1.基本情報

A)     職歴:経営コンサルタント6年、事業会社経営戦略部門2年

B)     留学形態:私費

C)     英語・海外経験:海外出張・研修等

D)     受験校 (欧州)LBS, IMD(途中辞退) (米国)Chicago Booth(WL)

E)     合格校(Waitlist除く):LBS

F)     GMAT(GRE)スコア:710(V38、M49)  

G)     TOEFL(IELTS)スコア:IELTS 7.0(R8.0、L7.5、S6.5、W6.5)

H)     奨学金:無

I)       LBSへのキャンパスビジットへの有無:有

2.Why MBA?

これまでのキャリアが国内中心であったため、どこかのタイミングで海外勤務かMBAで経験を積みたいと考えていました。在籍していた企業での海外勤務も模索しましたが、タイミング等が合わず、また年齢的にも30代であったことから、MBA進学を決めました。

3.Why LBS?

・Diversity & Maturity

様々なMBAホルダーの方々にお話を伺った上で、いわゆる米国・欧州トップスクールであれば、授業自体の品質にはさほど大きな差はないのでは感じ、自身としては誰と一緒に学ぶかを大事にしたいと考えました。そうした際、自身がこれまで国内中心のキャリアであったこともあり、世界各国から学生が集まること、また比較的実務経験が長い学生の集まる欧州校が魅力的に映り、欧州校中心に見ていくことにしました。この点は自身の学びを高めることに加え、LBSではある意味全員がマイノリティであることから、クラブ活動等でもリーダーシップポジションを獲得できる機会が非常に多いと感じています。

・London (Location)

授業自体を通じての学びに加え、学外のリソースの豊富さという観点から、ロンドンという立地は欧州校の中でも最も魅力的な立地の一つであると考えました。本稿執筆時点で入学から2カ月ほどが経過していますが、この考えは想像以上であったと感じています。例えば学内では授業内やクラブ活動で毎日のように様々なゲストスピーカーを招聘しています。学外ではスタートアップのMeet upやイベントなどが多数開催されており、またアルムナイも多数ロンドンで働いているため、コーヒーチャットも気軽に応じてもらっています。また、後述しますがインターンをフルタイム/パートタイムで行える機会も豊富です。

一方、入学前にあまり想像していなかったポジティブなサプライズとしては、トレック・旅行機会の豊富さがありました。ロンドンからであれば欧州各地に非常に格安かつ利便性も高いため、公式・非公式含めて年間で数十のトレックがあり、またその外にも個人間での旅行も頻繁に行われています。旅行というとややMBAの本筋からは離れるようには聞こえますが、普段の学校中心の生活での繋がりを超え、共に多くの時間を過ごせる時間は、非常に貴重な機会と強く実感しています。

・Program flexibility

LBSの特徴の一つとして、自身の興味やフォーカスに合わせて、プログラムを自由に組める自由度の高さが挙げられると思います。通常の21カ月に加え、15、18カ月で卒業できるオプションがあることからも分かる通り、授業自体のワークロードはそこまできつくない印象です。したがって、例えば冬学期に授業を寄せ、秋学期はほとんどの時間を現地でのフルタイム/パートタイムのインターンシップに時間を費やすことも可能であり、実際にそうしている学生も非常に多くいます。私自身も今後の自身のキャリアを考える上で、リスクフリーで様々な分野に挑戦できる機会を重視し、それを最大化できるLBSのプログラムは学校選択の上での一つの重要なポイントとなりました。

 

4.受験スケジュール及び準備

16年1-3月:AGOS IELTS講座に通塾

16年5月:IELTS 7. 0獲得。一旦足切りラインは超えたと考え、GMATへ移行(以降、定期的にIELTS受験も結果的には最終スコアは変わらず)。濱口塾に通塾開始

16年8月:GMAT 初受験。710点を獲得できたため、GMAT終了

16年9月:LBS、IMDへキャンパスビジット

16年10-12月:エッセイ作成(LBS, Chicago Booth)

17年1月:エッセイ作成(IMD)

