就職活動は、入学が決まったその日から始まっているともいえます。MBAで得られる知識や視野の広がりをもとに、将来どのような事を成し遂げたいのか、常に自分なりの答えを持っておくことが就職活動において勝利する秘訣かもしれません。

以下は、当校における就職活動のスケジュールの概要です (これは、日本以外で就職する場合を念頭においています。日本における就職活動に特有な点については後述します)。

 


就職活動スケジュール (日本国外で就職をする場合)

 

1年目 サマーインターンシップのプロセス

入学前 ネットワーキング、希望業界へのインタビュー、業界研究
9月 CV、カバーレター作成 (オリエンテーション期間の半分近くが就職活動関連のもので、CV、カバーレターの書き方、ネットワーキングの方法 等の指導を受けます。キャリアサービスからは、個々の業界に向けたCVのアレンジ等について、サポートを受けることができます)
10月 Professional Clubsによる事前準備開始 (各Clubでも就職活動のポイントを効果的に学ぶことができます。例えば、Consulting Clubは模擬ケースインタビューのトレーニングを行い、Finance Clubは卒業生を招いてインタビュー対策のセッションを開きます)
11~12月 キャリアサービス によるカウンセリングの実施、各Clubによる企業イベント開催 (業界研究や準備を進めるなかで、キャリアサービスの担当者によるカウンセリングを受けたり、Clubが主催するネットワーキングのイベント等に参加したりします)
 1月 スクールでの企業説明会開始 (以降、継続的に開催されます。ほぼ毎日のように企業側からのプレゼンテーションがあり、通常は社員と学生との交流イベントが併せて行われます。「マチュア」を自称する当校の学生達ですが、この時ばかりは互いがライバルになることもあり、多少ピリピリした時期を過ごしますが、お互いにアドバイスをするなど協力もし、多くの学生が自分に合った会社を上手く見つけていきます)
2月 インタビュー開始 (以降継続的に実施されます。書類審査通過後、Short Listに残った学生は、2月上旬以降のインタビューへと進みます。早い企業からは2月中旬にはサマーインターンのOfferが出されます。説明会、応募、インタビューのプロセスは業界や企業によって大きくことなりますが、一般的に金融 → コンサル → 事業会社の順番で進みます。企業によってはインタビューのプロセスが4月や5月になることもあります。また定期的にサマーインターンを採用していない企業へのアプローチは学生が個別に行い、Club 等でのコンタクトからインターンに発展するケースも多く見られます)
6月 サマーインターン開始

2年目 フルタイムのプロセス

9月 サマーインターン終了後、徐々にフルタイムのオファーを受領 (通常10週間程度のインターンを終え、評価と企業の採用意欲によってフルタイムのオファーを受けることができます。時期は企業によって異なり、8月中にオファーを出す企業もあれば、翌年の春まで採用を決定しない企業もあります)
10月 スクールでの企業説明会開始 (金融→コンサル・事業会社の順番で以降継続的に実施されます。1年目と同じ要領で説明会、応募、インタビューが進められます。ただし、サマーインターンを通じて既に採用の目処が概ね立っている企業も多く、必ずしも希望のポジションに応募できないケースもあります)
11月 アプリケーション〆切とインタビュー開始 (以降継続的に実施されます)

日本で就職する場合のスケジュール

 

 

①ボストンキャリアフォーラム (1年目 10~11月の間)

1年目の10月後半に、米国ボストンにおいて、ボストン・キャリアフォーラムという日本人の学部及びMBA留学生向けのキャリアカンファレンスが開催されます (主催: ディスコインターナショナル)。このカンファレンスは、翌年夏の日本でのサマーインターンを希望する学生 (特に投資銀行志望や事業会社)にとっては、必ず参加しておきたいイベントの一つです。

 

この時期はスクールのプログラムが始まったばかりで、周囲の学生もまだ就職活動を開始していません。体力的、精神的にも負担がかかりますが、当校の日本人学生は互いに協力し合いながら当日に向けた準備をし、カンファレンスに臨みます。申込みをする会社を早めに選定し、志望動機や業務内容等、十分な準備をすることが重要です。この時期はロンドンでの就職活動が本格化する前ですが、キャリアサービスは日本人学生の状況を理解していますので、個別にサポートを依頼することもできます。

 

②学内企業説明会 (1年目 11月以降)

年末年始にかけて、コンサルティングファーム各社が日本からロンドンを訪れます。コンサルティグ業界志望の学生にとっては、翌年のサマーインターン獲得のために非常に大切な時期となります。コンサルティングファームのレセプションは、ロンドン中心部の高級ホテルで行われることが多いようです。形式は各社によって異なりますが、会社説明会に加え、希望者に対する個別のインタビューが実施されるのが通例です。

 

インタビューではケースが出題されることが多く、「XX会社の社長の立場から、新しいビジネスモデルを考えてください」や、「自分が以前いた会社の戦略について説明して下さい」などの質問がなされます。

 

当校のキャリアサービスは、ケースインタビューの攻略に関する豊富なノウハウを有していますので、このようなインタビューを初めて受ける場合でも、十分な準備をして臨むことが可能です。また、当校の学生は非常に協調性があり、当該コンサルティングファーム出身者に、気軽にモック(模擬) インタビューの相手を頼むこともできます。

 

③サマーインターンシップ (1年目 6~9月)

期間については、他と同様、1年目のプログラムが終了する6月中旬から、新しい学期が始まる9月末頃までの約3ヶ月となります。プログラム、給与、期間 等は各社によって異なりますが、投資銀行では2ヶ月以上フルタイムという会社が多いようです。コンサルティングファームの場合は、短期間の無給体験プログラムのみという場合もありますが、海外と同様のインターンシッププログラムを提供している会社もあります。

 

事業会社は、これも各社によって異なりますが、医薬品企業などでは実際のプロジェクトに関わるコンサルティングプロジェクトを担当するケースがあります。また、日本人によるロンドンでのサマーインターンシップの実績も数多くあります。

 

サマーインターンシップでは、その会社に勤めている社員でも普段なかなか会うことのできないようなトップ、シニアマネジメントとのコミュニケーションの機会も多く用意されています。また、内部とのコネクション作りが自然に出来るというのも、フルタイム採用に向けて大きなアドバンテージとなります。将来のキャリアや経験を広げるために、様々な分野に新たに挑戦してみるのも、非常に良い経験でしょう。

 

④フルタイム (2年目 9~12月)

期間については、他と同様となります。フルタイムポジションの獲得には、大きく分けて2通りの方法があります。1つめは、サマーインターンシップを経て内定を得るケース。もう1つは、志望企業に対して新たに採用を申し込むケースです。正式なサマーインターンシップの機会を日本において提供している大手の投資銀行やコンサルティングファーム 等については、この時点でのフルタイムポジションはある程度、数が限られています。しかし、事業会社、ベンチャー企業 等、幅広い選択肢があり、キャリアゴールを見据え、慎重に選択をしていく必要があります。これまでの日本人MBAの人気就職先は、大手投資銀行やコンサルティングファームでしたが、ベンチャー企業、ベンチャーキャピタルなどへの就職も近年では徐々に増えてきています。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る