5日ほどチュニジアへ行ってきた。ロンドンからだと2、3時間で行ける。首都チュニスで出会った日本人の女性旅行者はドイツを経由して20時間をも費やしてこの国に入ったという。それに比べるとロンドンからの旅行は気軽で楽だ。

既にチュニジアを1カ月旅しているという彼女は数日のうちにモロッコへ向かうとのことだった。メインストリートであるハビブ・ブルギバ通りは22時というのに賑わっており、僕はオープンカフェでオレンジを絞っただけの温いジュースを飲んだ。通りの中央にある遊歩道には革命から2年が過ぎることが記された旗が静かにたなびいている。砂漠を見たいんです、と言うと彼女はクサール・ギレンという地名を教えてくれた。砂漠もいいけど星空が綺麗だという、願いが足りなくなるぐらいの流れ星が流れている、とも。

ルアージュと呼ばれる乗合バスを町から町へ乗り継ぎ、サハラの大砂丘の入り口と呼ばれるドゥーズという町へ着いたのは3日目の昼だった。そこから更に現地のツアーガイドを雇い車で4時間の道のりだった。クサール・ギレンとは砂漠の中のオアシスにある村だった。砂漠を臨む建物の屋根で若者が3人コーヒーを飲みながら夕陽を眺めていた。

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砂漠の夜は冷えたが彼女の教えてくれたとおり星は綺麗だった。新月で月明かりが邪魔をしないだけ彼女が教えてくれたよりも流れ星は多かったのかもしれない。

チュニジアから戻ると深夜のロンドンは雪が降っていた。目を閉じて朝になると、もう新学期が始まるのだ。
(MBA2014 T.T)

(c) LBS Japan Club 2012▲ ページ先頭に戻る