスビジットへの有無:有(20181月末(出願後))

 

2.  Why MBA?

銀行でのキャリアが長くなり、更なる成長のため、組織の外に出て視野を広げたいというのが第一の理由です。商業銀行のビジネスモデルが大きな変化を求められている中で、様々な分野の最先端の経営知識を多角的に学ぶことは自身のキャリア形成上も、銀行のためにも非常に有益だと考えました。

また、真にグローバルな環境で、多様な価値観やバックグラウンドを有する人材と協働することで、グローバルビジネスを牽引するためのリーダーシップを養うと同時に、社外のネットワークも構築したいと考え、MBA留学を決断しました。

 

3.  Why LBS?

   Flexibility

カリキュラムの自由度が高く、学生が各自興味のあることに打ち込める環境が整っていると感じました。クラブ活動や各種コンペティション、インターンシップ等、ロンドンという地の利を活かし、主体的に2年間をデザインできる環境は非常に魅力的だと思います。

   Diversity

60ヵ国以上から多種多様なバックグラウンドの学生が集まっており(米国籍の学生がmajorityである一般的な米国MBAに対し、LBSでは英国籍の学生は1割未満)、真にdiversifiedな環境だと思います。また、米国MBAに比べ平均年齢が高めであり、様々な分野で豊富な経験を積んできた学生からの学びも多いと考えました。

   Location

直近3年間、米国(ニューヨーク)での勤務経験があったことから、環境が全く異なる場所でチャレンジしてみたいという気持ちがありました。また、帯同する家族にとっても、ロンドンは住みやすいという点も魅力的でした。

 

4.  受験スケジュール及び準備

201612:社内公募合格

2017年)

3:GMAT学習のため濱口塾と契約(この時点でTOEFL90点台前半しかなく、もう少しTOEFLに集中すべきだったが、GMATへの漠然とした不安から学習開始)

4:エッセーカウンセラー(Reve)契約

5-7月:TOEFLの点数はほとんど伸びず、GMATprepですら700点以上出せず、という日々。エッセー準備として、Reveのカウンセラーと自己分析を開始

8:TOEFL100点(出願スコア)

9:GMAT1回目受験/680点(出願スコア)

10:GMAT2回目受験するもスコアアップできず

11:GMAT3回目受験し、スコアアップできなかったが、エッセーや学校調査がほとんど手付かずの状態だったことから、スコアに不安を残しつつも、勉強は一旦ストップし、出願準備を急ピッチで進める(結局その後勉強のための纏まった時間を取れず、1回目スコアが出願スコアに)。下旬にキャンパスビジット(米国4校)実施、月末に2校出願

12:2nd出願に向けてひたすらエッセーや推薦状準備を進める。これまで合同のinfoセッションにすら出たことが無かったので、受験予定校の情報収集のためにSkypeで在校生の方々と面談を実施

2018年)

1:12月末から1月上旬にかけてLBS含む8校出願。内7校からインタビュー招聘をもらったため、マネジメントに苦慮した(米国からの受験であったため、原則オンキャンパスでのインタビュー)。1月末に1校インタビュー実施。11月に出願したUNCより合格通知

2:LBS含む6校インタビュー実施(LBSはアルムナイ面接@NY

3:米国1校インタビュー実施。LBSUCLACMUから合格通知

4:3月インタビューの米国校Waitlist。最終的にLBSに進学を決断

 

5.  使用教材、予備校、カウンセラー

   TOEFL

教材:Official Guide3冊、TOEFL TPO(インターネットで見つけた模試サイト)、英単語3800

予備校等:JackWriting

 

Listening中心に学習。Writingについては、対策を後回しにした結果、最後まで点数が安定しなかったため、予備校等も活用しながらもっと計画的に取り組むべきだったと思います。

 

   GMAT

教材:Official GuidePrep

予備校等:濱口塾、AffinityCRオンラインコースのみ)

 

濱口塾は良問かつ解説が充実しており、基礎力を付けることができました。Math含め、基本的に濱口塾の教材ですべてカバーできますが、いまいちコツが掴めなかったCRについてはAffinityの単科オンラインコースを利用しました。

TOEFLの点数の目途が立つ前から学習を開始したため、結果として両方のスコアメイクに苦戦しました。個人的には、ある程度の点数(自身のターゲット校の最低ライン)が出るまではTOEFLに専念し、GMAT12か月の短期集中で決着をつけるのがベストだと思います。

