勤務経験:Goldman Sachs 5年

Bain Capital 1.5年

 

1.なぜ今MBAか?
周りにビジネスマンが多い環境で育ったためか、小学校の頃から、どこかのタイミングでMBAに行くことはなんとなく決めていました。そしてその後、高校・大学時代に形成された自分の長期的な目標にもMBAが合致していることを確認し、決行しました。大学卒業当初は、2~3年のビジネス経験を積んだ時点でMBAに行こうと思っていたのですが、仕事がすごく充実していて、素晴らしい仲間と想像していた以上に良い経験を積ませて頂いていたので、機会損失が大きすぎると感じ、いったん延期しました。その後金融危機が起こり、ビジネスがスローになったタイミングで、「行くなら今だ」と、留学を決めました。

 

2.LBSを選んだ経緯・志望校選定
自分自身の長期的目標に照らして、できれば名実ともに素晴らしい学校に行きたいと思いました。その中で、LBSを選ぶ主な決め手になったのは、以下2点でした。

 

(1) 学生の成熟度・国際性:「実」
LBSには、5年以上のビジネス経験を経てからきている人が多く、また、約90%が英国外からの学生ということで、米国の学校と比べ、学生の成熟度が高く・国際性に富んでいます。私はMBAを足掛かりにした転職といったような即効力を期待してMBAに来たわけではなく、長期的な目標に向かう上で、MBAにおける経験の質やネットワークの質が重要だったため、当該ポイントに注目しました。

 

(2)ランキング・レピュテーション:「名」
私が長期的に目指している場所では、MBAは浸透しておらず、おそらく「世界ランキングで○○位の学校ですよ」などの分かりやすく具体的な説明が必要なので、LBSがフィナンシャルタイムズのランキングで3年連続世界1位になっている事実と、前職の上司の方が「世界のトップMBA」として挙げて下さった4~5校の中にLBSが入っていたことが、学校選択の重要な材料になりました。

 

3.スケジュール
本格的に準備したのは、3ヶ月くらいでしょうか。というのは、正直なところ、元々もう一年あとに留学に出ようと予定していて、安全のために、試し受験の意味をこめて一年前倒しでアプライをしたという経緯がありました。従って、運よく合格できた後から、もう一年延ばすことの意義を再考し、学校からの奨学金などの影響もあって、即時留学に切り替えました。

 

4.予備校選び
LBSは面接で相当数落とされてしまうと聞き、面接準備に気を遣いました。私は、上記2のような理由から欧州の学校を志望していたので、欧州で優秀な合格実績を持っている英国人のMatthew Aldridge氏に面接コンサルをお願いしました。彼は、確かな経験に基づいて、学校ごとに「何を話すべきか」を理解し、具体的に教えて下さる、素晴らしいコンサルタントでした。値段もリーズナブルですし、skypeで便利に受講でき、お勧めです。

 

5.レジュメ
英文レジュメのフォーマットは色々ありますので、ネットで調べて、ご自身を最もよく表現できるフォーマットを選び、カスタマイズされると良いかと思います。

 

6.TOEFL
私は英語圏に住んだことがないので、最初はどのくらいの点数になるのか不安でしたが、Bon Joviが大好きで、小さい頃からBon Joviを歌っていたおかげでスピーキングセクションがスムーズにいき、一回目で29点が出たため、すぐに終えることができました。何回でも受験できますし、GMATと比べて単純な試験なので、とりあえず試しに受けてみるのが良いかと思います。

 

7.GMAT
試験時間が長いので、とても疲れると思いますが、とにかく自分を信じて集中して頑張ることだと思います。過去問を解いたところ、正直、公式な正答がAでも、「xxという理由でBが正解ともとれる」と言えてしまうような曖昧な問題が相当数ある試験だと個人的には思う部分が大きく、対策段階であまり深追いしても費用対効果が合わないように思います。サッカーに青春を捧げた私には、特に文法の部分が非常に厄介な試験でしたが、大学受験などを経てしっかり英語を勉強して来られた方なら、集中力を高めれば点数が出ると思います。私の場合、大学受験をした彼女(今は奥さん)が教えてくれて、非常に助かりました。奥さんがMBAに行った方がいいんじゃないかと思いました。

 

8.エッセイ
就職活動をした時と考え方は変わりませんでした。自分が長期的にどうなりたいのか、そのために今まで何をしてきて、MBAがどう寄与するのか、といったことを分かりやすく書くよう努めました。学校が「この人をLBS卒業生にしたい」と思ってくれるように意識して書くと良いのかなと思います。また、エッセイコンサルタントのBryan Shih氏にチェックをお願いしました。前述のように、短い期間で提出したため、無理なスケジュールをお願いしましたが、柔軟に対応して下さって、とても助かりました。

 

9.推薦状
大変尊敬する上司の方々が快く書いて下さったため、前述のように、受験の最初の頃は気楽な気持ちでしたが、推薦状を書いて頂いてからは、「この方々に書いて頂いたんだから、合格しなければ」と、自分にプレッシャーをかけることができました。従って、面接準備をしっかり行えたように思います。

 

10.インタビュー
とても楽しい時間でした。LBS卒業生の方2名と面接させて頂きましたが、大変親身になって話を聞いて下さり、面接の中で非常に有益なアドバイスを頂いたりもしました。

 

11.受験を終えて
LBS生活も約7ヶ月が過ぎ、「本当に来て良かった」と感じています。前述のように「長期的な価値」に重きを置いていた私ですが、短期的にもキャピタライズできる可能性につながるようなビジネスのチャンスが舞い込んでくるなど、想像していなかったことが沢山起こっています。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る