①戦略コンサルティングファーム (9週間) ニューヨーク、ロンドン

大手戦略コンサルティング・ファームのロンドンオフィスで9週間のインターンシップをしました。非常によく構成されたプログラムで第1週はニューヨークのオフサイトで各オフィスのサマー・アソシエイト達と1週間の研修がありました。米国MBA校や欧州MBA校からのサマー・アソシエイトと交流を深められ、インターン終了後もコンタクトを取っています。

研修ではファームのバリュー、Hypothesis Methodの仕方、分析方法等のイロハを教わりました。コンサルタントに最も大事なスキルとしてHypothesis Methodというものがありますが、これがなかなか難しく、ケースを通じて他校のMBA生やコンサルタントとブレインストームをしたのがとても楽しかったです。

研修終了後は、各オフィスに戻り、二つのプロジェクトチーム (4週間のプロジェクトを二つ)にアサインされました。プロジェクトを通じてコンサルタントの職務だけでなく、ライフスタイルを実感できた他、自分の将来のキャリアにどの様にプラスになるのかを学べました。しかも、実際にクライアントのプロジェクトに付加価値を与えることが強く求められ、とてもDemanding でしたが、大変有意義な経験ができました。

その他にも、サマー・アソシエイトのオフサイト・イベント(一日Poloゲーム体験、CEOやパートナーとのディナー 等々)があり、会社がコンサルタントの育成とケアに重点を置いているのが分かりました。また企業カルチャーもオープンで在職中は社内にいる様々なコンサルタントに業界・会社の話を聞き、交友を深めました。このコンタクトは、フルタイムで働くのにもとても貴重です。インターン終了後も連絡をとって入社前に会社で何が起きているかを確認する情報源ともなります。

色々と良いこと尽くしですが、各インターンのパフォーマンスチェックは大変厳しく、3週間毎にレビューがありました。最終的なオファーを出すまでに何度もプロジェクトマネージャー、パートナーやメンターとのアップデートミーティングがありました。建設的なフィードバックが貰えるので、ソフトスキルも鍛えられた夏でした。

 

②投資銀行(6週間) ロンドン

夏休みは15週間なので、残った6週間を使い投資銀行でインターンをしました。リーマンショックから始まった世界金融の再編に立会う事ができ大変興味深い経験したが、前職が投資銀行だったので何か新しい事を学ぶというより、卒業後のキャリアにオプションを設けるためのインターンと言えるかもしれません (ロンドンでは、卒業後に投資銀行を希望する場合、金融業界でサマーインターンをしないと、フルタイム・ポジションを獲得するのは難しくなります)。

二つのインターンを経験する事に関してはプラス点・マイナス点があると思いますので、私の見解を纏めました。

(良かった点)

  • 私の場合は、夏のインターンが始まる前に、卒業後コンサルタントになるのかインベストメントバンカーに戻るのか、決めていませんでした。市場環境を考慮したので、コンサルティングのインターンシップをメインに起きましたが、自分とのフィット感や自分のキャリアにどの様なインパクトがあるのかを確認する上で両方のオプションを確保しておきたかったのが理由です。
  • 入社前に当コンサルティングファームではインターンポジションからフルタイム・ポジションへの合格率は約50%と聞いていたので、リスクヘッジをする為に二つのプログラムに参加した。特に現在の様なマーケットで二つのインターンを経験するのは、良い戦略だったと思います。
  • 私費留学でしたので、夏の間の臨時収入は嬉しかったです (この軍資金を基に旅行に行きました)。

(残念だった点)

  • さすがに15週間働くのは疲れました (特に、夏学期の試験後すぐに研修に行った為、全然休めませんでした)。
  • 二つのインターンをする場合、インターン先の会社と交渉する必要があります。通常インターンシップの期間は、8週間から12週間です。その為どちらかのインターン期間を短縮する必要があります。その交渉はかなりセンシティブに進めないと両方決裂する場合があります。

総合的に見て、まったく新しいコンサルティング業界に進むと決心する際に両業界を短期間で比べられたのは、とても良かったです。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る