 

   カウンセラー:Reve Counseling

Applicantの個性や能力を尊重し、等身大のエッセーを膝詰めで仕上げていくスタイルです。そのため、英語表現が短期間で劇的に改善されることはなく、効率性を重視する場合は必ずしもベストな選択肢ではないかもしれませんが、自己分析やWhy MBA等について何度も考え抜いたおかげで、インタビューの際も自分の言葉でアピールすることができたと思います。

 

6.  入学後に感じたこと

多様なバックグラウンドの学生とグループワークや各種イベントを通じて交流することで、日々多くの刺激を受けています。また、授業以外の活動(クラブ活動、講演会、セミナー、ソーシャルイベント等)も本当に充実しており、1週間があっという間に過ぎていく感じです。

入学前に期待していた通りの恵まれた環境が整っているので、しっかりと活用したいと思います。

 

 

7.  受験生へのメッセージ

 MBA受験は長く厳しい道のりであり、仕事や家庭と両立させていくことは本当に難しいと思います。スコアメイクで苦戦して絶望的な気持ちになっても、MBAを通じて成し遂げたいことを思い出し、1年後、2年後の姿を思い浮かべながら、最後まであきらめずに頑張ってください!

 

MiFFT2019受験体験記 / 社費・保険

1.基本情報

A)    職歴:保険(企業融資担当、資産運用事業・子会社での海外事業の企画担当)

B)    留学形態:社費

C)    英語・海外経験:海外在住経験なし。業務経験は海外拠点とのメールや電話でのやり取り等。

D)    受験校:LBS(MiF)、Cambridge (MBA)、 Oxford (MBA)

E)    合格校(Waitlist除く):LBS(MiF)

F)    GMATスコア:710(V38、M49)

G)    IELTSスコア:7.5(R9.0、L8.0、W6.5、S6.0)

H)    奨学金:無

I)    LBSへのキャンパスビジットの有無:無

 

2.Why MiF?

筆者は派遣元で資産運用関連の仕事をしてきたのですが、ここ10年間で買収により会社もグローバル化し、将来運用部門を牽引していくポジションを展望するのであれば海外経験は必須と感じるようになりました。資産運用子会社に出向して海外事業に本格的に携わったのを機に一念発起して社費留学制度に応募し、幸運にも1年制MBAで留学する機会を得ました。

グローバル分散投資の中心はシティという印象を抱いていたこと、出向先にて英国の資産運用会社との合弁事業を担当したことから強い憧れのあったイギリスにロケーションを絞り、ファイナンスに強そうな1年制MBAを調べていました。当初LBSは2年制のMBAのため全く眼中にありませんでしたが、1年内に終了可能なMasters in Finance(MiF)という金融実務経験者向けのビジネススクールの色彩の強いプログラムがあることを知り、自分によりフィットしているのではないかと考え志望するに至りました。

具体的に惹かれた点をまとめると、以下の通りです。
①一般的な学部卒業生向けの金融修士のコースとは異なり、多様なバックグラウンドを持つクラスメイトと協業しながら学習する機会に恵まれている。
②学生は基本的に金融業界での実務経験を有するため、より実践的な議論ができ、形成した人脈も卒業後に生きやすい。
③金融業界のプロフェッショナルが登壇する機会も多く(シティに近接したロケーションがそれを可能にしている)、アカデミックな知識だけでなく実務的な知見を得ることができる。

 

3.Why LBS?

実務経験者向けのファイナンス修士課程という存在自体が珍しく、基本LBSの一択でしたので上記をご参照下さい。ただ、合格後に上司(米国M7-MBAホルダー)と話した際に、「年齢が上がるにつれてMBAで作った人脈が役に立つ局面が増えてきている。知識は陳腐化するかもしれないが、人脈は長く生きてくるので、アラムナイ活動が活発で歴史もあるLBSに行くことになったのはとても良かったと思う」と言われました。確かにLBS日本人卒業生をみていても、積極的に活動している印象を持ちますので、そうした文化が根付いているのがビジネススクールとしてのLBSの大きな魅力だと思います。

 

