皆さん、こんにちは。MBA2019のNです。今回は日本人留学生の夏期インターンシップの状況について書きたいと思います。

そもそもLBSの夏休みですが、非常~~に長いです。どれぐらい長いかと言いますと、ブロックウィーク(集中講義)も夏期のアントレ等の特別プログラムも全く取らない人は、6月の半ばから、なんと9月半ば(!)まで、約3か月間、おおよそ社会復帰も学生復帰も出来なくなりそうな長~い期間の夏休み(またの名をモラトリアム期間)があります。周りの多くの学生は、就職活動の一環でコンサルティングファームや投資銀行、最近ではテック(Amazon等)、PE/VC(僅か)で、卒業後のキャリアに直接結びつくようなインターンをして過ごすことが一般的です。

日本人留学生はと言いますと、これも過ごし方は様々でせっかくなので3か月間ひたすら旅行する人もいれば、いやいや、学生なので勉学に励まなくては!と夏期プログラムを取る人も少なからず(?)います。このように様々な過ごし方がありますが、今しか出来ない過ごし方ということでインターンを選択する人が多数です。

日本人留学生のインターン事情ですが、毎年実に幅広い業界でインターンをやっています。以前の記事にも紹介がありましたが、アフリカにフォーカスした政府系のPEファンドでインターンをしている者もいれば、他のノンジャパの学生のように卒業後の進路を考え、外資系投資銀行・コンサルティングファームなどでインターンする者もおります。

さて、今年はと言いますと、まだ年が明けたばかりじゃないか!と思う人も多いと思いますが、MBAの学生は基本せっかちな性格(先が見えていないと落ち着かない!?)から既にインターン先(または方向性)を決めている者も多く、以下の通りとなっています(一部プロセス中のものも含む)。

日本:外資系投資銀行/外資系コンサル、PEファンド、スタートアップ

欧州:政府系金融機関、派遣元企業のロンドン拠点、スタートアップ(FinTech/ヘルスケア)

米国:西海岸のメガベンチャー(どうやって見つけてきた…)

例年どうかは分かりませんが、今年はスタートアップでのインターンが多い印象です。特にロンドンというロケーションから、通常時のPart-timeに限らずスタートアップでのインターン機会は非常に多く、MBAの2年生からの紹介、学内のJOB BOARDでの募集、派遣元の紹介と、皆あの手この手で見つけてきています。米国のMBAと比較しても、LBSの日本人留学生のスタートアップにおけるインターン率は非常に高いと感じています。ロンドンというロケーションは、勿論スタートアップの数が多いということもありますが、日本人を含む非英語圏の人間に対しても非常に多くの機会が開かれています。特にLBSの学生ということで、LinkedInでコールドメールをしても大抵レスポンスが返ってきます。ロケーション×ブランドを上手く活用すれば、日本人でもいくらでもチャンスがあると言えるのではないでしょうか。

先日Managing Organizational Behaviourという授業でPluralistic Ignorance(=“多元的無知” – 組織の中でトップの方針に違和感を感じたとしても、各個人は「そういう方針もあるだろう」という雰囲気に流されてしまい、そのまま全体としての方針として決定されてしまう現象)について学んだのですが、スタートアップでは大企業との比較という意味において、各個人がどのように行動しているのか、またPluralistic Ignoranceに対してどのような対策が実行されているのか、はたまたその対策がどの程度実効性があるのか等についても垣間見られる点においても、貴重な機会だと思います。

これからLBSに入ってくる皆様、将来入ることを検討している皆様、このLBS特有の長~い夏休みに、自分を見つめ直す機会、または1年生の間のLBSでの学びを実践の場で試す機会としてロンドンでのインターンを活用してみることも考えてみては如何でしょうか?

(※尚、筆者は単身赴任故、愛する妻に会いに日本に帰ります。)

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る