(Why London Business School? Why MiF?)
私は日本の大手渉外法律事務所で弁護士として、M&A、Private Equity, Project Finance等のDealのLegal Counselをしていました。これらのDealにおいては、高度な法律知識はもちろんのこと、法律家といえどもDeal の本質についての深い理解を必要とします。また、留学前に米国の大手法律事務所の弁護士と仕事をした際の経験や、London Business School入学前に留学していた米国のロースクールにおける経験を通じて、日本においても法律家が法律だけではなく、法律の周辺分野の知識を有することの重要性を痛感していました。そうした中London Business SchoolのMiFへ出願したのは、10ヶ月という短期間でFinanceを集中して学習することができるプログラムであること、またFinance中心のプログラムには珍しく、M&AやPrivate Equityなどの実務的なコースを有していたからです。さらに、Financeを学ぶ上では、ロンドンという立地も非常に魅力的なものがありました。

 

(合格までの経緯、対策)
私は2月に出願し、3月に合格通知を受領することができましたが、準備を始めた時期が前年の8月下旬と非常に遅く、出願までの時間もあまりありませんでしたので、限られた時間の中で効率的に準備を進める必要がありました。

 

1月はじめにGMATで目標とする点数を出した後はエッセイと推薦状に取り組みました。MiFのエッセイはMBAと異なり、Personal Statementに近いものをA4 1枚にまとめるというもののみでしたので、自分のメッセージをA4 1枚の中に凝縮する必要があり、分量は少なかったものの、かなりの時間をかけて推敲を重ねました。私の場合は、自分のキャリアの中でなぜMiFが必要かというストーリーを組み立てるとともに、Financeのバックグラウンドが他のアプリカントの方と比べて弱いと感じていたことから、MiFのために自分なりに準備をしていたことなども具体的に記載するなどしてその点を補うよう努めました。推薦状については、自分のことをよく知ってもらっている方に、できるだけ具体的な形で書いていただけるようにお願いをしました。

 

出願後、まもなく書類選考を通過しましたので、面接の準備を行いました。私の場合、当時米国に在住していたことから、米国在住のアメリカ人の卒業生が面接官でした。面接の準備に際しては、学校の公式サイト、ブローシャー、日本語サイトに記載されているいわゆる公開情報は仔細に検討するとともに、知人の在校生、卒業生からも学校、プログラム等の情報を仕入れるよう努めました。面接は正味20分―30分程度で、基本的なことですが、なぜMiFかということや、合格した場合に進学の意思があるかなどについて聞かれる一方、私の方からは事前に仕入れたプログラムの情報を散りばめた回答、質問等を心掛けて、熱意を伝えました。全体的にアドミッションのプロセスは非常にスピーディーで、2月下旬に出願後、3月上旬には書類選考の通過と面接の通知が来て数日後に面接を行い、3月中旬には最終合格の通知を受領しました。

 

(最後に)
実際にプログラムが始まって約1ヶ月強が経過しましたが、MBAと比べても期間が短いことから、プログラムはとてもインテンシブで、Financeのバックグラウンドが弱い私としては大変な日々を送っています。ただ、授業のクオリティは非常に高く、また優秀なクラスメートが多数存在することから、日々学ぶことは多く、私にとってのMiFは、受験時に想像していた以上に素晴らしいプログラムです。日本においてもアメリカ型の資本主義が浸透していく中で、MiFにおいて学ぶことのできる実務的なFinanceの知識は、今後の日本においてもさまざまな場面で生きてくると思います。チャレンジ精神旺盛で、意欲ある方々が1人でも多くMiFで学び、ご活躍されることを願っております。

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る