カリキュラムは、1年目にファイナンス、アカウンティング、マーケティング等のCore Coursesを履修することでビジネスリーダーとなるために必要な知識をしっかり習得します。以下に、Core Coursesの一部をご紹介します。

GLAM (Global Leadership Assessment for Management)
グローバルなビジネス環境におけるリーダーシップとチームワーク、Cross-culturalな対人コミュニケーションスキルを、ピアアセスメント、アスレチックワーク、ケースディスカッション、レクチャー等で学ぶコースです。自分自身の主観/客観分析にて強み弱みを知り、自身や企業にとっての利益の最大化が図れるマネジメントを学ぶことができます。インターナショナルな学生が多い当校では特に重要な科目です。多国籍な組織をいかにマネジメントしていくかのノウハウを得ることができ、2年間の生活の基礎になると思います。

Understanding General Management
ケースを多用しながら、企業経営に不可欠なジェネラルマネジメントのフレームワークを、Frame (Mindset)、Relationship、Process、Valueの4つの要素等に分解して効果的に学びます。強力なリーダーシップと精緻なマネジメントの両立の難しさなどを理解し、ビジネスを成功に導く秘訣を知ることができます。

Corporate Finance
最近の実ビジネスでのファイナンス事象やケースを例に、NPV、Valuation、M&A、資金調達、国際ファイナンス、リアルオプション等、コーポレートファイナンスの基本理論と応用を体系的に学びます。ロンドンビジネススクールのファイナンス分野は非常に評価が高く、その上、投資銀行やその他金融機関出身のクラスメートも多いため、授業では実務に沿った議論が活発になされます。通常の科目は10週間のコースですが、Financeは15週間かけて学びます。尚、レクチャーは世界中のMBAでバイブル的存在となっている当校のRichard Brealeyの「Principles of Corporate Finance」 (日本語訳本「コーポレートファイナンス」)をもとに進められます。

Financial Accounting
仕訳の実践等を通して、会計のメカニズムとBS、PLの各アイテムの知識を習得することができます。クラスではIFRSとUSGAAPの双方を学ぶこととなり、その違いについても、しっかりと理解することができます。更に、このクラスで学んだ知識を活用するためのFinancial Accounting Applicationという演習クラスが別途設けられており、実践に備えたカリキュラム構成となっています。

Strategy
“誰に (Who)” “何を (What)” “どのように(How)”提供するのか、という根源的問いに基づく事業戦略の基本フレームワークを、”Positioning”、”Capability”、”Growth and Change”という3つのカテゴリーに分類しつつ、レクチャー、及びケースディスカッション形式で学ぶコースです。Value Chain、Porter’s Five Forces、Value Curve、VRI (Valuable Rare and Inimitable)等、戦略の基本フレームワークを体系的に学ぶことができます。ストラテジーというと一見曖昧な学問だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、講義は見事に理論を整理し、ケースを分析していきます。また、個々の手法を習得するだけでなく、それらを効果的に関連させて各フレームワークの弱みを補強し、戦略の弱みを洗い出し、さらに確度の高い戦略策定と意思決定を可能にすることが学べることは、大変意義深いです。 

Data, Models & Decisions
ディストリビューション、リグレッション等、統計の基礎と定量的精度分析の手法に始まり、@RiskやDecision Tree等の定量分析ツールを使い、リグレッション、センシティビティアナリシス、モンテカルロシミュレーションなど、様々な不確定要素が絡む事業判断において科学的な意思決定方法を学ぶコースです。今後のMBA生活に必要となる知識を十分身につけることができるばかりか、実ビジネスにおいても意思決定の精度向上に有効活用できます。 全く事前知識がない学生であってもしっかりと学べるよう、レクチャーに加え、グループによる小クラスが用意されています。 ケースはロンドンビジネススクールの教授自身が作成したものが多く、非常に説得力に富みます。難解な理論も目から鱗が落ちるほど分かりやすく丁寧に説明され、初心者でも大変満足度の高いコースです。

Managerial Economics

価格理論・競争理論など、企業行動に密接に関連する経済原理を学ぶミクロ経済のコーですス。完全市場での需要・供給、価格、市場参入・撤退、独占・寡占、競争・カルテル、入札・オークション等までを網羅し、大変中身の濃い科目です。講義はゲーム理論にまで及び、価格や企業の意思が自ずと決定されるプロセスを理解することができます。

Discovering Entrepreneurial Opportunities

2006年度より新規にコア科目として登場。起業や新規事業を起こす際に、どのような商品・サービスが顧客が現在抱えている「満たされていないニーズ」を解決することが出来るかを分析し、それをビジネスアイデアとして披露するコースです。最終プレゼンでは実際にロンドンの投資家達を前に自分達のアイデアを売り込みます。

Business, Government & Society
企業倫理・企業責任について、ケースディスカッション、グループプレゼンテーション・ディベートを巧みに織り交ぜ学ぶコースです。ロンドンビジネススクールは、当たり前のようで難しいこの企業倫理の重要性を強く認識し、この企業倫理をコア科目として世界で最も早く採用した学校の一つです。学生のバックグランドは非常に多国籍であるため、議論では様々な国の価値観が明らかになり驚くほど奥深い理解が得られます。自分達が将来のグローバルビジネスで実際に直面しうる事態に、学生たちは真剣そのものです。ケースは、製薬、銀行、飲料メーカーなど、同時代性を重視した分野と内容で、実際にそれらの企業での勤務経験があるクラスメートから生々しい話を聞くこともできます。

Marketing
前半の10週間は、ケースを多様して、マーケティングの基本フレームワーク (3C、セグメンテーション、ポジショニング、4P)を学びます。後半5週間は、スタディグループに分かれ、習得したフレームワークを使い議論を重ねながら、オンラインのシミュレーションを行います。基本コンセプトを実践的に活用するスキルが身につきます。

Managing Organizational Behavior
リーダーシップ、チームワーク、組織設計・企業文化・変革等について、理論、ケースディスカッション、ワークショップの三本立てで体系的に学ぶ実践的コースです。このコースではグループワークが多く、多国籍なグループをいかに効果的にマネージするかというグループアセスメントもたくさんされます。

Operation Management
ボトルネック・クリティカルパス・キャパシティ・スループットタイム等の基本知識から始まり、Supply Chain Management、Total Quality Management、6σ、環境マネジメント等まで、企業がアウトプットを最大化するため、いかに効率的にオペレーションすべきかを学ぶコースです。このコースで使うケースはどれも面白く非常に実践的です。またグループに分かれて、オペレーションのオンラインシュミレーションを行います。

Management Accounting
企業内での業績分析や意思決定をロジカルに行うために必須の管理会計のコースです。前半は、標準原価計算、ジョイントコスト、オーバーヘッドコストやアクティビティベースドコスティングなど、様々なコストアカウンティングの手法をレクチャー中心に学びます。後半は、予算プロセス、パフォーマンス評価、インセンティブシステム等を、レクチャーとケースを交えて学びます。

Global Business Environment

国際マクロ経済の知識と理論を、現実の経済関連トピックも議論しつつ学ぶことができるコースです。経済成長、為替、国際貿易、労働市場、財政・金融政策などを網羅します。EU内各国の経済格差などを題材にした理論と実際の比較分析がされるなど、欧州や世界の現況と課題等の理解を深めるのにとても有効です。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る