先日Financial TimesがMasters in Finance Post-experience 2018を公表し、LBSのMiFが見事1位(2年連続7回目)を獲得しました。

(ランキング)

http://rankings.ft.com/businessschoolrankings/masters-in-finance-post-experience-2018

(評価基準)

https://www.ft.com/content/288c40c0-69ab-11e8-aee1-39f3459514fd

ランキングをご覧いただければお分かりの通り、実務経験者向けのファイナンス修士課程は数が限られており、例年Cambridge Judge Business Schoolのそれと事実上の一騎打ち、というのが実際のところです。しかしながら、総合大学として世界的に権威のあるケンブリッジをほぼ毎年抑えているのには確かな理由があるように思います。以下は、勝手に筆者が思いついたLBSのアドバンテージです。

・金融センターであるロンドンという地の利を活かした就職活動が可能です。特にFTランキングとの関係では、卒業後の給与レベルや上昇度合いに重めのウェイトが設定されているため、ロンドンでの就活の容易さは重要なファクターとなります。金融街が近いということは、単にインタビューの際の移動が楽、というような単純な話ではなく、ネットワーキングやパートタイムのインターンが容易になるなど、様々なアドバンテージがあると思います。(参考:「MiF生の就職活動」http://www.lbsjapan.com/archives/3480)

・これも地の利を活かしていると言えますが、2年間のPart Timeコースが開設されており、金融街で働く多くの金融マンたちがLBSで学んでいます。Full Timeにいる筆者から見ると、忙しい中余暇を学習に充てている彼らは、目的意識がはっきりしており、モチベーションが非常に高いように感じます。彼らがいること自体が学生の質の平均値を押し上げていることは間違いないですが、(Core Courseこそ別々に学んでいますが)Electiveやその他のイベントを通じて彼らから受ける刺激はFull Timeやその他のコースの学生にも好影響を与えているとも言えるでしょう。(Part Timeについては後日Part Timeの同級生が何かしら記事を書いてくれるものと思います)

・ファイナンスと一口に言っても非常に幅広いElectiveが開設されており、各々のキャリアに沿った履修が可能です(ケンブリッジのElectiveリストを見たことがないので比較できませんが、少なくてもマンモス名門MBAにもないようなファイナンス系の授業が開設されているようです)。逆に言うと、「あまり将来の自分の業務に活きないな・・・」といった科目を履修する必要がないということでもあり、一年間という短い期間では非常に重要な点だと思います。これは、金融街から実務家を招きやすい立地や、MiF・2年制(従って多く選択科目を履修する)MBAその他の修士課程が開設されていることによるファイナンス系の学生の層の厚さなどに支えられているものと思われます。

・なお、同種のコース数が少ないという意味でコンペティティブでないということは、学生の質が低いことを全く意味しません。他の選択肢がある中で敢えてファイナンス専門のコースを選択しているということもあり、世界トップレベルMBAを有するLBSコミュニティの中にあっても、ファイナンス系のクラブ活動や授業におけるMiF生の存在感はかなり大きいと言えるでしょう。

・・・とここまで書きましたが、ケンブリッジには総合大学としての強みや世界的なブランド力があると思われますし、あの独特な雰囲気で過ごす学生生活にはロンドンと違った楽しみがあることでしょう。筆者としては、ケンブリッジと競争するというより、両コースが互いの特色を生かしつつ金融でステップアップを目指す方々の留学先としてより有力な選択肢になるよう、ともにファイナンス修士というもの自体を更にアピールしていきたいと思っています。少しでもMiFに興味を抱いてくださった方は、ご遠慮なく問い合わせフォームにご連絡をいただければと思います。ここには書ききれない内容も含めお伝えできることがあるものと思います。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る