• Why MBA
    • 「国際性の強化」:私は新卒から外資系の企業で働いていたので、業務上日本人以外の社員と仕事をすることが多かったのですが、自分が将来的にそういった国際的な組織においてリーダーシップを発揮していくには一度海外に出て自分磨きをする必要があると感じていました。
    • 「ビジネスへの理解を深める」:MBAでの授業やインターンを通じて幅広くビジネスに対する理解を深めたいと考えました。しっかりとした基礎理解を土台として持っておくことは、ビジネスの現場で自分の思考や発言に自信を与えてくれると思います。
    • 「キャリアアップ」:10年以上の長期的な視点で自身のキャリアを考えたときに、この2年間を使って若いうちにMBAを取得しておく方が、そのまま働き続けるよりもキャリアアップに繋がる、と自分の周りのシニアな役職にいる方たちを見て思いました。

 

  • Why LBS
    • まずは、MBAに行くにしてもヨーロッパに行きたいという思いが最初からありました。それは文化的にそちらの方が自分に合っているのではないかと欧州系の会社で働いていた経験から想像していたからです。
    • また、MBAはやはりアメリカが本流であり、アメリカのMBAを取得している日本人は大勢います。その状況を踏まえて、あえて大勢とは違う道を選ぶことにも価値を感じました。
    • アメリカのトップ校と競合できるレベルの学校はヨーロッパでは数少ないものの、LBSは、ランキング、プログラム内容、生徒・教授の質、等々どれをとっても世界でトップレベルの学校であると知り、受験準備を始めてすぐにLBSが第一志望になりました。
    • 実際に学校見学も行い、上述のような自分がMBAを通して目指すものが得られる学校であると確信しました。

 

  • スケジュール
    • 2012年1月初旬の受験願書提出を目標に、2010年の終わりから大手予備校の説明会などに参加をはじめ、2011年初頭から具体的に勉強を始めました。エッセイは11年11月頃から書き始め、提出直前の12月・1月に詰め込んで書き上げました。
    • TOEFLとGMATの勉強は同時並行的に進めていましたが、もし可能であればTOEFLを夏までに終えて、GMATを秋に終え、冬にはエッセイに集中する、というスケジュールが組めていれば良かったと思います。

 

  • 費用
    • 合計:150万円。私費留学の私には準備費用でこれほどかかってしまったのはかなりの痛手でした。費用を少なくするためには、早期に準備を始めること、及び受験経験者に細かいアドバイスをもらうことが大切だと思います。
    • 予備校(TOEFL・GMAT):70万円。TOEFLとGMATの予備校代は、お金を払ったものの行かなくなったものもあり、早い段階で受験経験者のアドバイスを得てどの予備校に通うべきかをしっかりと調査しておくべきだったと後悔しています。
    • エッセイカウンセラー:40万円。エッセイカウンセラー(インタビューの練習含)は1時間2万円程度かかるので非常に高額です。自分でできる部分は自分で行い、アドバイザーの手を借りる部分は付加価値の高い部分に絞るべきでしょう。
    • 学校見学(イギリス・フランス):20万円。費用対効果が高いと思います。単に合格するための手段としてだけではなく、合格後の生活のイメージを持つためにも行っておいて良かったと思っています。
    • 試験費用:20万円。TOEFLは回数制限がないので毎週のように受験し続け、結果何十回も本番を受けてしまう人がいます。形式に慣れるのであれば本試験を受けなくても別の方法がありますし、実力がまだ足りていない中で数をこなしても爆発的なスコアの伸びは期待できないテストだと思います。本試験は金銭的費用のみならず、体力・時間も消費します。しっかりと対策をして実力的に目標スコアに届きそうな感覚を得たところで、本試験を集中的に受けるのが良いのではないかと思います。

 

  • レジュメ
    • 元々自作で持っていたレジュメをカウンセラーに見てもらい、フォーマットや表現を直して完成させました。

 

  • TOEFL
    • TOEFLは英語力の体力測定のようなテストだと思います。テクニックはあまり必要なく、ある程度高いレベルで普通に英語を使える能力があれば、テスト形式に慣れることで点数が出ます。
    • 総合力を問われるテストですが、中でもListeningがKeyになると思います。(SpeakingとWritingでも正確なリスニングが求められること。また、Listeningセクションはかなりの長文リスニングになり、しっかりとした実力がないと答えられないため。)私はListeningの点数が安定しなかったので、ある予備校のリスニングコース(ディクテーションを繰り返し行う内容)を取り、安定して聴き取りができるように準備しました。
    • 初回を11年2月に受験し91点でしたが、最終的に109点が取れたのは11年9月になってしまい、予想以上に時間がかかりました。途中半年間くらい100点前後でほとんど点数が上がらず、自分のやり方が正しくないのか不安になりましたが、8月後半から9月にかけてスコアが伸びました。

 