4.受験スケジュール及び準備

時系列順にまとめると以下の通りですが、ポイントは、IELTS→GMAT→エッセイという王道の攻略法を早期にあきらめ、同時並行で進めたことです。これによりスコアメイクに時間がかかったものの、最後は計画通りにアプリケーションを進めることが出来ました。大変ではありますが、期限が切られている社費派遣の方につきましては、可能な限り前倒しして取り組んでいくことを強くお勧めします。特に初期においては、TOEFL/IELTS以外の項目のハードルの高さが良くわかりませんので、早めにすべて手をつけて、どういう対策が実際に必要になるのか肌感覚を持って見通しをつけることで、効果的な受験プロセス管理ができると思います。

16年12月:社費内定。嬉しかった一方で、何をしてよいかわからず。クリスマス直前のA〇OSの説明会に行き、MBA受験の大変さを知り衝撃を受ける。

17年1~4月:IELTSの勉強に集中的に取り組むも初回OA6.5から全く変わらず、ややメンタルを病む。スコアメイクに相応の時間がかかることを痛感し、追い込まれないように、GMATとエッセイを同時並行で進めていく方針を立て、GMAT対策として5月からアフィアンスに通うこと、エッセイカウンセラーとしてBryanを選びエッセイもスタートすることを決意。

17年5~10月: IELTS ・エッセイを進めながら、5~6月にアフィアンスのGMAT講座(Verbal/Math)を受講。GMATは講座受講後にOGの問題演習を通して学習を進め初回(8/2)620→2回目(8/29)650→3回目(10/11)710と比較的順調に事が進む。一方で、IELTSは受講中に勧められた単語帳と多読に取り組んだ結果、リーディング力が伸長し、講座明けの7月に受けたIELTSOA7.0を達成したものの、その後目標とするOA7.5にあと一歩の結果が続き、もどかしい日々を過ごす。

17年11~12月:IELTSでようやくOA7.5を達成。MiFを含む志望校へのアプリケーションの提出を開始する。MiFからは11月中旬に早くも書類通過・面接のオファーがあったが、まったく面接の準備をしていなかったため、日程の引き延ばし工作をしつつBryanと急ピッチで面接対策を終える。11月末にMiFの面接を行い、よくわからない手ごたえのまま悶々と過ごすが、12月下旬にようやく首を長くして待った合格の連絡を受領する。

 

5.使用教材、予備校、カウンセラー

<IELTS>

・テスト対策として新宿にあるLINGO LLCのIELTS 7.5 Courseに通いました。コンパクトにまとまっており、効率的に必要なテクニックを習得することができたと思います。特にライティングの指導・添削を丁寧にして頂けるので大変助かりました。また講座受講後も勉強法について継続的にアドバイスいただいたのも大いに役立ちました。

・IELTSは小手先のテクニックが通用しづらいよくできた試験だと思います。私も純ジャパでしたので非常に苦労をしました。基礎的な英語力を高めない限りバンドスコアは上がらないので、問題演習よりも本質的な英語学習に時間を割くことをお勧めします。

・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングのどの側面も重要ですが、スコアメイクの失敗を避ける観点からは、まずリーディングを徹底的に鍛えることが重要だというのが英語学習において一番伝えたいメッセージです。具体的には、受験プロセスの前半で単語とアカデミックな文章の多読を最優先で行うことです(語彙+多読で1日2時間かけるぐらいでちょうどいいです)。高いリーディング力を早期に確立しておけば、TOEFL/IELTSのみならずGMAT攻略の確度を高めることにもつながりますし、万一GMATで失敗してもGREでのスコアメイクにスムーズに移行することができます。

・語彙については、私はiKnowというiPhoneアプリを中心に学習しました。このTOEFL Listeningコース、Readingコース、GMATコースのすべてのセットをやり、GREコースも8セット中6つを仕上げました。またZ会のAcademic 英単語シリーズ5冊を購入し4.5冊(上級編の理系編を半分まで取り組んでいたところで、GMATを攻略しストップ)をやりました。また、多読については、アフィアンスで勧めて頂いた書籍を中心に毎日継続して読みました。

<GMAT>

・GMATは日本語でやれば必ずしも難しい試験ではないと感じる方も多いのではないでしょうか。テクニックも確かに必要ですが、基本的には英語の読解力をどう高めるかにつきます。逆に言えば、リーディングができないのにいくら問題演習をこなしたところで砂上の楼閣ですので、OGやPREPを回す前に、少なくともIELTS/TOEFLのリーディングを満点で固定できるようになるまで語彙の学習と多読に相応の時間(と体力)を割いていくのが、遠回りなようで結局近道です。

