前回に続き、MBA1年目の振り返り。

下記のMBA受験時に思っていたWhy MBAをベースに1のキャリアについて振り返ったのが前回。今回は2と3、SoftとHardのSkill setについて。

1. キャリアに関する広い視座を得る
2. 海外でのリーダーシップ(SoftなSkillset)の向上
3. Finance、AccountingなどHardなSkillsetの向上

 

2. 海外でのリーダーシップ(SoftなSkillsetの向上)

正直な感想を言うと、これは想像以上に苦労した。

MBAの授業では(お題の性質上仕方がなかったり、その場にいる皆がお題に対する経験が浅かったり、また皆のバックグラウンドが違い過ぎて共有している物が少なすぎるという理由で)フワフワとした議論が行われることも多いのだが、その中で自信を持って断定的な口調でガンガン皆がコメントを残していく中で取り残されるように感じたことは、一度や二度ではない。「とりあえず言う」という文化への壁、「要するに・・でしょ」と一言でその場を刺すような英語が出てこないという語学面の壁などを感じる場面があった。

準備で差をつける、日本人的な勤勉さや誠実さでチームでの信頼を得る、自分の得意分野で活躍しておく、などSurviveしていく上で必要な所作は身につけたが、能動的にインパクトを残せるようにまずはインターンの場で努力していきたい。

3. Finance、AccountingなどHardなSkillsetの向上

この点は、色々な科目を全体的にさらっと見たけど、実務でやるレベルでは全然足りない、という感じだろうか。「経営に必要な項目とフレームワークに一通り触れることで、考えるための取っ掛かりを増やすことは出来た」、というのがMBA取得者の定番文句なのだが本当だろうか?まあこれから、実務に戻って実感できるのだろうと信じているが・・

ほぼゼロスタートのファイナンスよりも、むしろマーケティング・個別の事業戦略・ブランドマネジメントなどやってきた分野、Organizational Behavior(OB)など元々興味のある分野は興味を持ってサイドリーディングも読めたし、知見が深まった気はする。マーケ・OB系の科目を通じて、「いかに人が不合理な生き物か」というのをつくづく実感させられ、限られた情報の中での人間の判断の癖(特に自分の癖)などにAwareになったと思う。これについては、後々自分の学びを整理していきたい。

正直、上司や顧客からのフィードバックがある仕事と違って、宿題・テストなどは単発・やりっぱなしで終わってしまうことが多い。「MBA行くより、仕事していた方がよっぽど成長する」ということを言う方もいるが、ある一本道のスキルがより深まる/磨かれる、ということを言っているのなら個人的にはAgree。だからこそMBAの醍醐味は新しい世界観に感受性の扉が開いた状態でバシバシ触れ、インターン含めちょっと無理目な挑戦をSafe environmentの中でやってみることなのだと個人的には思う。

ここまで元々のWhy MBAとその距離感を振り返ってきた。次回は元々の3つには入っていなかったが、得れた経験について書きます。

在校生ブログ「ロンドン留学生活|音楽とサッカーとPintと」より転載

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る