  • GMAT
    • GMATは問題難易度が高く、時間制限も厳しいため当日良い意味で緊張感を持って、長時間集中力を保てたことが成功に繋がったと思います。人によって集中力の高め方は異なると思われますが、私の場合は試験前日はあまり眠らず、緊張度合を高めることで普段以上の力が出せました。前日はしっかり寝て休んだ方が良いという人もいますのでわかりませんが、神経をリラックスさせた状態でGMATに臨むよりは、かなり尖らせた状態で臨む方が向いているテストだと思います。
    • 「SC」:試験対策は、SCから始め、SCに一番時間を費やしました。御徒町にある予備校に通い過去問をしっかり理解して解けるように繰り返し解法を読み返しました。GMATに限らず、仕事で英文を書く際やLBSに来てからのライティングでも非常に役に立っており、本格的な文法力をつけることができたので多くの時間をかけて良かったと思っています。
    • 「CR」:一般的に言って最も簡単なパートだと思います。過去問研究を行いました。どれだけ速く解けるかを意識して本番に臨みました。
    • 「RC」:かなり苦戦しました。TOEFLのリーディングと似たものかと思いあまり対策していなかったところ、GMAT初回でRCで迷いすぎて時間を使い果たしました。RCは選択肢がかなり分かりにくく作られており、一見どれも正解に見えます。3回目(最終)の受験前はRCの勉強に力を入れ、1つの文章を読む度に自分の頭の中で文章構造の確認と要約をするようにしました。メモを書くと時間がかかるのでメモは避け、頭の中で理解を整理してから問題にあたるようにしました。そして、選択肢が全く分からないとき以外は問題を読んだ以降本文には戻らない訓練をすることで時間を短縮しました。本文に戻らなくても正解はできていることが過去問を解いて分かったので、本番で迷っても前に進み続けました。RCを攻略できたことが最終的にGMATを攻略できた鍵になりました。
    • 「Math」:Mathは通販の教材を買って対策しました。どうしてもVerbalに時間をかけてしまい対策が後手になってしまったのですが、テストは意外と難しく、結局49点しか取れずあまりうまくいきませんでした。文系でも50点取りたいところだと思います。
    • 最終的に3回受験し、11年12月中旬に出た最終スコアが730点でした。11月初旬の結果が640点だったので、最後の1か月半で集中して問題演習したことがスコアに直結しました。

 

  • エッセイ
    • GMATが12月中旬までかかってしまったことにより、エッセイにかける時間があまりなくなってしまったことが悔まれます。とはいえ、LBSのエッセイには手抜きをしたくなかったので、Applicationを出す直前は元旦から締切日の1月5日朝まで連日ほぼ徹夜で仕上げました。
    • カウンセラーと会話しながらネタ出しをした後に、エッセイドラフトを字数を気にせず作成し、カウンセラーにチェックしてもらいスリムにしていくという作業を繰り返しました。
    • また、エッセイがセミファイナルの段階まで出来上がったところで自分をよく知る会社の上司(MBAホルダー)に読んで頂きました。そこで受けたアドバイスは非常に有用でした。カウンセラーはMBA受験のプロですが、受験者自身を深く知る人ではありません。そこで、自分をよく知り、かつMBAの受験プロセスを知る人にエッセイを読んでもらい、そこに自分のキャラクターがしっかり滲み出ているかを判断してもらうということはどなたにとっても役立つと思います。

 

  • 推薦状
    • 会社の直属上司、及び他部署で仕事上関係が深い方の2名(日本人)に書いて頂きました。
    • 私費の場合、推薦状は鬼門の1つですが、信頼できる人に丁寧にお願いすれば快く引き受けてくれると思います。
    • 私は直属上司以外の1人を誰にお願いするかでかなり迷いました。外国人MDや、他社で重役についている元上司の方も考えましたが、願書提出当時の自分を最もよく知る人(つまり具体性を持って自分のことを正確に書いてくれる人)は誰か、という観点で人選しました。
    • プロセスとしては、夏ころから推薦状の件を頭出しして、実際のテーマを見ながらミーティングを何度か行ってから書いて頂きました。

 

  • 面接
    • 日本人卒業生の方と英語で面接しました。
    • Clear Admitや予備校のデータを利用して過去の質問内容を調査しました。が、実際に個々のアプリカントが聞かれる内容・順番は人によってバラバラだと思います。それは面接官の方がどの程度レジュメをしっかり読んであるか、質問を予め考えてあるか、Admissionが質問をどの程度指定しているかなどが異なるからです。私の場合はいわゆる自己紹介というところは飛ばしてなぜ今外資系の銀行で積み上げてきたキャリアをここで辞めてしまうのか、というところから始まりました。
    • 面接なので自分の売り込みをすることが目的ですが、売り込みと言っても1対1の会話なので、相手の方の理解や納得を得ることが最も重要だと思います。そういう意味で相手の顔や目を見ながら、自分なりのペース、言葉や表現で伝えることを意識しました。
    • 話す内容を紙に書いて覚えるということは意図的に一切しませんでした。それをしてしまうと、そこに書いてあったこと全てを話すことが目的になってしまいそうだからです。話そうと思っていたことのうち5割しか話していないとしても、相手が既に納得しているようであればそれ以上話さず、考えていなかったことも相手の理解を得るために必要だと感じればその場で考えて話しました。

 

  • 受験を終えて
    • 受験中は仕事との両立でかなり体力的・精神的に大変だと感じる時期もありましたが、私費で自分の意志のみで留学を決意している以上、嫌だと思うことはありませんでした。英語の勉強やエッセイ作成もどれも一筋縄ではいかないですが、それらを通して成長していることも実感できたので、準備期間も含めてMBAなのだと思います。
    • また、LBSでは世界中からトップエリートが集まっているので、英語力や自己分析が出来ていないまま学校に来ると周囲についていくのがかなり難しいのではないかと思われます。学生同士での貢献が重要視されるカルチャーなので、自分に付加価値がある部分でしっかりと発言しリーダーシップを取れるように、MBA受験の過程で問われる能力は受験のためだけではなくその後のMBA生活のために必要不可欠だと捉えて取り組むべきだと思います。
    • 留学後は授業・課題と就職活動の両立で結局受験期間と同じくらい忙しく過ごしていますが、MBAに来なければ出会うことがなかったであろう発見が多々あり、非常に視野が広がったことを実感しています。
    • 就職活動を通しては、LBSのブランド力の強さを実感する機会が頻繁にあり、この学校に来て本当に良かったと感じています。
(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る