・予備校はアフィアンスに通いました。テクニックに頼らず本質的な英語力と論理的思考を身に着けることに基本方針としており、ネット上の「OG/PREP/予備校の問題をぐるぐるしました!」的な武勇伝に辟易していた筆者にはとてもフィットしていました。解法も合理的かつシンプルで暗記量が少ないので非常によかったです。

・Verbalはアフィアンスの講座で解法を習ったのちに、アフィアンスの仲間と一緒に勉強会を開いて議論しながらOGを解いて定着させていきました。OGとVerbal Reviewを一通りやって間違えた問題を復習し終わった段階で正答率が安定してきたと感じます。ポイントは闇雲に解くのではなく、ちゃんと解法を適用出来ていたかを検証しながら演習することです。なお、毎日1時間半は多読と単語に充てていましたので、問題演習等に充てた時間はそれほど多くはないですし、PREPも体力を非常に使う割に得るものも少ないので、初回受験前に一回解いたのみでした。

・Math: 私は理系でしたので、アフィアンスの講座を受講し、そこで頂いた問題を解いたのみでほどなく完成しました。大学受験時代に数学をちゃんとやっていれば、Q49以上は決して難しくないですが、数学を捨てた人は要注意です。Q49以上を確実に出せない限り、いくらVerbalをやったところで無意味ですので、まずは数学を固めてください。

<エッセイ等>

・MiFエッセイの内容はいわゆるゴールエッセイでした。またエッセイではないのですが、アプリケーションフォームに職務経験や自分の強み・弱み等を記載する欄も複数個所ありました。基本的にMBAのエッセイで一般的に問われる内容とほぼ変わりませんので、MBAを併願する方は特段違和感なくアプリケーションできると思います。

・エッセイカウンセラーはElite EssayのBryan氏にお願いしました。実績のあるカウンセラーですので説明不要かと思います。アイディアが詰まった段階でエディットを入れてくれるのですが、短時間で読み物としてのクオリティが段違いに上がるので、さすがだと思いました。人としてのあたりも優しいので広くお勧めできると思います。

 

6.受験生へのメッセージ

・本稿を執筆している時点でまだ入学してから3カ月ほどしかたってませんが、LBS-MiFは自分にとって非常に充実したプログラムでフィットしていると感じています。現在、必修科目として、会計・財務分析、投資理論、コーポレートファイナンスを受講していますが、これらの分野についてそれなりの知識・職務経験があった筆者でも、アドバンスな内容や実務に役立つ論点を含んでおり得るものが多いと感じています。また、ビジネススクールにおける実務経験者向けのプログラムですので、グループワークやリーダーシップ教育、ネットワーキングの機会等にも恵まれており、多様なバックグラウンドを持つ方々とどうチームワークしていくかを経験したいと考えていた自分にとって、とても充実した時間になっています。

・一方で、MiFの知名度はまだまだ低く、その魅力や位置付けなどが広く理解されていないのも少しもったいないと感じています。他に比較対象があまりない独自性の強いプログラムですので、少しでもMiFに興味をもってくださった方は、お気軽に問い合わせフォームにご連絡をいただければと思います。ここに書ききれなかったことを含めて、ざっくばらんにお話させていただければ幸いです。

 

ビズリーチ南社長をお招きし、アントレ・セミナーを開催しました!

MBA2年のE.T.です。入学してからあっという間に1年が過ぎ、9月中旬から2年生の授業が始まりました。LBSは学生の約4割が交換留学をするため、夏休み明け、まだ会えてない同級生も多いのですが、みんなそれぞれの場所で新しいチャレンジをしています。

 

さて本記事では、先日、株式会社ビズ・リーチ 代表の南壮一郎氏をお招きし、LBSの学生に向けてアントレプレナーシップに関するセミナーをJapan Club主催で開催した際の様子をお届けしたいと思います。

 

LBSは、ロンドンという土地柄もあり、起業家やグローバル企業のエグゼクティブなどが頻繁にゲストスピーカーとして来校します。こうした学生主導のイベントは、小規模なセミナーから数百人規模の講演まで様々で、日々刺激を受ける環境に身を置くことができるのがLBSの魅力の一つだと思います。しかし、日本人のスピーカーをお呼びする機会は多くはなく、私個人として、ぜひ一度在学中に日本人のスピーカーを招待してセミナーを開いてみたい、日本にもこんな素晴らしい人がいるよ、と紹介したい!と考えていました。

