LBSでは15ヶ月卒業を選ばなければ、2年目に他MBAプログラム提携校へ交換留学をすることができます。私は学部教育をアメリカで、大学院を日本で、MBAをイギリスで、と落ち着くことなくフラフラしてきたのですが、交換留学の機会も今まで教育を受けたことのない新しい国で、との思いから上海にあるChina Europe International Business School (CEIBS)を選択しました。 私見ばかりではありますが、上海への交換留学を終えて強く印象に残っていることを羅列してみます。限られた選択科目しか履修していないことから、CEIBSの授業関連に関しての記述は避けます。

 

・MBAのnetworkの有用さ

私は金融出身で、中国金融市場に興味があったのですが、投資銀行やアセットマネジメントで働いているLBS Alumniは多く、またalumniを通じて様々な方をご紹介していただきました。ヘッジファンド、VC、規制当局の方などとのお話しや意見交換の機会は上海に来ること/LBSのAlumni communityなしには効率的に設けることができなかったと思います。もちろん、CEIBSの友人や教授からも実務家を紹介してもらうことができ、色々な情報交換の機会が持てました。

・中国人のハングリーさ

中国人のハングリーさには圧倒される部分がありました。特に、こちらが中国語をわからないのにそれでも手を引いて部屋を見せる不動産屋には驚きました。このハングリーさは見習うべきところがあるなあ、となまじ外見が似ているせいか余計に思いました。

・日本人として中国で暮らすこと

「地球の歩き方」に掲載されていない山奥の村に行って『日本人と犬は接近禁止』という張り紙を見たときには笑いましたが、気を遣われたのか一緒に観光していたドイツ人からは「ここではMr. Kimという名で呼ぼう」と言われたことに居心地の悪い思いをしました。上海では日本好きな中国人ももちろん多いのですが、初めて会う人に自己紹介で国籍を言うときはいつも緊張しました。ロンドンでは2回目の留学ということもあり適当に過ごしていましたが、ここまで自分が日本人であることを意識したのは久しぶりだったと思います。

・上海での暮らし

上海では現地中国人宅にホームステイしました。生活習慣、良く見るテレビ番組、仲秋節での過ごし方、「アイさん(阿姨)」と呼ばれる家政婦への接し方など、一緒に住んでいたからこそ多くの側面に触れることができた気がします。学校まで距離があったので自転車には乗りませんでしたが、1.5元の肉まんを買い食いしながらバスに乗って学校へ行く学生生活は新鮮なものでした。

 

交換留学は楽しいことばかりでなく、デメリットもあるかと思います。私自身は交換留学の機会があること自体をLBSの大きな魅力と感じていましたし、実際に色々なことを考えさせられた上海での暮らしはMBA生活の一つの大きなハイライトとなりました。

(MBA2014 Y.M)

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る