LBSでは1年目の必修科目群において、学校側からassignされた6-7名のstudy groupで課題などを行います。最終成績の20-30%程度がstudy group単位での課題で占められるので重要なものですが、それと同時に学校側が決定するという強制的なグループワークによってLBSの多様性の価値が活かされていると考えています。

MBAMBA2

参考までに、入学してすぐに発表された私のstudy groupは以下の7人。

アメリカ出身の男性、前職はコンサルタント。

ペルー出身の男性、前職はメーカー。

スペイン出身の男性、前職はコンサルタント。

南アフリカ出身の男性、前職は資源開発。

インド出身の女性、前職は投資銀行IB部門。

ロシア出身の女性、前職はマーケティング。

日本出身の私(男性)、前職は投資銀行Market部門

 

色々なイベントを乗り越えてすごく仲の良くなった7名ですが、強制されていなければここまでバックグラウンドの異なるメンバーと密な人間関係を築くのは容易ではなかったと思います。もちろんこれ以外にもbusiness competitionや学校のイベントなどを通じて他の学生と共同作業をする機会は十分にあるのですが、1年というMBA生活の半分程度を自らの得意な分野だけでなく不得手な分野もお互いに補助し合いながら築いていく関係性というのはやはり特別なものです。

 

入学直後には、まだ本当にお互いの名前程度しか知らない状況で「Away Day」と呼ばれるイベントにstudy group単位で参加させられます。これはロッククライミングやパズルなど、どれも一人では攻略不可能なように設計されたアトラクションをstudy groupで挑戦していくなかで、協調性の重要さを理解するとともにstudy groupの絆を深めることが目的のLBSの名物イベントの一つです。早朝に集まったときはよそよそしい雰囲気があったメンバーですが、アトラクションを全て終えて夕方BBQを囲むときには既に戦友となり絆を深めることに成功したのでした。

(Away Dayの詳細に関しては別記事がありますのでリンク参照:http://www.lbsjapan.com/archives/1255

 

1学期の最初いくつかのグループワークも終え各メンバーの性格なども把握できた頃、次はstudy group内でお互いにMBAを通じて自らが伸ばしたいソフトスキルを話し合う機会が設けられます。それまでに気づいた相手の長所や伸ばしたほうがいい箇所、反対に修正したほうがいいと思う箇所を率直に指摘し合い、尚且つその話し合いを踏まえて今後のstudy groupをどのように全員がmanageするかという約束事の「Team Contract」を作成します。私自身ここで受けたアドバイスは本当に参考になるものであり、study groupの洞察力に驚くとともにAway Dayなどを通じてお互いを理解する機会を短期間で用意したLBSのプログラムに感嘆したものでした。

 

学生生活が進み就職活動やそれぞれの課外活動が学校の課題と重なり、study groupの運営が暗礁に乗り上げるgroupも散見されますし、そもそも学校側がわざと「喧嘩するように」バックグラウンドの異なるメンバーを選んだりしているという噂もあります。

 

それでもstudy groupで海外旅行するgroupもあったり、お互いの誕生日や婚約などのライフイベントをpubやclubで祝ったり、授業中にmemberの国のcaseが出た場合には携帯のチャットアプリを使って「教授をやんわり否定しつつ自分の国を褒めろ」とお互いをけしかけ合ったりと本当に昔からの親友であるかのような関係性を築くこともできます。

 

私自身は今のstudy groupと学習できるLBSの環境に満足しており、彼らとの議論や他愛もない会話は本当に自分の視野を広げてくれます。アメリカの保険制度やインドの宗教と結婚の関係性について意見を交わしたり、『なんで「いただきます」なんて言うんだ』と尋ねるスペイン人に『食べることが出来ることに感謝をしているのだ、トマト祭りの廃止について考えてくれないか』と冗談を言ったりと非常に「学生らしい」実りある時間を過ごしています。

 

(MBA2014 Y.M)

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る