 

本セミナーは「Entrepreneurial Journey」と題し、南氏のアントレプレナーとしてのご経験をざっくばらんに語っていただきました。

 

LBSはFinanceやOrganisational Behaviourの授業の充実度が高いことで知られているため、「LBSでアントレ??」と思う方もいらっしゃるかもしれません。アントレ系のElectivesは、“Strategy and Entrepreneurship”として分類されており、Pathways to start up successやDeveloping Entrepreneurial Opportunities など、アイディアを形にするプロセスをチームで体験し、授業の最後に投資家にピッチする、といった内容の授業があります。また、Entrepreneurship Summer Schoolという、夏休みを利用して自身のビジネスアイディアの可能性について調査する実践型の授業もあり、意外と(?)充実しているのです!授業以外でも、投資家とのネットワークやメンタリング・プログラムなどさまざまな機会を提供しています(くわしくはこちら)。LBSの同級生の中には、すでに自分のビジネスアイディアの実現に向けて精力的に活動している人もいます。

 

今回のセミナーは、急遽開催が決まったにも関わらず、約30人の学生が参加しました。

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最初に簡単な会社紹介をしていただいた後は、以下の内容を中心にお話しいただきました。

 

・南氏自身のキャリア

・どのような思いを持ってビズ・リーチを立ち上げたのか

・ビジネスモデルを検討する際にどのようなフレームワークを使ったか

 

加えて、南氏が普段大切にしている考え方、物事に対する取り組み姿勢など、非常に幅広いトピックについて語っていただきました。約1時間半のセミナーでしたが、出席した学生たちは南氏の話に惹きつけられ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。終始インタラクティブな雰囲気で非常に盛り上がり、終了後も多くの質問が出ていました。参加者からは「今、MBAで学んでいるビジネスにおけるフレームワークと実際の事業創りを照らし合わせながら聞くことができた。もしまたの機会があれば、もっとたくさんのクラスメートにもぜひ聞いて欲しい」という声や、「自分自身も同級生と起業を考えていて、まさに動き始めているところ。僕たちのビジネスはヨーロッパ・アメリカでの展開を考えているが、マーケットに関わらずアントレプレナーとしてのマインドや考え方がとても参考になった」などのコメントがありました。

 

自ら主催しておきながら大変手前味噌ですが、これまで学内で自分が参加したイベントの中で最も興味深く楽しいセミナーでした!笑

南氏のお話には沢山の素晴らしいメッセージがあったのですが、個人的に一番印象に残ったのは、普段から「How can I help you?」と周囲に自ら助けを申し出る姿勢を持つことによって、熱い想いを持った人との接点ができ、それが結果的に自分の人生・キャリアにおいてポジティブな影響を与える、ということでした。もし今何かもやもやしている、何かやりたいんだけど何をやったらいいかわからない、と悩んでいる方がいらっしゃったら、周りにいる何かに一生懸命に取り組んでいる人に「私にできることある?」と勇気を出して聞いてみると、意外な一歩が踏み出せるかもしれません。日々忙しい中で簡単ではないですが、私自身も「How can I help you?」の姿勢を大切にしていきたい、と思っています。

 

是非もっと多くの学生に聞いて欲しい!!恒例行事にできないかなあ、、、なんて勝手に企んでいます。南社長、貴重なお時間を頂き本当にどうもありがとうございました! 

受験体験記No.5 / 社費 / 証券(M&A)

1.基本情報

  A) 職歴:日系証券会社11年(M&A)

  B) 留学形態:社費

  C) 英語・海外経験:ほぼなし(ロンドンに仕事で3ヵ月程度)

  D) 受験校:LBS+8校(計9校)

  E) 合格校(Waitlist除く):LBS、IESE、その他

  F) GMATスコア:690(V34、M50)  

  G) TOEFLスコア:104(R29、L30、S23、W22)

  H) 奨学金:無

  I) LBSへのキャンパスビジットへの有無:有(2018年1月末(出願後))

 