17年2月:LBS, Chicago Boothインタビュー

17年3月:第1志望のLBSから合格をもらえ、LBSに進学決定

 

5.使用教材、予備校、カウンセラー

IELTS

AGOS IELTS講座を受講。特にReading/Speaking (Advanced; John Grant)は、IELTSに特徴的なテクニックを学習できた点が非常に有益でした。一方、反省としては、Wに時間を割いたものの安定して7.0以上は出せなかったので、R/Lにもっと時間を割いてコンスタントに8-8.5を出すように集中した方がOverall 7.5超えを狙えたかと感じています。

 

GMAT 濱口塾

基本は濱口塾のみ、単語のみ「GMAT重要単語」のレベルA-Bをやりました。よく言われることですが、SCは全選択肢がなぜ誤っているのかを説明できるようにする、CRは常にロジックパターンを意識する、RCは単語、あとはひたすら反復することがポイントと思います。SC・CRは濱口塾の問題で間違えたところを中心に数周することで、ある程度パターンが見えてくるようになりました。RCは、TOEFL3800をGMAT重要単語で補うイメージで単語力を強化しました。

 

カウンセラー Matthew Aldridge(メイン)、Ed Lee(セカンド)

3人のカウンセラーと会い、上記の形でお願いすることにしました。Matthewはインタビュー対策として高い評判を聞いていましたが、エッセイも非常に満足しました。

・エッセイ作成+インタビュー対策の連続したアプローチ

Matthewがよく言っていたことですが、エッセイとインタビューを深めるアプローチは同じであり、同時に進めるべきと思います。話すことではじめてロジックの弱さや矛盾に気づけ、それをエッセイにフィードバックしていくMatthewのプロセスは非常に効率的でした。必然としてインタビュー対策もスムーズに行えました。

・高いレベルのフィードバック

上記で内容を膨らませた後は字数をあまり気にせず一気に書ききり、それをMatthewに修正・文字数を収めてもらうプロセスを取りました。単に文言をいじるだけでなく、ストーリーの組み方も含めて提案して進めてくれたため、非常に助かりました。また、インタビューでは常に“どう自分を売るか”という視点から、言葉の選択や話し方なども含めたフィードバックをもらえ、とても有益でした。

・良心的価格

近年どのカウンセラーも非常に高価格であり、特に私費や、ネイティブでなくカウンセリング回数がかさむアプリカントには共通の悩みかと思います。そのような中、Matthewの良心的な価格設定は非常に助かりました。人によって必要な時間は違うとのMatthewの考えからパッケージでのサービス提供はしていませんが、特に繁忙期でも価格は上げずに対応してくれたため、自分に必要な量のカウンセリングをお願いできました。

 

その他

特に情報収集、インタビュー対策については、非常に友人に助けられました。インタビューは必ずしもカウンセラーとだけやる必要はなく、重要なのは練習量ですので、是非友人と積極的かつ早期にされることをお勧めいたします。

 

6.受験生へのメッセージ

自身のプロセスを振り返り、うまく行った点があったとすると、あまり多くの教材に飛びつかず短期集中で進めたこと、スコアに過度に拘らずに次の段階に進んだことかと思います。前者に関しては、月次・週次・日次でスケジュールに落とし、ひたすらそれをこなしていきました(仕事の波により7-8割の消化率が現実でしたが)。後者は、様々な情報収集から、欧州校はある程度のスコアがあれば、あとはエッセイ・インタビューが重視される傾向にあるよう見受けられたため、時間も限られていたのでそのような戦略を取りました。

仕事と両立しての受験プロセスは非常に大変ですが、一方で得られるものもとても大きいと思います。私の場合は、自身のキャリアを(無理やりにでも)振り返って考える機会、英語力の底上げ、受験プロセス・合格後に出来た友人のネットワーク、そして何よりこれからの2年間のMBAなど、現時点までだけでも非常に大きなリターンを感じています。

以上、あくまでいち受験を終えた立場の見方にしか過ぎませんが、皆さまの参考になりましたら幸いです。是非悔いの残らないよう頑張ってください!

 

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る