交換留学先のUCLA Andersonでは4つの授業を履修中。今回は、ともすると、「飯が旨い」「天気が良い」の二つで終わってしまいがちなLAの交換留学経験の感想と授業の概要を忘れないうちに。

■感想
・取れた授業にも恵まれ、UCLA andersonの選択授業の教授の質は非常に高く(コア授業はそうでもないみたいですが・・)、授業はEngagingかつEntertaining。

・学生はアメリカ人が圧倒的に多く、アメリカの共通の価値観や常識をベースに議論が進む。この環境が授業に与える良い面は効率性。議論が無駄な発散をせず深くなっていく可能性が上がる点、Flipsideは正直Internationalへの配慮も感度も低いので、例えばアメリカSpecificな話だと全然ついていけない点。(例えばエンタメ授業だと、著名芸能人、著名番組の話をされても、さっぱり)

・UCLA Andersonの一部の学生のエンタメ業界への志望度の高さに驚く。後述のEntertainment Lawでは履修者の60-70%が、WarnerやUniversalなどの大手メディア会社や製作会社で夏のインターンを経験していた。やっぱ、MBAってその学校のリソース(立地含む)を生かして、ネットワーキングを作り、次のキャリアにつなげることが大きな価値だよな、と感じる。

・交換留学生がProperのUCLA Anderson生と関わる機会は少ない。どうしても、3ヶ月だけいる交換留学生と1年をすでにLAで過ごした学生では時間の使い方が違う。また、1年かけて作り上げられた交友関係に新たに入るのは至難の業。

■授業の概要
Business Law for Managers and Entrepreneurs
・ビジネス側として最低限把握する必要がある米国の法システム・法律を学ぶ。Federal lawとState lawの違い、Intellectual Property、Contract(契約がいつ発生するか、有効かなど)などをこれまでカバーしているが、相当Practicalな内容、かつProf Guerinの授業の運びもよく、また、法律の論理構成の考え方は頭の基礎体力を鍛えなおす上でも有用でとても楽しい。

Entertainment Law, Business and Finance
・Entertainmentビジネスの入門編。映画製作を中心に、各種権利関係、資金調達、製作プロセスなどについて学ぶ。授業のオーガナイズ度は正直?だが、業界Steve Kroneの語り口は相当Entertainingで、エンタメ業界に進みたい学生へのアドバイスも非常に熱心。

Contents creation in the digital age
・TV業界の変遷を学ぶ授業。大手3局(NBC、ABC、CBS)で視聴率の90%以上を占めていた~1980年代。その後、CATVによる多様なチャネル選択を経て、現在のネット配信の波の中にあるTV業界。HBSを卒業し、FOX、MTV、OWN(Oprah Winfrey)などを渡り歩いてきた教授とクラスメイトで、ビジネスに与えるキーとなる変化や今後の見通しについて議論。たまに話がSpecific過ぎてついていけないものの、先日は中間テストの変わりに新しいTV番組のアイデアをグループごとにPitchし合うなど、Entertainment度は高い。

Thinking on your feet
・「地に足を着けて考える」ための様々なコンセプトを学ぶ、心理学と脳科学が交差するOB系の授業。Iris Firstenberg教授の語り口が巧みで、TED talkを見ているようで、毎回楽しいし気づきもある。Main takeawayは?と聞かれると難しいが、逆説的に一つ一つのコンセプトの細かい積み上げによってこそ、地に足を着けて考えることが出来るのかもしれない。

在校生ブログ「ロンドン留学生活|音楽とサッカーとPintと」より転載

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る