2.  Why MBA?

(1) 中長期的なキャリアを踏まえたスキルセットの習得

–        中長期的なキャリアイメージとして、新興国投資、VC事業及び自社・他社の新規事業立ち上げに携わりたいと考えており、そのために必要なスキル、企画・実行ロジック、その背景にある理論的なコンテクスト等をきちんと学ぶということがMBAを志望した第一義的理由。

–        過去10年超、国内外のM&A案件を通じて、自分なりに企業戦略や組織管理についての理解をアップデートしてきた一方、現象の根底にある(と考えられる)Economics、Marketing等の理論、不確実性下における意思決定等について、纏まった時間を投下し、体系的に学び直す必要があると常々考えていた。

–        この点、MBAにおいては、幅広なビジネス系科目について、インプットとアウトプットのバランスを維持しながら学ぶことができると考え、最も勉強効率が良い選択肢と判断した。

 

(2) 多国籍チームにおけるリーダーシップスキル

–        海外で日本文化以外の文化に100%囲まれて長期間生活するという経験がなく、クロスボーダーの案件は多くあっても、多国籍チーム(特に日本人がマイノリティとなるようなチーム)をリードした経験も少なかったため、自分自身でダイバーシティをマネジメントする能力が低いと実感していた。

–        こうしたダイバーシティマネジメントの実践経験の少なさは、将来のチームマネジメントの際の制約条件になると考え、MBAに進学し多様な価値観に触れ、実際にリーダーシップの経験を得ることで、こうした制約条件を早期に取り払う必要があると考えた。

 

(3) 他国ビジネストレンドに関する理解

–        これまでのキャリアにおいて、案件に絡めて個別の産業テーマを考えることはあったものの、例えばあるテクノロジーについて、日本の何が進んでいて、何が遅れているのか、今後どのようなイノベーションが社会に有効なのかについての判断に今一つ自信が持てないと感じていた。

–        この原因の一つは、自分の中で、技術・ビジネス評価に関するある種のベンチマークがないからであると考え、他国の(特にアントレ界隈で)何が最新の技術応用トレンドで、具体的にどのような新規ビジネスが生まれ、成功・不成功の要因が何であるのかを知る必要があると考えた。

 

3.  Why LBS?

(1) Learning opportunityの豊富さ

–        自分が学びたい分野のコンテンツ(コース)を漏れなく有していたこと。

–        加えて、London CAP、GBE、クラブ活動等におけるExperiential Learning機会が豊富であり、また、ロンドンという立地から、実際の各産業及びヨーロッパ・アフリカ・中東文化との物理的・精神的距離が近いため、他大学に比して、Learning opportunityが豊富であると判断した。

–        “Why MBA?”で記載したとおり、インプットとアウトプットのバランスが自身の学習効率のために重要と考えおり、この点、LBS(及びロンドン)の有するコンテンツ・機会はとても魅力的であった。

 

(2) Diversity & Maturity

–        出願前後で米系大学も含めて様々な情報を収集したが、LBSは平均年齢が高く(=キャリア経験が相対的に長く)、また、どの人種もマジョリティになることがなく、(金融・コンサルティング出身は相対的に多いものの)職歴もバラバラであるため、良い意味でマチュアな大学であると感じた。

–        私自身が10年以上の投資銀行業務の経験を有しており、また、年齢的にも30代半ばであるため、クラスメートからも多くの学びを得るためには、やはり相応の職歴を持った友人に囲まれる必要があると考えた。

–        また、自身のダイバーシティマネジメントスキルを磨くには、実際にダイバーシティのある環境に身を置くことが必須であることは当然であるため、この点もLBSを第一志望とする理由の一つとなった。

 

(3) Flexibility

–        2年MBAプログラムを有する大学の中では、バルセロナのIESEも上記の2点を一定程度備えており、進学先決定に際してもこの2択で迷ったが、カリキュラムのフレキシビリティがあり、自分のやりたい分野に思う存分時間を投資できるのはLBSと判断した。

 

4.  受験スケジュール及び準備

2017年3月:社内選考面接

2017年4月:TOEFLの勉強開始、エッセイカウンセラーの選定(Ed)

2017年10月:GMAT勉強開始

2017年11月:GMAT第1回受験

2017年12月:GMAT第2回受験

2017年12月:GMAT第3回受験/スコアメイク終了

2017年12月末~1月初旬:アプリケーション準備

2018年1月上旬:Round 2出願/面接準備

2018年1月~3月:キャンパスビジット・面接・合否発表

 

5.  使用教材、予備校、カウンセラー

(1) TOEFL

教材:オフィシャルガイド、市販のTOEFL用単語集、Hackers (韓国のTOEFL対策本)

予備校等:個人英語レッスン、Y.E.S. (TWE)

 

(2) GMAT

教材:オフィシャルガイド、公式Prep、マスアカ

予備校等:Y.E.S.(SC)

 

(3) カウンセラー:江戸義塾(但し、30時間で契約したものの、5時間くらいしか使わず、エッセイもほぼ自分で書いた。)

 

6.  入学後に感じたこと

“Why LBS?”で記載した内容について、現時点で感じている入学前の期待値とのギャップについて記載します。

(1) Learning opportunity

–        スタディグループ単位でのワークの機会も豊富で、理論を学ぶだけでなく、ケースに応用し、ディスカッションを通じて理解とスキルを深める機会が多くある。

–        また、コース以外にも、多種多様なセミナー、クラブ活動、シンポジウムの案内が、学内外から毎日のようにメールで送られてくる。先日、3時間程のSocial Investment関連のシンポジウムに参加したが、それだけでもロンドンを選んで良かったと思えるくらい満足度が高かった。

–        コアコースは基礎から始まるため、人によってはどうしてもレベルのミスマッチを感じてしまうこともあろうかと思われる。私の場合は、Finance、Accounting、統計の授業がそれに当たり、コース開始前にWaiveすることも可能であったものの、自分の専門知識・スキルをクラスメートに還元し、チームにContributeすることができたため、(見込みどおり)Waiveしなくて良かったと考えている。

 

(2) Diversity & Maturity

–        期待通り。国籍・職業等、様々なバックグラウンドを持ったクラスメートに囲まれ、ディスカッションするたびに学びがある。

–        チームワークや個人に対するリスペクトを大事にするカルチャーで非常に心地よい。例えば、チームワークについては、当然、人によっては上手い・下手があるが、それも学びの一つであり、チャレンジする人間を周りが温かくサポートし、率直にフィードバックしてくれる。

–        また、入学前は、LBSは余りプライベートでの連帯感のようなものはないのかと思っていたが全くそんなことはなかった。大学やクラブ主催のイベントが豊富。ストリーム内でも、平均して週に一回は友人たちと学校脇のパブや誰かの自宅に集まるし、個々人の興味に応じて様々なイベント(旅行、美術館巡り、スポーツ観戦)を企画することに皆が積極的で、学業以外でも親交を深めようという雰囲気が強い。日本人以上に同調圧力が強いのではないかと思う瞬間すらある。

 

(3) Flexibility

–        週に3日しか授業がなく、かなり余裕だと思って色々なことに首を突っ込んだ結果、週末もバタバタと忙しくなるくらいFlexible。

 

7.  受験生へのメッセージ

–        スコアメイクや出願準備で大変だとは思いますが、投下する努力や時間から得られる価値を今後最大化するために、MBAに何を求めるのか、それを得るためにはどの大学(群)がベターな可能性なのかについてもじっくりと考えておくと良いかと思います。

–        MBAへの投資価値がどの程度なのかは結局は自分次第だと思いますし、目標も変わるかも知れませんが、大学選びにおいてはなるべく多くの生の情報を仕入れ、自分なりの軸で整理しておくと宜しいかと思います。

–        頑張って下さい!

受験体験記No.4 / 社費 / 製造メーカー

1. 基本情報

A)  職歴:製造業(化学プラント建設プロジェクトのプロジェクトマネジメント)

B) 留学形態:社費

C) 英語・海外経験:大学時代:交換留学で北欧5ヶ月 / 社会人:ロシア出張 計2年半、他出張数回

D) 受験校:(欧州)LBS (米国)1校 共に1Rで出願

E) 合格校(Waitlist除く):LBS

F) GMAT(GRE)スコア:GMAT 700(V33、M51) 

G) TOEFL(IELTS)スコア:TOEFL 105(R28、L28、S22、W27)

H) 奨学金:無

I ) LBSへのキャンパスビジットへの有無:無

 

2.Why MBA?

きっかけとしては正直、漠然とした憧れが大きかったですが、化学プラント建設のプロジェクト管理を担当していく中で、本当の意味でプロジェクトを成功に導くために、

①ファイナンスや戦略といったビジネス知識を身につける必要がある

②多国籍・他業種のチームの中でリーダーシップを発揮するためのソフトスキルを強化したい

と思いMBA受験を決意しました。

 

3.Why LBS?

– Diversity:

LBSの特徴であるDiversityはやはり魅力的でした。多国籍であることはもちろんのこと、米国校に比べ年齢のレンジも広く、職種もバラエティに富んでいるということも大きなポイントとなりました。

 

– London & Energy:

化学プラントは大きくはエネルギー関連の下流に位置することもあり、エネルギー関連のネットワークが強い学校を軸に考えていました。LBSはEnergy Clubの活動も活発で、ロンドンという地理的な優位性もあり、業界著名人などの話を聞け、個人のネットワークを広げる機会も多いのではと考えました。

 

– International Exchange Program:

受験当初は米国系を考えていたため、欧州系スクール行きは悩みました。その中で、LBSであれば2年間という期間の中で、交換留学として米国トップ校にも行ける機会がある(実際交換留学に行く人の割合は多い)ということも大きな魅力と感じました。

 

4.受験スケジュール及び準備

2016/2 社内選考通過

2016/4 GMAT対策(AGOS)を申し込むも長期出張決定。予備校代が水の泡に

2016/12出張より完全帰国し、社内派遣延期を認めてもらう

2017/1 受験準備再開。TOEFLで100点Over達成

2017/6 TOEFL数回受験も結果伸びず。並行してSC対策(Y.E.S.)とカウンセラー(Bryan Shin)契約

2017/8 帰国後のGMATで出願スコア獲得。TOEFLも出願スコアをなんとか獲得

2017/9 カウンセラーと相談し、急遽LBS含め2校に1Rで出願を決定(時間の制約もあり、あくまでも本命は2R前提)

2017/10 2校からインタビュー招待。米国校1校とSkypeインタビュー実施

2017/11 LBSインタビュー実施。月末に合格通知!

2017/12 MBA or仕事で再度思い悩む。MBAならLBSと思っていたので、2Rの出願をこの時点で断念

2017/2悩み抜いた末、ようやくLBS進学を決断

 

5.使用教材、予備校、カウンセラー

A) TOEFL

Official GuideとiKnowというApp(有料)で単語力強化。今考えると最後までスコアが安定せず伸び切らなかったSとWは、きちんと始めから対策を取っておけばよかった。

 

B) GMAT

– AGOS(Verbal対策):

授業は数度しか出席できず、高額で教材を購入したような結果になったが、教材は自習の際に重宝した。

–        Y.E.S. (SC対策):

絶望的な文法力からGMATクリアできたのは、本当にY.E.S.の効果だと思う。

–        GMAT Prep. / Additional Pack (テスト対策):

GMAT受験前には、わざわざ日比谷に行ってテストと同じような環境にしてシミュレーション。

–        マスアカ:理系なのでQuantitativeには自信があったが、用語や傾向等を一通り確認するために使用。

 

C) カウンセラー

Elite Essays (Bryan) 

Bryanとの契約は、受験プロセスの中でも数少ない良い判断だった。LBSの受験を進言してくれたのも、実を言うとBryan。他のカウンセラーは使っていないので、比較はできないが、レスポンスの質・早さ共に非常に満足。

 

6.入学後に感じたこと

– 期待通りのDiversity

Why LBSで述べたDiversityは、医師・弁護士等の幅広い職歴を持った生徒達や多国籍の教授陣など、本当に様々な場面で実感することができます。またロンドンという街そのものにも想像以上のDiversityを感じています。

 

– Tech・Start-up系への関心の高さ

これは良い意味で想像していなかったのですが、生徒達含めTech系への関心や機会が多く、スピーカーイベントなどの機会も多々ありそうで今後も楽しみにしています。

 

7.受験生へのメッセージ

これを読まれている皆様の中にも、受験と仕事の両立で苦しんでいる方が大勢いらっしゃるのではと思います。私の場合も、仕事で留学を一年延期する羽目になったりしましたが、結果それがエッセイやインタビューで厚みのあるエピソードに繋がり、最終的にはLBSに合格することができました。

受験中は何があるかわからないので、できるなら対策は早め早めをお勧めします。最後まで諦めずに頑張ってください。応援しております!

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る